いよいよ新酒の季節、あちこちの酒蔵から蔵開きの案内が届き、早速
天吹酒造の蔵開きへ行ってきました。
天吹酒造は佐賀県みやき町の酒蔵で、花酵母を使った酒造りに特に力を
入れてる歴史の古い酒蔵です。
私にとっては長いおつきあいの酒蔵さんでもあります。
玄関横に吊り下げられてた杉の葉で作った酒林(さけばやし)。
作った当初は青々として「今年も新酒が出来ました」という酒蔵から近所の
人々へのお知らせの意味合いがあるようです。
杉の葉が枯れ、茶色く色づいていく様が、お酒が熟成され芳醇な味わいへ
変化したことをイメージさせます。
今年は蔵開きの時季が早いのかな?
庭の梅の花がまだ蕾でした。
ところで、大晦日の紅白歌合戦はご覧になりましたか?
嵐が日本の伝統文化と触れる特別企画「僕達のふるさとニッポン」のコーナーで
リーダーの大野君が出向いて酒造りに関わった酒蔵がこの天吹酒造でした。
私自身、なんとなく紅白を見てて、写真構成の映像の中によく知った方々の顔が
突然映し出されて、ええ~~~~~~っ!!、一瞬にして紅白に釘付けです。
まさか、全国ネットで、それも紅白で!
そんなこんなで、放映後は電話が鳴りっぱなしだったりしたそうですが、
若い人が蔵を訪れるのも増えたとかで、これをきっかけに日本のお酒に
若い世代が興味をもったとすれば、紅白歌合戦も効果があったというものですね。
3種類のお酒の試飲(500円)ができる角打コーナー。
しぼり立ての大吟醸や純米吟醸、スパークリングなど7種類ほどの
お酒が試飲できます。
私も運転手のメイちゃんには申し訳なかったけど、贅沢にも大吟醸を
皮切りに3種類ほど試飲いたしました。外では初しぼり、山廃造りの熱燗
なども試飲いたしましたけど、美味でございました~!
さて、角打コーナーの奥のカウンター、この辺りで大野君が試飲をした
そうですよ。
大野君が酒造りをちょっとだけかじった(麹をもんだ?)純米吟醸だそうです。
搾り立てです。
搾りたてでまだ少し粗かったですが、なでしこ酵母の割には香りが柔らか
だったような。すっきりとしたやさしい味でした。
1本購入してきました。(どこまでミーハーなんでしょうね)
これはあらためてゆっくり味わうとしましょう。
白壁の風神の鏝絵が光の具合で浮かび上がる風神蔵。
ここにも大野君が立ったんですかねえ。
お酒のあとは酒蔵のそばの小さな神社の境内で手持ちのコーヒーと
握り飯、それにシュークリームで休憩。
天吹酒造の花の蔵開きは2月11日(祝)~13日(日)にも行なわれます。
なでしこやアベリア、ひまわりなど花酵母で造った新酒を飲み比べてみては
いかがでしょう?
(毎年、お酒飲みながら観るので翌朝記憶がとんでいる)
天吹酒造!!!とビックリしたことを。
今年は、旨い新酒に酔い、そして
ミーハー心まで満たされたこととお察ししますW
レポートありがとうございました。
週末も賑わうことでしょうねー。