中国の西の果て、シルクロードの砂漠の街敦煌にも
フルス教室があった。(2010年8月)
このホテルの2階でギター、ベース、二胡、フルスの教室が開かれているようだ。
中国では今、習い事が大変盛んだ。元々武道や雑伎など個人の特技を大切にする国ではあるが、さらに、その傾向が強くなっているようである。
経済成長に伴い、生活水準も上がり、生活にゆとりができたこと、一人っ子政策により、子供を大事に育てようという気持ちが高まったことが理由として
考えられる。
私の知り合いの中国人の家庭ではピアノやバイオリンや二胡を習わせているところが多いが、今、フルスの人気が急上昇している。
それは楽器の価格が安いこと、吹き方が簡単でとりつきやすいこと、などのためだろうと思うが、何よりもその音色が独特で、魅力的だからだろう。
中国でも、テレビでしょっちゅう放送されるようになったので、今後ももっと人気が出てくるものと思われる。
前にも述べたように山東省でも学校の正課に取り入れているところもあるし、雲南省ではフルスは学校で教えるのは当然のようだ。上の写真は敦煌へ観光旅行に行ったときに見つけたフルス教室の表示。
※ 参考まで YOUTUBEに「月の砂漠でフルスを吹いた」だったか「月の砂漠で月の砂漠を」だったか 今、ここからは確認しようがないが、動画を掲載している。
※ この記事を投稿した後、記事の題名が似つかわしくないのに気がついた。日本だったらピッタリだが、中国は「津々浦々」はないでしょうね。
そこで、口直し
「北は北海道から南は九州沖縄まで、日本全国津々浦々で、フルスの音が聞こえるようになりますように!!」と、祈りたい。
ああ、これですっきりした。