記録日記
2008年9月~2009年1月抗がん剤治療。翌2月~4月放射線治療。
一通りの治療が終わりました。
2010年2月に再発、手術入院を経て、現在は2ヶ月に1回の定期通院、服薬と代替医療としてのサプリメント摂取を継続しています。
2011年3月、再発。甲状腺切除手術。
これまでの治療経過とその後の生活を綴っています。
2008年9月~2009年1月抗がん剤治療。翌2月~4月放射線治療。
一通りの治療が終わりました。
2010年2月に再発、手術入院を経て、現在は2ヶ月に1回の定期通院、服薬と代替医療としてのサプリメント摂取を継続しています。
2011年3月、再発。甲状腺切除手術。
これまでの治療経過とその後の生活を綴っています。
10月13日(月)
差し入れ~デラウェア1房、カットメロン
今日は久々に自転車で病院へ。
最近は一日の寒暖差を感じるようになってきましたが、今日は、
自転車で体を動かす分には、寒くない程度の気温。
昨日購入した「抗がん剤・放射線治療と食事のくふう」の本を
明日お見舞いに来る母に渡してもらうよう父へ預ける。
例えば、食欲不振、吐き気・おう吐、下痢、白血球減少といった症状別に
その要因や食事の際に気をつけたいこと、
食べやすい食事などについて書かれている。
昨日の反省にもあったように、
長く食欲不振だった父に、抗がん作用のある食品の情報ばかり提供していたのは、
父にとっては負担になっていたのではないかと思う。(特に食欲不振時期の後半)
父に読んで欲しい内容もあったけど、
今日はさらっと渡すに留める。
父はぱらぱらとめくった後、引き出しにしまう。
昨日持っていったカットメロンと梨は、8割ほど食べていた。
冷蔵庫にプリンがある。
父はそれを出す。私の前でそれを食べる。
朝も、売店でコーヒーゼリーを買って食べたようで。
さらに、食事をお粥から普通食に戻したと聞き、驚く。
一昨日までは、三分粥だっただけに。
一昨日までは、よくても主食くらいしか食べられなかった。
だから、おかずも食べられているという話に驚いたのです。
夕食の献立にあった、「ギセイ豆腐蒸し」というのがどんなものか見たい。
写真にとって帰る。
と、私が言ったので、食事のコールが入ると、
父はすぐ、食堂へ向かう。
本当はもっと後で食べに行きたかったのではないかと思うけど。
写真にパチリ。
その他のメニューは、ちらし寿司にお浸し、お吸い物。
完食。
たかが食事、されど食事。
普通食を食べられるようになったことは本当にうれしいこと。
食後も、病室に戻り、半端のメロンと梨を食べきった。
結構お腹がきつかったと思う。
でもきっと、私がいて、ちょっとがんばって食べてくれたと思う。
「食べられる」父を見るのが、私にとってうれしいこと、と、
父は感じた(わかった)からでしょう。
父さん、ちょっとがんばらせてごめんね。
そして、ありがとう。
父さん、大好きだよ。