ちくしの日記

懲りない女のドタバタ日記。他、いろいろ感じたことをたらたらと。

博多の秋祭り・放生会(ほうじょうや)

2006-09-16 10:37:33 | お出かけ・旅
夕方から生憎の雨模様になりましたが、
博多(福岡)の秋祭り箱崎宮の「放生会(ほうじょうや)」に
行ってきました。
去年は天気もよくて時間もたっぷりあったので
ゆっくり回れましたが、今年は雨が降ってきたおかげで
ちょっと急ぎ足の放生会になりました。

放生会とは、万物の生命をいつくしみ、殺生を戒める神事。
また、実りの秋を迎えて海の幸、山の幸に感謝するとともに、
商売繁盛や交通安全を祈る、どんたく、山笠と並ぶ
博多三大祭りのひとつで、
1000年以上も前から続いている祭りだそうです。

神社内には福岡にゆかりの知名士の方々の
手書きの燈明が並んでいます。
サッカーの中村俊輔選手のもあったなあ。
今年は、療養中の王監督の燈明はなかったようです。
(見つけきらなかっただけかな?)


約1Kmの参道に並ぶ露店は約700とか。

夜店は妙にわくわくして、思わずいろいろ買ってしまいそうになります。
この露店の並ぶ本道から横に並ぶ通りに行くと昔ながらの
「見世物小屋」がありますが、呼び込みの人のだみ声の名調子を
聞いてると、へび女とかいるはずないと思うけど
妙に興味をそそられます。



放生会おはじき

初日の午前中には完売するらしい人気のおはじきです。
博多人形師グループの人たちが、博多人形と同じ手法で
一つ一つ手作りしたものとか。
素朴でかわいいおはじきが1箱に30個入っています。
毎年図柄が変わるようで境内に歴代のおはじきが展示されて
いました。
今年は秋篠宮悠仁(ひさひと)様ご誕生記念のおはじきでした。

おはじきと並んで名物は「ちゃんぽん」
食べ物の“ちゃんぽん”ではありませんよ。
箱崎宮の巫女さんが、お花やトンボなど一つ一つ手作業で絵付けした
繊細なガラス玩具で、息を吹き込むと「ペコッ」「ポコン」と
音が鳴ります。(生憎、写真を撮り損ねました)


それともう一つ、実は私自身は買ったことも、
また、これが名物になったわけもよく知らないんですが、
放生会名物と言えば、やはり新生姜でしょう。

写真撮るだけじゃなくて、買わんね!といいたげです。
帰りに大きな生姜を抱えて電車に乗ることを考えると躊躇して
しまって・・・。
おばちゃんごめんね。


青々した葉が付いた大きな新生姜を抱えて帰る姿はこの祭りの
見慣れた風景です。
でも、だんだん買っていく人が少なくなっていってるような
気もします。ちょっとさびしい。(自分は買ってないのに)

箱崎宮の放生会は18日まで開催です。

コメント (1)
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