立川湯屋敷梅の湯 若旦那のフロント日記

コミック12,000冊!スーパーマニアック銭湯の裏事情!

油そばは専門店で! in 「天下一」さん

2019-12-05 23:00:00 | ラーメン

先日、不本意な油そばを食べてしまった・・・このまま、いたずらに時を過ごして、油そばのイメージがあの感じで固まってしまっては、油そばに申し訳ない(なんだそりゃ?)

ここはやはり、専門店でしっかりとイメージを取り戻しておくことが肝要だろう・・・となると、本来であれば、油そば発祥の店と言われる「珍珍亭」さんを訪ねるのが最前ではあるが、こう見えても若旦那はとても忙しい(嘘つけ!暇人が!)故にもっとも近い専門店にこの大役をまかせることに!(どの辺が大役なのかな?)

立川駅は南口、頼れる24時間営業の油そば専門店、そうです、「天下一」さんです。

いつでも、油そばが食べられるなんて、なんていい時代になったんでしょうか?・・・思えば、若旦那が油そばに初めて出会ったのは今から30年近く前、23歳くらいの頃でした・・・亜細亜大学出身の同僚に連れられて、まさに亜細亜大学の目の前にある[珍珍亭」さんを訪ねた時のことです。

行列の先に出てきたのは、今まで見たことのない、あまりに飾り気のない丼、そこにまさかのお酢とラー油ぶっかけ!あまりの衝撃的なうまさに、思わず友人とアイコンタクトを取ったことを今でも覚えている・・・大抵の人物をものすごいスピードで忘れていく若旦那でありますが、油そばを紹介してくれた彼のことは絶対に忘れない!ありがとう、真家くん!・・・ちなみに変わった苗字である、この真家くんは茨城県の出身、茨城発祥の名字らしいですね(脱線がひどいぞ!)

「油そば醤油 3玉盛(960円)+激辛(150円)」 やばいのきた!(やばいの頼んだからだ!) まずは基本、そのままいただく・・・うんうん、これこれ、そのままでも十分いけると思わせるこの味、辛味はぶっちゃけたいしたことないので、こういうのを激辛って書いちゃいけないと思うけど、うんうん、美味しい美味しい・・・しかしここに騙されたと思ってお酢とラー油を一回しづつすると・・・うひゃー、ぐっちゃぐちゃだけど尋常じゃなくウマイ!

胡椒を振るのもオススメ!・・・油そばは緊張と緩和の麺だから(聞いたことないけど?)胡椒でしまった味をラー油で伸ばして、またお酢でしめる、お酢でさっぱりしすぎたところを再びラー油でこってりさせる、こういうことを繰り返しながら食べ進んでいくんですよねー(結果、全部かけ過ぎになってないか?)

そして、究極の技が、おろし先生まぶし・・・これはもう、社会人としてやってはいけない荒技だけど、若旦那は社会人というより業界人なので(どういう意味?)躊躇なく先生を麺に丁寧にまぶしていく・・・スープがないから、ダイレクトに麺に絡み、そのまま口に入ってくる先生・・・嘘でしょ?なにこのうまさ、特にこの一口目、これまで散々やってきた味変の集大成をここで迎えたことを実感する・・・今この時が、本日の油そばを食するにあたってのピークなんだと思い知る!

実際、このあと、先生の量を増やそうが、混ぜ方を変えようがなにしようが、一口目の先生を超えることは絶対にない、油そばの丼においてのみ、先生はそう、初太刀にすべてをかけてくるんだよね・・・こっちもそのつもりで、しっかりと受け止めないとね・・・この後の先生の追いまぶしはいたずらに臭くなるだけだから、気をつけるように!(誰に言ってるのかな?)

いやあ、3玉、軽く食べちゃいました、そして、油そばのイメージもまた、元の状態に戻りました、目的達成、任務完了です!
今度、終い掃除終わってから食べに来ようかなあ?(それだけは本当にやめてくれ)

 


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