正しい道を司る

八ヶ岳・小淵沢の地で『真理』を探究する

『こころ』が喜んだ(×2)日

2011年12月17日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の小淵沢は、よく晴れているのに小雪が舞う不思議な天気でした。
(本日は快晴です♪)

『こころ』が喜んだ日!(×1)


そうなんです!

当ブログが縁で『オフ会』なる時を過ごさせていただきました。

「こんな事ってあるの・・・」

「同世代で感性が同じ」

そして、

「方向性が同じ」


そのお方は、大泉にお住まいの「大泉の新参来り者」こと『Iさん』夫妻です。

我が家のログを建てていただいた、『 山梨県北杜市白州町ログハウスと自然素材住宅の専門店・2010年度日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー優秀賞を受賞したログハウスメーカーBe-Leaf』が、
大泉で施工しているお隣が、なぁなんと『Iさん』夫妻宅で、Be-LeafのHPから当ブログへ。これがご縁となり本日、オフ会の運びとなりました。

オフ会前の I さん夫妻のメールに、

「人との繋がりは本当に不思議なものですね・・・」

「先月末に都内勤務に終止符を打ち大泉に移住してきました・・・」

「視点と感性・方向性が同じ事に驚き・・・・、」

なになに
あぁぁあああ!!すべて同じ、じゃぁああ~!

そうです!!これはまさしく『啓示』ですよ!

そして、『必然』ですね。

末永く、よろしくお願いいたします。
                                                                                                                                                                                                                
そして
『こころ』が喜んだ日!(×2)


お連れしちゃいました!『水木鈴子 花の美術館』

ここは私の中で、小淵沢・・日本、いや!世界の聖地!!となっている「花の美術館」です。

日光の「陽明門」が、一名「日暮門」と呼ばれたように、

『水木鈴子 花の美術館』も、終日眺めて(感じて)いても飽きません。

時間が『あっ!』と言う間に過ぎて行きます。




◎水木鈴子先生の紹介記事。

海野和三郎 (東京自由大学学長、東京大学名誉教授)先生という方がいらっしゃいます。

【専門は、理論天体物理学。多くの理論天文学者を育成したことで知られている。海野門下生は通称“Unno School”と呼ばれ、 日本の理論天文学に大きな業績を残している。
1925年10月2日埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ、1947年東京帝国大学理学部天文学科卒業、1952年東京大学付属東京天文台助教授、1953年東京大学理学部助教授、1963年東京大学教授、1986年定年退官し、近畿大学教授に就任。】

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             シュタイナー教育と水木鈴子の「前世」論
                    
                      海野和三郎

東京自由大学のシュタイナーゼミに顔を出したら、西川隆範さんの解説で、子供の教育に「理想の人」を子供一人一

人に持たせて、その理想の人を手本として生きることを教えるシュタイナー教育のことを聞いた。「芝刈り縄ない草

鞋をつくり、夜なべ済まして手習い読書、忙しい中にもたゆまず学ぶ、手本は二宮金次郎!」、子供全員の手本が二

宮金次郎であるのに対し、シュタイナーでは、一人一人にその子に合った「理想の人」をつくるらしく、如何にも几

帳面なドイツ的な教育法であると感心した。そのとき、ふと、水木鈴子さんの「前世」論を思い出した。

 水木鈴子さんは、八ヶ岳山麓の高原に自ら花の画と詩の美術館をつくっている風変わりな女史で、人に会うとその

人の「前世」を語る奇妙な癖がある。“神懸り”と言ってもいいかもしれない。「前世」は、仏教のような輪廻の思想

で、一種の勧善懲悪の教育的効果を含むが、通常は特定の人や生き物に対して特定の「前世」を同定することはな

い。しかし、水木鈴子さんの場合は、特定の人に対しその人の「前世」を語るので、よりリアルな効果を持つ。その

点、シュタイナーの「理想の人」教育法と共通するものがあるが、輪廻思想になじんだ多くの日本人に対してはより

強烈な効果を持つようである。

 今の初等中等教育の欠点は、「個性尊重」や「生きる力」を身につけさせるための「ゆとり教育」のねらいにある

わけではない。逆に、「ゆとり」というかけ声だけで、個性尊重や「生きる力」を身につけさせるのに、どういう内

容をどの様に教えればよいのか、各人の個性にあった適切な指導をするにはどうすればよいのかという基本が、総合

科目といった学科目の編成替えだけで片づくとした安易な改革(?)に最大の問題があり、この困難な21世紀を有

意義に生き抜く自信を与える教育が出来なかったことが最大の欠点であった。シュタイナー流又は水木流はそうした

欠点を補い行動的に自信をつけさせる一つの方法として評価できる。「学力低下」が問題であれば、立派な仕事をし

て人の役に立った「理想の人」を手本にし、各人の「前世」を発展させて、努力するだけのことである。ただ、一寸

注意が必要なのは、「理想の人」若しくは「前世」が生きていた時代とは環境が大幅に違うことで、先人の生き方そ

のものが手本になる場合もあるであろうが、それよりも、先人の次の時代に対する配慮の仕方を学び取ることも必要

である。「理想の人」が理想の人である理由の中に、おそらく、そういった時代の流れを読み取り未来の人のために

創造的に対処したであろうことが含まれているから、その辺りをしっかり読み取る必要がある。

 水木鈴子さんが私にくれた「前世」の場合は、大夫房覚明ともいう海野幸長(道広)で、彼(前世)は、若くして

木曽義仲の侍大将として活躍し若く討ち死にした兄幸広と違い、また頼朝への人質であった義仲の嫡男の身代わりを

演じ、後に弓の名手として聞こえた弟の幸氏とも異なり、むしろ先祖の文章博士滋野宿祢以来の学問修行に入り興福

寺で出家したらしい。木曽義仲の白鳥(現、海野宿)での挙兵では、兄幸広に従い祐筆として、義仲と公家社会との

接点となったが、間もなく辞して比叡山に登った。平家物語は、文章博士でもあったらしい父親の幸親が書き始めた

とも云われるが、覚明幸長が完成させ、琵琶法師に語らせ広めたらしい。その他、法然上人の弟子、親鸞上人の兄弟

子としてその子浄真に親鸞の行状記を記して授けるなど浄土門徒の繁栄に尽くし、白鳥山康楽寺を建て、木曽の柏原

寺(日照山徳音寺)に義仲を祀るなどの行跡がある。逸話も少なくないが、特徴とするところは、その目線が権力者

の側にはなく、むしろ敗者の側に立ってなるべく自分が表に出ないようにしている点である。

 考えてみると、シュタイナー流も水木流も、そのコツは、目線を「理想の人」や「前世」の目線において生きるこ

とである。近頃は、国際間でも武力などによる自己主張が横行し、悪いことはすべて他に押しつけて自己を正当化す

ることが流行している。また、現在の利益を先行させて、未来に禍根の残ることを顧みない人が多い。そのために、

動物などでも絶滅の危機にあるものが少なくない。しかし、それはいずれ人類のたどる道かも知れない。そうならな

いためにも、ネアンデルタール人と同じ目線で地球環境を眺め、オランウータンと同じ目線で森を眺める必要があろ

う。また、人類学者によると、現代人が長寿になったのは、孫子のためを思う老婆心が原因であるというから、目線

を未来の人の目線で見るようにすれば、人類は21世紀の難関を乗り越えることが出来るであろう。「危機」は「好

機」であると言うから、私達みんなで、そうした未来の人の目線で「未来物語」を作るには今が好機であることは間

違いない。

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(当ブログで以前記載)
「本館と別館があり、どちらにも水木先生の作品が展示されております。 「春夏秋冬」「色彩」に分けられた『花の水彩画』と『詩』があり、どの作品にも 『目から感じる癒やしと、心で感じる癒やし』を体感出来ます。そして、「水晶」「ストーン」「天使の人形」など様々な品が、美術館に彩りを添えています。
否応無しに、心を痛めてしまうストレス社会。 様々な重圧・不安・悲しみなどに、心が押し潰れる前に、ここ小淵沢の『良氣』と『水木鈴子・花の美術館』で、心の琴線を奏でる作品を見つけてみてください。」


【現在、お忙しい先生は、お約束はもちろん、お目にかかれることは出来ないほどご多忙でいらっしゃいます。】


それでも、「当ブログで以前記載 ↑ 」心の琴線を奏でる作品を見つけてみてくださいね。



あぁ~良き日かな。