ちくしの日記

懲りない女のドタバタ日記。他、いろいろ感じたことをたらたらと。

秀作!「ジャッジ~島の裁判官奮闘記~」

2007-10-18 11:16:59 | テレビ・ラジオ
裁判員制度っていつからでしたっけ?
これって、日本の風土にあってるのかな?とか、できれば関わり
たくないなとか、私がいくら思ったって制度実施へ向かって
世の中は確実に進んでいっているようです。

ところで、そういう制度が間近に控えているということもあるの
でしょうが、最近、やたら法律関係のドラマや番組が増えてきた
気がします。
10月スタートのNHKの土曜ドラマ「ジャッジ~島の裁判官奮闘記~」
も、そういう法曹界のお話。

奄美大島に赴任することになった若い裁判官の話で、主人公の
裁判官には西島秀俊さんが扮しています。
西島秀俊という役者さんは随分前から気になった俳優さんでした。
ドラマ「大奥」で将軍家光(多分)に扮した時だったと思います。
清潔感がある顔だなあと。でもどこかに陰の部分があって、
母性本能をくすぐるというのでしょうか、ちょっと好いぞ!
と思ったのですが、しかし、表舞台に出てくるかと思いきや、
以外にも出てきません。
でも活躍していないわけではなくて、映画やドラマでは結構
脇を固めたところで渋い存在感を出していました。

そういう西島さんが家族を連れて南の島に赴任する若い
裁判官です。
人を裁かなければいけない人のどこかしらストイックな部分を
醸し出してなかなか似合っています。
結構当たり役じゃないかな。

ドラマも2話を終わりましたが、これがなかなかの秀作で
見るたびにあたたかい気持ちになります。
取り上げられるエピソードは、重い内容なのですが、それを
包む島のゆったりした時間と風景がとてもあたたかいのです。
奥さん役に戸田菜穂、その他に浅野温子、的場浩司、寺田豊
小野武彦、市川美和子、など共演陣も錚々たるメンバーが揃って
しっかりした作品です。

そういえば1話でお笑いの博多華丸大吉の華丸さんが、両親の
離婚で子供が引き離されるという設定の父親役で出演した
けど、正直言って演技が下手だった~!
泣きながら台詞を言うシーンなんだけど何言ってるかよく
わからなかった。泣かせるいいシーンだったんだけどな。

ま、それは置いといて、なかなかヒューマンであたたかい、
心にジワッっと沁みてくる良質のドラマです。
コメント (6)
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