今読んでいる本は、もうちょっと時間がかかりそうで、
早くもここに書くネタがありません。
というわけで、よく行く本屋の話でもします。
「cowbooks」。中目黒にある古本屋さんです。
・合コンで趣味を聞かれ、3番目ぐらいに「本読むのも好きかな」
・かばんの中には読みかけの本がだいたいある
・友達の家に行くと、さりげなく本棚をチェックしてしまう
といったレベルの本好きにはジャストミートです。
そんなに広くはないのですが、とにかく壁の両側にある本棚の中身がすばらしいです。
どの本もきちっと選ばれてそこに並んでることがビシビシ伝わってきます。
理想の本棚って感じ。眺めてるだけで幸せになる。
選ばれる本も、「聞いたことはあるけど読んでなくて、ちょっと気になっていた」
というレベルが勢ぞろいです。
アメリカ:ヴォネガット、ブローティガン、バロウズ、ギンズバーグ、ケルアック、etc
ラテンアメリカ:ガルシア・マルケス、ボルヘス、etc
日本:内田百聞、藤枝静男、稲垣足穂、etc
どう? 気になるでしょう? 「アメリカ」って分類はあまりに雑ですけど。
読書家な人なら「そんなの当然抑えてるよ」でしょうが、ふつうの本好きだと、
このあたり、読めてないのも多いですよね。
ブローティガン、ヴォネガットあたりは超メジャーですが、少なくとも私は
特に海外文学には疎かったので、「これ、気になってたんだよ~」という感じで
手に取っています。
月1ぐらいのペースで行くと、それなりに本が入れ替わっていて、なかなか楽しい。
古本ですが、正直、安くはありません。
でも、本棚をじっくり眺めて、気になる本を手に取ることができるシアワセ。
「いつまでもこの本棚を眺めることができる料」としては、安いものです。
数少ない難点としては、ブローティガンは文庫化されていないものが多いですが、
これだけはなぜか初版本ばかりだということ。あまり初版本とかにはこだわらない
お店なんですが。高くてなかなか手が出ません。
といいつつ、「西瓜糖の日々」は文庫本がでてるのに初版本買っちゃいました。