1週間前の13日、天神の警固神社境内で正月の伝統行事
「どんど焼き」があり、福岡市民の友人に誘われて注連飾りを持って
行ってきました。
三角に組まれ注連飾りがされた青竹の周りには沢山の
正月飾りが持ち込まれていました。
大人たちの指導のもと子供たちの手で火が付けられました。
勢いよく火が回り燃え出した青竹がパンパンと音を立てて破裂していき、
怖がる小さな子もいましたが、その音はまるで邪気を払うかのように
その辺り一帯に響き渡りました。
昔、「どんど焼き」は私の地域では各家でやっていて、私の家の前に
父や兄が山からとってきた青竹を三角に組み小正月(15日)の夜が
明ける前の早朝に行っていました。
正月飾りなどと一緒に自分の書き初めしたものも一緒に焼き、高く燃え
上がるほど上手になるなどと大人達に言われていました。
安全のため大名消防団の方たちが火のお世話です。
どんど焼きの残り火で子供たちを中心に細竹の先に刺した餅を焼いて
いました。
上手く焼けた餅があったり、煤で真っ黒になった餅があったり・・・
御神酒とぜんざいをいただきました。
本当は明け方の薄暗い時にやるほうが雰囲気は断然あるのですが、
久しぶりのどんど焼き、懐かしさとあわせてゆっくり楽しみました。
最近は日本の正月も商業ベースで忙しなく過ぎていき、ゆっくり1年の
始まりを祝うという気持ちが薄くなりました。
このような日本古来の正月の伝統行事、すたらせないで欲しいと思います。
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