記録日記
2008年9月~2009年1月抗がん剤治療。翌2月~4月放射線治療。
一通りの治療が終わりました。
2010年2月に再発、手術入院を経て、現在は2ヶ月に1回の定期通院、服薬と代替医療としてのサプリメント摂取を継続しています。
2011年3月、再発。甲状腺切除手術。
これまでの治療経過とその後の生活を綴っています。
2008年9月~2009年1月抗がん剤治療。翌2月~4月放射線治療。
一通りの治療が終わりました。
2010年2月に再発、手術入院を経て、現在は2ヶ月に1回の定期通院、服薬と代替医療としてのサプリメント摂取を継続しています。
2011年3月、再発。甲状腺切除手術。
これまでの治療経過とその後の生活を綴っています。
10月31日(土)
父を日本シリーズ観戦に札幌ドームまで送っていった。
私も自宅でテレビ観戦。
日本ハム、12安打も12残塁で惜敗…日本S
結果は惜敗。
ドームまで送る車中、22日の定期通院の結果を聞く。
少し言いよどみ、間をおく父。
(ん?)
「一ヶ所気になるところがあるって。」
喉のところに小さな腫瘍が認められたとのこと。
写真を見ながらその部位について説明を受けたそう。
そのために薬が増えたとか、治療を施すとかいうのではなく、
再発しないよう経過観察していくとのこと。
緩解。
抗がん剤と放射線の長い治療生活を終えたものの、
癌とは一生のおつきあい、とは考えていた。
それにしても早い。
それとも。
再発と診断される前の、小さな腫瘍部の存在を
早期に確認できる、かかりつけの病院の
医療技術の高さを信頼すべきなのだろうか。
何かアドバイスを受けたか?の問いには、
特になし。とのこと。
サプリメントは今は1日何粒?
尋ねると、
「3粒」とのこと。
「1日2回にわけてみようかな。」と父。
次の定期通院まで、意識して増やしてみては?
ということと、
6粒までやそれ以上も可能であること、
なるべく空腹時の摂取が望ましい、
ということを伝える。
今、できることをひとつでも。
父は今、どんな心境でいるだろう。
私も父と一緒に向かい続けるよ。
少し休んでいた、
また、いろいろ情報収集をしよう。
冬の本格京都旅行を思い出す。
9回裏。4対2。ジャイアンツのリード。2アウト3塁。
日ハムはそこから1得点。1点差につめよる。
2アウト。そんな状況でも何かを期待させる。
なぜだろう。
CSで見せた逆転さよなら満塁ホームラン。
そんなチームの底力が、
ファンの心理を支えている。
「負けちゃったけど、夢のある球団だね。」
そう、父にメールを送る。
最後まで期待を抱けること。
底力を信じられること。
夢のあること。
投影。なのでしょう。
そんな身近な事実が、
私たちに力をくれる。
この日、
札幌には初雪が降りました。