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四国こんぴら歌舞伎大芝居

2005-04-03 20:04:15 | Weblog
娘が手に入れてくれたこんぴら歌舞伎のチケットを持って金毘羅(琴平)へ。
瀬戸大橋、高速を使って1時間ちょっと。
琴平駅近くの町営駐車場へ車を入れる。

会場は金毘羅さんの階段をほんの少々登ったところを左へそれた「金丸座」

11時開演に10時半ごろ着いたが、中に入っている人や外で待っている人で入り口付近はごった返している。

昼の部の出し物は市川染五郎の「彦山権現誓助剱」(ひこさんごんげんちかいのすけだち)と、中村吉右衛門の「身替座禅」(みがわりざぜん)。
合間に30分の休憩があり、狭い座敷で幕の内弁当を食べる。
幕の内の名前の由来が幕と幕の合い中に食べる弁当だそうだ。
身替座禅では大きな笑いを取っていた。
場内は撮影禁止だったが、終わったあとはまあ許されるだろうと撮った場内がこの写真。

少し暗すぎて分かりにくいかな。
昼の部は2時10分ころにはねた。

金丸座から金毘羅さんの参道へ道を登るときれいな白い花が咲いていた。こぶしかな?


金毘羅さんに参るのはよして、土産物屋を冷やかしながら参道の階段を下る。下りきったところで醤油入りソフトクリームや、うどん、醤油、醤油豆などを購入。

金陵の郷のくすのき広場でしばしの休憩。

樹齢700年とか800年とかいう楠は新芽が出てきて、古い葉が落ちる葉の入れ替えの季節。
落ち葉のように風が吹くと旧葉がはらはらと降ってくる。
広場を掃除していた叔父さんが歌舞伎帰りと見て話しかけてきた。
一昨日(4月1日)のお練り(町廻り)はこの広場から出発したとか。広場を掃くのも今日はこれで三度目とか。新芽が出揃うまで、毎日何度か掃くことになるそうだ。

讃岐うどんを食さんと、教えられた店に行き、醤油ぶっかけを頼む。
小を頼んだが、それでも結構ボリュームがあった。

四国に車で来ることはめったに無い(瀬戸大橋の通行料が高すぎる)ので、昨秋の台風以来気になっていた山を見に行く。国道32号に沿い、讃岐財田から山の中へ。猪鼻峠のトンネルの手前を右にそれ、車一台、離合もできない山道を分け入る。ところどころ、舗装も途切れ、石がごろごろ。尖った石でも踏んでパンクしたらどうしようもなくなる。

目的地の直前、四国のみち

と出会う直前で恐れていたがけ崩れ?(路肩崩れ)に出会う。

崩れていない山側の路側帯に踏み出して車は通っているようだが、乗用車では無理しないことにして、車を手前で停める。ここだったら、車もUターンできそうである。

歩いて山を見る。
台風の影響はほとんどなさそう。それよりまともな木がない。
まあ、手入れしていないのだから、まともな木になるはずがない。
家内はふきのとうを見つけ、嬉々として採集を始める。

車を回し、国道に戻ったときには正直ホットした。
財田の道の駅「たからだの里さいた」で野菜等の買出し。建物の屋根のカーブがとてもしゃれている。
この週末が桜祭りだったようだが、桜は一部の木が一分咲き程度。それよりも白木蓮がきれいに咲いていた。