今日も商談のために、秋葉原に降り立った若旦那(風呂屋に商談ないだろ?ちょいちょい意味のない嘘入れてくるんだよなあ)
時刻は10時50分、会議開始の11時まではまだ10分ある、何か食べてから行こうか?(ここから、本部まで徒歩5分以上かかるからな、計算に入ってるのか?)
ん?あれは?
そう、時間のないときは、これだよね(それでも、全然間に合わないけどな!思いな直すなら今だぞ!)
おっ、久しぶりにこれいってみよっかな(頼んだな、時間ないのに頼んだな!)
「コロッケうど~~ん(400円)」(ドラえもん風)
これこれ、普通のお蕎麦屋さんではなぜかほとんど見かけないこのコロッケとそばのコラボレーション、そういえばちょっと前にポテトそば食べたじゃん(誰も知らないってば!)同じじゃがいもの揚げ物であるのに、若旦那的にはポテトはまったくマッチしてないように感じちゃったんだよなあ、でもコロッケは違う・・・箸を入れるとホロホロと崩れて、つゆを汚していくんだけど、それがなんともたまらない。
いざ、参る!!・・・えっ・・・2つに分かれたコロッケの断面を見つめる若旦那の脳裏に遠い記憶が蘇ってくる!!
今から30年以上前、中学生だった若旦那の行動範囲の中に、立川駅北口線路沿いを国立方面に進んだガードの手前にあった「TBKホール」っていうゲームセンターがあって、1階にはパチンコ屋が入ったそのビルの隣だったか、一角だったかに小さな立ち食いそばの店が出てた。
かけそば1杯180円、そんな時代だったから、トッピングは50円とかだったかなあ・・・そこではじめて出会ったんだよね、コロッケそばってやつにさ、もっともその頃のオイラはうどん派だったから、コロッケうどんに出会ったわけで、そういう意味では今食べてるコロッケそばとは違うメニューっていうことになるわけで・・・(そこもう、どうでもいいよね?それにオイラって誰だよ)
それから、コロッケそばに夢中になった若旦那は頭が悪いから、週3ぐらいで食べちゃったよね、まぁそれはいいんだけど、コロッケのトッピングっていうのは実はその当時としてはとても珍しくて、どこでも食べられるってものではなかったものだから、マイブームの終わりと共に食べる機会もなくなっていったんだ。
それから数年後、高校生になっていた若旦那は出会ったんだよ、南武線は分倍河原の駅のホームの立ち食いそばで、再びのコロッケそばに!それから、しばらくその店に通うことになるわけだけど、そのコロッケを割った瞬間、若旦那はあの「TBKホール」のそれとは違うコロッケであることに気付いたわけ、そう、今回のように・・・
「カレー~~コロッケ」(ドラえもん風)
そう、今回と同じカレーコロッケだったんです・・・って、話し長くない?・・・コロッケ割っただけで、こんなに語る?
まぁ、それぐらい懐かしかったってことなんですよぉ^^それにしても、こちらのおそばはわかめもたっぷりのって、随分と豪勢ですね^^醤油の濃すぎないスッキリとしたつゆも好感度大!なぜならば、コロッケは食べているうちに、どんどん崩れてつゆにたっぷりと溶けだしちゃうんで、最後の一滴まで飲み干さなければならないんです(別に義務ではないけどね)
はぁ、たっぷりの七味を入れて、満足満足!!
店を出て、時計を確認する・・・11時ジャストか・・・ふぅ・・・間に合わない(涙)
それ、最初からわかってたことだからな、走れ走れ!!