ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

目の不自由な方のためのマウスピース

2010年05月05日 | 日頃の活動
人にフルスを吹いてもらうためにマウスピースを作ることにしているが、一方の端にマジックで印を入れている。これは、フルスを吹いた後、次の回にも同じ方から吹いてもらうようにしたものだ。こうしておくと誰もマジックが付いた方から吹く者はいない。だから、より、衛生的なのだ。

ところが、目が不自由な方にはこの方法は通用しない。そこで、写真で分かるように一方の縁にカッターでV字型の切り込みを入れることにした。これで、盲人の方も間違いなく、同じ方向からマウスピースを使うことができる。

マウスピース

2010年05月03日 | フルスの基礎
私は人前でフルスを吹くとき、条件さえそろえば体験試吹をしてもらうことにしている。しかし、日本人なら誰でも人が吹いた後のフルスを吹くのには抵抗がある。はじめの頃は工業用アルコールをガーゼにしみこませたものを持参し、それで吹き口を拭いてから吹いてもらっていた。しかし、それでは面倒だったり、直接吹き口をくわえるので、やっぱり心配だったりで、ほかに方法はないかと思っていた。

そこで思いついたのがビニルホースによるマウスピースだった。これは、作り方も簡単で、清潔で安くでき、大変いいものだ。自分用を一つもっていれば誰のフルスでも吹くことができる。指導者用にも必須のグッズだ。

もちろん参加者には一つずつ渡してお持ち帰りいただく。10センチで10円、一人あたり3センチもあれば十分だから3円ぐらいでできる。

新聞に載った

2010年05月02日 | 日頃の活動
先日からフルスの普及活動について西日本新聞の取材を受けていたが、今朝の新聞に載っていた。この地域では一番読まれている新聞で、第一面に次いで読まれていると思われる地方版だ。何かにがんばっている人に焦点を当てて書く記事である。その結果、朝からいろいろなことがあった。

朝早くから地域の公民館(集会所)の掃除(当番)に行ったら、近所の人が「載っていましたよ。」と、新聞を持ってきてくださった。

思わぬ方からの電話があった。35年も前の職場の先輩。もう、75歳ぐらいになっておられるはずだが声に張りがあり、お元気のご様子だ。そのほかの当時の同僚や先輩たちの様子も教えてくださった。でも、なくなっておられる方もずいぶんあった。そして、自分が属している会の研修会で披露するように頼むかもしれないと言われた。もちろん快諾した。

知らない方から電話があり、是非、吹いてみたいと言うことだった。そのうちに会うことになった。

犬の散歩をしていた後輩を追い越しざまにクラクションを鳴らしたら、次の曲がり角まで「見ましたよー。」と、追いかけてきてくれた。

この記事で結構広まったようだ。写真ではひょうたんの形もよく写っているし、記事もよく書いてあるので、興味を持つ人も多いだろう。まもなくRKB毎日テレビの取材を受けることになっているが、これは練習風景を撮ってもらいたい思っている。

ビニルホース

2010年05月01日 | フルスの基礎
視覚障害者のための演奏会で、フルスを直にさわらせてくださいという主催者の要望はよく分かる。私はもちろんそれを快諾した上でさらに体験試吹をしていただくことにした。
実はそのためにはちょっとしたグッズがいる。そのグッズを使って吹いてもらうと大変喜んでいただくのは請け合いだ。
そのグッズのを作るための材料がこの内径12ミリのビニルホースだ。
ところで、どうしてビニルホース??
答えは次回。