昨年のデング熱騒動の際、媒介蚊の北限が年とともに北上してゆく地図・・というのが新聞やTV画面に繰り返し登場したのをご記憶の方も多いと思います。
これまで該当する蚊が居なかった場所に登場し、居ついてしまえば、新たなリスクーそこにデングやチクングニヤや黄熱病の感染者が滞在したら国内感染を起こしてしまうリスクーが発生することになります。
米サンディエゴで、ネッタイシマカが初登場して地元保健当局が緊張中。
- 場所はサンディエゴのNavy Base San Diego and Chula Vista。Escondido
- 地元住民はネッタイシマカAedes aegyptiを見つけたら当局に報告するよう要請うけた。
- また、水のたまる場所を防ぐなど、蚊対策も要請。ネッタイシマカは屋内でも繁殖するとも注意喚起。
- 今回は、車に乗って運ばれてきたものと推定。
当面、”緊張が走る”以上の実害が起こっているわけではありませんが、不気味な話です。
日本においてもしかるべき観測おこなわれているとは思いますが・・・
ソースはKPC
http://www.kpbs.org/news/2015/mar/05/larvae-yellow-fever-mosquito-found-escondido/
Larvae Of ‘Yellow Fever’ Mosquito Found In Escondido
Thursday, March 5, 2015
訂正:発生地訂正しました(赤字部分)
ご指摘感謝します。
今回、サンディエゴ郡で新たなネッタイシマカの発見場所は、Escondido市内であって、Navy Base San Diego及びChula Vista 市で見つかったのは、昨年秋のことですよね。
原文をもう一度参照してみてください。
ちなみに、Escondido市は、サンディエゴ郡南部で、2か所より少し離れています。
訂正させていただきました。
これにこりず、またお越しください。