今日、春でもないのに桜の花が咲いていました。
季節はずれに咲く花を俳句の世界では「返り花」といいますが
ただし、それは冬の季語なのでこれってただの狂い咲きかな？
さて、女子プロゴルフ界の“さくら”も今日咲きました！
ここ数試合は、２位とか３位とあと１歩で優勝を逃して、悔しい思いが
続いた横峰さくら、今日は最後まで緊張の糸を緩めず優勝を勝ち取り
ました。
ついに３勝目です。おめでとう！
上田桃子をワンストローク差で追っかけての１８ホール、横峰は
ロングパットをバーディとしたいところだがわずかに届かずパー、
上田がパットを決めれば上田の優勝が決まる。
距離は１メートル程度、その上田が慎重になり過ぎたのか、
まさかまさかのパットミスでプレーオフ。
多分、もう優勝はないなと思ってたであろう、さくらちゃんも“あっ！”
と驚いていた。
ゴルフの神様のいたずらとでもいうしかない光景でした。
しかし、これからのさくらがしぶとかったね。
以前は、気負ってスイングに力が入りつまらないミスで優勝を逃がして
たけど、今日は気負いがなく最後まで落ち着いてプレーしてた。
一回り大きくなった気がしたなあ。
１回目はお互いバーディでドロー。２回目、さくらはバンカーに入れたけど、
見事なリカバリーで２オン。
何を焦ったか上田は崩れ、パーを取った横峰にまさかの優勝が転がり
込んできた！
いやあ、手に汗握る見ごたえのある試合でした。
上田はちょっとかわいそうだったけど。
プレーオフ２回目の上田は４打目のバンカー失敗、５打目で出して
６打目でグリーンに乗せたけど泣くのを一生懸命にこらえている風だった。
さぞかし悔しかったろうと思います。
優勝は手のひらの上だったのに１メートルそこらのパットが入らず
結果、プレーオフで最後にミスショット、自分を責めたことでしょう。
勝負の世界は厳しい！
さくらちゃんは、今年の目標を４勝と言っていたので、あと１勝です。
がんばれ横峰さくら！ファイティン！
