インプラントでのあれこれ・・・

インプラントに対してちょっと詳しく・・・

人工歯根をあごの骨に埋め込む手術をして、骨になじませる

2016年12月15日 | 日記
人工歯根をあごの骨に埋め込む手術をして、骨になじませるのがインプラント治療です。


手術後しばらくの間、患者さんは多少の違和感があるといいます。


数日で腫れも引き、違和感も薄れてくるので変な感じがしても、触ったり刺激するのは止めるように歯みがきも気をつけてください。


しかし、術後十日を経過しても違和感に変化がない場合や、痛みが続いていたり、腫れや出血が止まらなかったりする場合、原因を探り、対応していかなくてはなりません。


こうなれば我慢は必要ありません。


すぐに診療を受けましょう。


インプラント治療の問題点を広く調べたと思いますが、その中に、金属を埋め込むので頭部のMRI検査ができないといった口コミがあったかもしれません。


それは違います。


MRI検査とは、身体に磁気を当てて画像を作ることです。


金属に反応したところの画像は乱れてしまいます。


インプラントに使われるのはほとんどがチタンなので金属ですが、磁気には反応しません。


そのため、MRI検査は問題なくできます。


年々利用者が増えてきたインプラント。


その施術とは、プラント(植える)という言葉のごとく、顎骨に穴を開けて、金属製の人工歯根を埋め込み、そして専用のパーツを用いて義歯を固定するという手術です。


その他の手段、例えば入れ歯と比較すると、自然に食べ物を噛むことができますし、見た目の美しさにも優れています。


インプラント技術は年々進化していますが、そこには歯科医や歯科技工士の卓越した技術が必須といえるでしょう。


それだけ多くの手間や高価な材料が用いられた治療ですが、保険はきかず自由診療なので、治療費は高額になっています。


インプラントならば、他の人工歯と比べても自分の歯に近い感じで噛めるので、歯が取れる心配をせずにガムを噛めるのも、インプラントにして良かった点の一つです。


上からかぶせて人工歯を作ったのと異なり、インプラントの根元はあごの骨に埋まっているので歯が取れる心配をすることなく、安心してガムを噛めます。


人工歯の歯根と義歯は、ガムをいくら噛んでも取れないくらい強いものでもあります。


キシリトールガムも、問題なく楽しめます。


インプラントが虫歯になることは絶対ありませんが、だからといって治療後はほっておいていいとは言えません。


小さな損傷を放置すると全体が傷んでくることもありますし食べかすを放置すれば歯茎が細菌感染して歯周病になり、インプラントが脱落する可能性もあります。


残存している歯と同様に歯科医や衛生士の指導に従って、まずは口腔内をきれいに保ってください。


異常がなくても、歯科医の指示に従ってメンテナンスを受けなくてはなりません。