練習会場の三池地区公民館
皆さん大変熱心に練習してくださる
基本的には耳で聞いたものを覚えて吹くと言う方法だ。全盲の人ばかりであれば楽譜は意味がないが、そうではないので楽譜(練習曲集)は配布している。新しい曲が始まるときには必ず、ゆっくりと部分的に区切って階名唱をする。それをつなげて曲全体のメロディが頭に入った頃からフルスを吹き始める。それも、短いフレーズ単位で練習し、覚えたフレーズをだんだんつなげて曲に仕上げる。
それぞれに時間がかかるので当然全体の仕上がりも遅いが、一人一人が確実に覚えるので、全体の音がきれいである。楽譜が見えない視覚障害者の方は覚えが遅いかというと必ずしもそうではない。視覚障害者の方は耳がいいので、むしろ、一般の人が覚えるのが遅い場合がある。
三池フルス愛好会はスローペースだが、着実に力をつけている。 現在練習開始後、2ヶ月だが、10月にはこの公民館の文化祭があるらしい。 初舞台はどうやら、そのときになりそうだ。それには十分対応できる。