2008年10月4日(土)
抗ガン剤(ドセタキセル+シスプラチン+5FU)5日間投与。
今日の時点で父が自覚している副作用は3つ。
「食欲不振」「吐き気」「倦怠感」
それから「下痢」も少々。
副作用の説明にあった「口内炎」はなし。
同じ抗ガン剤治療であってもl、
副作用には個人差があるのでしょうが。
倦怠感は四六時中で、
ちょっと姿勢を変えるときにも、
「あいたたた。」
といい、しんどそう。
食欲不振は、吐き気の影響の強さを感じる。
「本当に食べられなくなるもんだな。たったあれだけの量でさえ食べられないなんて。」
と、遠くを見ながらしみじみ言う。
実感の伴った言葉。
空腹感は感じるようですが、でも、食欲がわかない。
薬は飲める。
水は飲める(薬を飲むとき)。
そして、
私がいるうちにすすめてみた龍角散のど飴は大丈夫だった。
「食事の時間が近づくと憂鬱になる。」
吐き気をもよおすとのこと。
おそらく、食事のあのにおいがだめでしょう。
自分が寝込んでいるときや妊婦さんのつわりをイメージすると、
すごくよくわかる。
食事の時間が近づくと、確かに食事のあのにおい。
父は辛そうに、
横になってみたり、うつ伏せで(においを避けるよう)枕に顔をうずめてみたりする。
食事のにおいの不快感を想像し、
健康な私でさえ、具合の悪さを共感するかのように不快感を感じる。
「これはにおいのせい。」
と、父に伝え、においを嗅がぬよう伝える。
詰め所へ行き、
「食事のにおいが辛いようなので、マスクを貰うことができますか?」
と尋ねると、
「病院の入口にマスクを売っている。」
との返事。
ようは、ケアとしてのマスクの配布はしていないらしい。
1階に降りてマスクを買ってくる。父にすすめる。
その効果は?不明。
このにおいを嗅ぎ続けるより、寝てしまった方が父には楽だろうと思い、
マスクを渡してまもまく、病院を出てきたから。
マスクでどれだけしのげたかどうかは、明日聞いてこよう。
抗ガン剤治療後に(後数日で)白血球の数値の低下がピークになる。
つまりは、抵抗力が弱まるということ。
だから今日も、お見舞いの際にはマスクした方がいいかな?
と、思っていたくらい。
そんな感染症予防の意味でマスクの話をしていましたが、
「吐き気=におい」の話を聞いて、
父は改めて、マスクをリクエスト。
今日は久々のお見舞いだっただけに、
まだまだ、続く。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます