尼崎港でコンテナからヒアリ(火蟻、fire ant)が見つかった!と報道され、加計学園再調査発表とテロ等準備罪成立に挟まれた日としてはまあ健闘といえるスペースをしめています。
ところで、この地図は何でしょうか?
アメリカ合衆国でヒアリが棲息する場所。なんとも真っ赤っ赤です、南の方。
かの国でfire antと通称される相手、立派な蟻塚をつくって殖え続けます。咬まれたら激痛、(蜂と同じく)アナフィラキシーショックも・・・
上記地図のソースはこちらですが、「火蟻は生まれてしまったものを駆除するより予防が容易です」と、デングの蚊対策と同様の哲学でもって、これを撒きましょう・・・とやっています。
今回は尼崎港で首尾よく発見されましたが、将来、港で気づかれずに工場まで運ばれてしまうコンテナも出そうです。海外から輸入原料が運び込まれる工場においては、産業医を務めておられる先生方、職場巡視の視点として、安全衛生委員会の講話ネタとしてインプットしておかれると良いかもしれません。