岩手県・遠野市の工務店・(有)菊正建設の社長ブログ、住まいづくり奮戦記。「親方は営業に忙しい」 

親方の日常を日記風に書いています。読めばホットな気分になるぞ。どうかな?みんなもがんばろうね!

退院だが不安がいっぱいの友人は・・・

2007年10月15日 23時23分00秒 | よもやま話編
画像は八幡平中腹の温泉付近です。
10月15日(月曜日)晴れ。
今日は盛岡にあるリハビリティーションセンターに行って来た。
一日も早く社会復帰したいと頑張っている友人に逢いに行って来たのだ。
家族からの話には杖を使い歩ける様になったとの事と来月退院と言う事でした。
さぞかし元気になり家に帰る事を楽しみにしてるだろうと思い訪問したが
どうやら期待を裏切る事になった。
痛みを持ったままの退院と、退院するにしても家の段差、そしてその生活を、
そしてこの先の不安等喜べない材料があまりにも多過ぎるようだ。
車椅子で生活できる住いの提案が終わり帰り際に玄関まで車椅子で見送ってくれた友人。
「何でこうなったんだろう?」と悔やむ。
「すべて意味があるよ」「今はわからないかも知れないが」と励ました。
なぜこうなったのか気持ちの整理が出来ないまま悶々としていた友人にとって
一点の希望の光を見出したのかもしれない。表情が明るくなり目を潤ませていた。
「それでは寒いですから中に入ってください」「大丈夫です」「それでは帰ります」
車に乗って玄関前を通ったらまだ玄関で見送くるために待っていた。
その姿はまるでありがとうございましたと言っているようだった。
女房も窓を開けて手を振った。小さく見えなくなるまで。
さわやかな感動の瞬間であった。
どんどはれ。


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2 コメント

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励ます (かなこ)
2007-10-16 15:14:00
にはこちらにもかなりのパワーを必要とするよねー。



励まさずにはいられない!という強い人になりたいもんだ。
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理想像 (親方)
2007-10-16 18:39:05
人を激励し続けるって事は人間の究極だね。
ブログにはこう、むなしいと書いているが実は激励されて涙していた。
いつまでもいつまでも車椅子で見送ってくれた。
返信する

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