１０月１２日、佐賀県三養基郡みやき町にある天吹酒造の秋の大試飲会に
酒友３人と連れ立って今年も参加しました。
昼酒には最高の秋晴れのいい天気でした。
私たちは西鉄久留米駅から路線バスに乗り換えて行きましたが、バスは
ほとんど試飲会に行く人で貸切状態でした。
ウエルカム酒として先ずいただいたのが大吟醸・辛口・夏色
すっきりしておいしかった。
私たちは秋の陽ざしをものともせず中庭のテーブルを確保。
テーブルに持ち寄ったツマミを広げて、さ、試飲会の始まりです。
生酛造り、山廃仕込み、ひやおろしなどバラエティにとんだブース。
蔵人さんたちとも顔なじみになりました。
青空の下では日焼けが心配？
中庭だけでなく風神蔵の中も人でいっぱい。
思い思いの飲み方を楽しんでいました。
大吟醸ブース。
大吟醸・愛山がおいしかった。
ただ、後半いろいろ飲んだ後でもう一度飲んだらそれほどでもなく
これは食前酒としたほうが良さそう。
純米大吟醸 雷神というのがありましたが、雷が落ちた田んぼの米で
造ったという、面白い逸話のある酒でした。
風神蔵一番奥にあった特選ブースは数年寝かせた熟酒が中心。
人が集まって大変な人気のブースでした。
私は２２年物、純米・雄町がおいしかった。
これが、この日の私の一番かな？
好きな燗酒もありましたが、そこまで辿りつけませんでした。
１２時に始まった試飲会も２時間を過ぎて日も傾きました。
風神蔵の白壁に描かれた鏝絵の風神と山の姿が影も濃くなり
クッキリしてきました。
酒が回り始めた後半に振る舞われた牛スープが何とも言えず
おいしかった。
木下社長自ら大サービスです。
この日はリキュールも含めて全２３銘柄のお酒が自由に飲めましたが
それでも私がいただいたのはそのうちのやっと１０銘柄でした。
しかし、ピクニック気分の試飲会は酒好きが集り和気藹々として
楽しい３時間でした。
まことに昼酒はうまい！ちゃんちゃん！
