ちくしの日記

懲りない女のドタバタ日記。他、いろいろ感じたことをたらたらと。

雨の中、鮎の塩焼きと「たかんぽ焼酎」に酔う

2010-05-25 15:26:45 | お出かけ・旅
          お目当てはやはり「鮎の塩焼き」。
        

                           


雨が降りしきる中、仕事半分で今年も人吉(熊本県)繊月酒造の繊月祭りに
行ってきました。

前日午後から降りだした雨は止むかと思いきや、激しさは増すばかり、
移動途中の川も水かさが増して激しく流れていました。

時々小止みになったりしましたが雨はまったく止む気配が無く、でも、
そんな天気の中でも焼酎好きはひるみません。

           

いつもよりは少々参加者は少なかったようですが、繊月祭りはいつも通り
祭りスタート前に行われる中学生のブラスバンド演奏から始まります。

焼酎好きの大人たちはもちろん、地元の方々、家族連れ、福岡など遠方からの
参加の人たちも加わって雨にも負けず賑わいました。

          
私も服が少々濡れようと構わず、まずは鮎の塩焼きを手に入れて、それを肴に
炭火で温めた「たかんぽ焼酎」をキュ~ッ。うまい!

たかんぽ焼酎とは青竹で燗をつけた焼酎。
焼酎を入れた青竹を鮎を焼く炭火の中に突っ込んで燗をつけます。



青竹で作った盃で飲むたかんぽ焼酎。
飲み口はちゃんと一つ一つ丸く削ってありました。

たかんぽ焼酎の温かさが胃の腑にじわ~っと沁みわたり、雨の鬱陶しさを
しばし、忘れさせてくれます。


今年で24回目、従業員の方たち手作りの素朴なあたたかい祭りです。


会場にはテントが張り巡らされ、きっと準備が大変だったでしょう。
おかげでてそんなに濡れずに飲んだり食べたりと祭りを楽しめました。


           
           
           今年の鮎はまた、特別うまかですなあ!と
           いい塩梅に焼けた鮎に豪快にかぶりつくお髭のおじさん。

           そうなんです。
           本当に、これまでで一番うまかった気がします。
           私は2匹もいただいちゃいました。



鮎がじゃんじゃん焼けていきます。

鮎の塩焼きを肴に飲む「たかんぽ焼酎」、実にこれがうまいんです!

鮎はいつもなら午前中でなくなるほどの人気コーナーですが、
今年は少し売れ方がゆるやかでしたね。
おかげでゆっくり味わえました。


お馴染み、従業員の方が焼くプロ顔負けの焼きそばも人気です。

           
            いつもイノシシ汁がありましたが、今年は豚汁。


各地域の米や水などを使った焼酎も飲み放題。
味を比べるのも楽しい。
清流川辺川に負けない、スッキリした味が人気の「川辺」もあります。


繊月酒造は人吉城(別名繊月城)跡のそばにあります。

数年前の台風(多分)で壊れてた城壁も修復されてきれいなってました。
大雨で増水した、蔵と城跡の間を流れる胸川は球磨川と合流。

雨雲が垂れ込め、雨はまったく止みそうにありませんでした。


さて、その後15年、35年の古酒もいただきましたが、それはまた後ほど。

                  つづく

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