ちくしの日記

懲りない女のドタバタ日記。他、いろいろ感じたことをたらたらと。

唐津くんちのお・も・て・な・し

2013-11-12 13:42:35 | お出かけ・旅

雨が降った11月3日の唐津くんち、西の浜のお旅所を出て町を

練り歩いた各曳山が夫々の町に納まり、その納まった山をぐるりと

見て廻った後、私達はご案内を受けてた地元の酒蔵、鳴滝酒造の

古館社長宅を訪問、そこには豪勢なもてなし料理が待っていました。

 

因みに唐津くんちの時は盛大なもてなし料理を作り、1年間お世話に

なった人や親戚へのお礼をこめて家に招くんだそうです。

座敷は先客でいっぱいでした。

先ずはお吸い物が出されましたが、歩き回った後だっただけに

少し癒されました。

もちろん、お酒は鳴滝酒造の聚楽太閤。

秋あがりもおいしかったですが、私は燗酒ばかり飲んでました。

太閤の燗酒はうまい!

唐津くんちの時のもてなし料理は3ヵ月の収入をつぎ込むとか。

4日の祭りの最終日は200人の客があるというお話でした。

 

私達は、遠慮なくお酒と手作りの料理を楽しんでましたが、

少し後で来られた、同じく佐賀の酒蔵、小松酒造(唐津市相知町)の

小松社長に連れられて急遽次のお宅を訪問する事になりました。

「酒のナガタ」さんのお宅。

ここはまた、出された料理も雰囲気も違って面白かった。

唐津くんちでは定番(?)のアラ(別名クエ)の煮付け。

(遠慮しいしい撮ったら、なんとピンボケ!

話に聞いてた唐津くんちの時に出る「アラ」にやっと出会えました。

つまみ散らかされて、元の形をとどめてはいませんでしたが、大きさは

70~80cm位はあったんじゃないでしょうか。

私も少しいただきましたが、味は淡白だったような・・・。

軽い酔いと、初めてのお宅ということで緊張してたのか味の記憶が

いまいちハッキリしません。

 

ここでは万齢(小松酒造)のにごり酒などを飲みました。

フルーツの生クリーム和え、甘い煮豆がおいしかった。

この頃から友人の一人はかなりはじけてました。

 

今年の唐津くんちはあいにくの雨でしたが(雨の日は初めてだった)、

それはそれなりの「くんち」のあり方があるようで、行事の上がりも

早まり、各家では早々に打ち上げが始まっていました。

通りすがりに見えた各家の玄関は履物の山でした。

私は、くんちでの「もてなし」のハシゴは初めてで、家によって違う

もてなし料理の数々、もちろん、初めてお会いした人達とも気楽に

話したりして、新たな「唐津くんち」の魅力に触れることができました。

 

JR筑肥線で唐津から天神までは約1時間、私たちは10時の

最終電車に乗り、家に帰り着いたのは午前様でした。

 

 

 


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