新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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グラクソワクチン調査団帰国報告

2009-12-09 22:26:18 | インフルエンザ:国内の動き/国内発生

「まったく予想どおり」を絵に描いたようなニュース。

グラクソ・カナダ製ワクチン、厚労省調査団が3日に帰国していたはずだが報道が無いなあ・・・と思っていたら、今朝、産経第二社会面の下のほうにベタ記事が。

予想どおりのことが書いてありました。特定のバッチの問題のようだと。
海外報道追っかけていれば、さんざん書いてあることなので、その通りと言うばかりですが、タイトルに付けられたヘンテコな「 」や?マークは何でしょうか。整理部員にまで、海外報道全部把握してろというのは無理だけど、当ブログぐらいは読んでてくれたらなあと(笑)

注:通常、記事を書いた記者はタイトルをつけない。タイトルを付けたり割付作業は整理部の役割。 したがって、このタイトルにヘンテコな「  」や?マークを付けたり、ベタ記事に押し込めたりという判断は(書いた記者じゃなくて)整理部の所業。

ネット版にもアップされていたので、以下紹介。
ソースは産経msn↓
http://sankei.jp.msn.com/life/body/091208/bdy0912082106012-n1.htm
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【新型インフル】海外ワクチン、副作用は「一部の問題」?

カナダで使われた英系製薬会社「グラクソ・スミスクライン(GSK)」製の新型インフルエンザワクチンから、通常よりも高率で重い副作用が報告された問題で、厚生労働省は8日、「カナダ政府は『同社製ワクチン全体の問題ではなく安全である』と判断し、接種を再開している」との現地調査の結果を公表した。

 ワクチン輸入に向けた、懸案の一つに解決の見通しがついたことになる。

 ただ日本政府としては、現在実施中の新型ワクチンの治験結果ともあわせて、今月中旬に専門家から意見を聞いたうえで、来年1月にも輸入の是非を最終決定する方針。

 GSK製のワクチンは日本政府も年明け以降に3700万人分を輸入する予定。問題発覚後、厚労省が安全性を確認するため先月30日から今月3日にかけて、カナダに職員を派遣し調査を行っていた。

 調査結果によると、11月2日にカナダの計6州に出荷されたワクチン約17万回分から、通常よりも高率で重いアレルギー症状が7例確認されたという。

 GSK製のワクチンすべてに共通する問題なのか、特定の時期に製造された一部のワクチンだけの問題なのかが注目されたが、他の時期に製造されたワクチンなどでは、同様の問題は確認されなかった。

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