風薫海航空翔

カゼカオル・ウミワタル・ソラカケル Presented by 柊(syu)

キャロットアイランド

2007-02-03 12:36:44 | 旅たびたび
沖縄行きの計画段階で、初日の予定は埋まったが2日目の予定が決まらなかった。「ドコ行くかね~」とガイドブックをペラペラめくっていたら。ふと、目に留まった島があった。

沖縄本島中部の東海岸沖に位置する津堅島。久高島のやや上に位置している。調べてみると船で20~30分という近場。人参の名産地で「キャロットアイランド」と呼ばれているらしい。情報はそれだけ。ガイドブックにもチラッとしか紹介されてない、ネットでも詳しい情報が少ない、そんな島。久米島とか渡嘉敷島に比べると、マイナー中のマイナーな島だ。
ピン!ときた(←コレを「旅の閃き」と呼ぶ。「旅の神の降臨」とも言うが)。こういう情報が少ない島こそが面白い!。こういう旅の勘、のようなものって結構アタリなんだな(何度も経験しました)。

てな訳で沖縄2日目、行ってきました津堅島。
平敷屋港から小さなフェリーで30分。周囲7kmの小さな島である。ちなみに今回はワタシと相方に加え、特別ゲストにお馴染み「博多生まれの沖縄在住」花音ちゃんも参加。港でママチャリを借り、3人で島を散策した。

久高島に比べると住宅が多いなあ~、という印象だったが、どっちにしても恐ろしく田舎の島。食堂もないぐらい田舎なのだ(昼食持参で島に来たのは初めてかも)。港付近に集落が集中し、その他はニンジン畑かビーチか森。
余計なものがない分、自然が生き生きとしている。どんよりした曇り空にも関わらず、海の色は翡翠色。生い茂る森の中は、探検隊気分になれるぐらい鬱蒼としてた。広大なニンジン畑では、土から葉がフサフサと育ち風に揺れている

          
          キャロットアイランドらしく、マンホールもニンジン
          
案内板までニンジン。この他にもベンチがニンジン、展望台がニンジンの形、ビーチの建物の上にもニンジンモニュメント…。とニンジンだらけだった(笑)。

その名産品のニンジンは最盛期を迎えていたようで、アチコチの畑で島の人が収穫作業をしていた。ニンジンの収穫なんて初めて見たが、結構スポッ!と簡単に引き抜けるもんなのね~。
相方が農家の方に、「収穫作業を写真にとっていいですか?」と声かけて許可もらい写真に収めていた。すると農家の方が「ニンジンもっていく?」と、まだ土のついたニンジンを袋に山盛り詰めて持ってきてくれたのだ!(その量、ゆうパックの「大」の箱1箱分)。
とれたてピチピチのニンジン!!うごごごこごっ!。農家の方、本当にありがとうございます。感謝感謝!

このニンジン、皮のままかじってみたのだが…あま~い。あのニンジン特有のエグみが全くない。小さいサイズなら楽々1本食べれるぐらい、ナマでも甘くて美味しかった!。
          
          ↑港で早速丸かじりの図

花音ちゃんのお友達の知り合いの方が、我々にニンジンジュースを振舞ってくれたのだが…これもまた甘くて美味しい!!。野菜というよりもフルーツのような味。ここまで美味しいニンジンだと、子供だって「ニンジン嫌い」にはならんだろうと思う。ニンジンの概念をブチ壊されたなぁ。ブラボー!津堅島

農家の方から頂いたニンジン&花音ちゃんのお友達から頂いたニンジンのおかげで、我が家は当面ニンジン祭り。トシちゃんの「ニンジン娘」を口ずさみながら(歳がバレるって!)台所に立つこの頃…。

逮捕されたい…

2007-02-03 12:14:54 | プロレスLOVE
           

沖縄行きの前々日、いつも見てる携帯サイト(もちろんプロレス系)を見てたら「土曜日に鈴木みのるが沖縄で一日警察署長をやる」という情報が。な、なんですとぉぉっ!?。ワタシが沖縄行ってる間に、ミノリン(笑)が警察署長!?。これはニライカナイの神様のお導きか!?
この腐れヲタクが行かない訳ない。自分でも「沖縄まで来て何してるんや?」と呆れたのだが、そんな大人な自分にヲタクな自分が圧倒的勝利。どうしようもないですな、このヲタク魂はトホホ。相方を風景印巡りに放り出し、行って来ました「鈴木みのる一日警察署長イベントin南風原ジャスコ」(笑)。

いや~、格好良かった。刑事ドラマヲタク(どれだけヲタクやねん!)なワタシ、好きなプロレスラーが警察官の服着てるなんて「盆と正月が一緒にきた!」なんてレベルじゃない。眩暈クラクラ~、で危うく貧血起こしそうになってしまったぐらい嬉しく
ただ…あまりにも告知していないイベントだったもんで、集まったお客さんも20人程度…。さ、さみしぃ~。あのねぇ、鈴木みのると言えば去年のプロレス大賞MVPを獲得した、現・三冠ヘビー級チャンピオンなんですよ!!。プロレス界の最先端を走ってるスゲェレスラーなんですよ!!。なのに寂しすぎる~
いやいや、待てよ。もしかしたらそんなスゲェレスラーだから安易に告知しちゃうと南風原ジャスコにファンが殺到してエライことになるから。だからこれだけ秘密裏にやってたのか!?きっとそうに違いない!(←かなり妄想暴走…)。
まあお客さんが少なかったおかげで、念願の「警察官ミノリンと2ショット」を撮影してもらえたのだ、キャーッ!(痛い、痛すぎる、と自分のアイタタタさに呆れる)。『逮捕するぞ!』なんて冗談言われ、『ハイ、今すぐワタシを逮捕して』と心の中で叫んだワタシであった。アップした上の写真のサイズが、やたらとデカイのは乙女モード全開っぷりを物語っている…


イベント内容は、与那原(ヨナバル)警察署長から一日警察署長任命式とご挨拶。そして食料品売り場前で防犯のチラシ配り。
              
野菜売り場の前の三冠チャンピオン…。何とも言えない絵図ですな(しかも笑顔だ)。そんな「プロレス雑誌ではあり得ない絵」を遠くから見ていると、「あの人誰ですか?」と買い物客のオバチャンに尋ねられ。「えっと、あのー、プロレスラーの鈴木みのるって人で、えっと、今は全日本プロレスってところのチャンピオンで、えっと…」そこまで詳しく説明求められてないってば
しかしみのる背はそんなに高くないけど体はデカイので、一般人に混じると迫力あったなぁー。車型のショッピングカートに乗ったお子チャマに、みのる「飲酒運転はダメだぞ!」と言いながらチラシを渡していたり。みのる節炸裂だった(笑)。

このあと引き上げちゃったけど、与那原警察署でいろいろハチャメチャ(死語)にやってたらしい。つづきは本人様のブログへどうぞ→俺が鈴木みのるだ!

山盛り風景印を集めて戻ってきた相方に、「地に足ついてないよー」と笑われるぐらいフワフワになってしまったワタシ。沖縄まで来て何やってんだかーと自分で呆れつつも、シアワセよウフフと危ない人になってしまった沖縄1日目だった

うちな~フード

2007-02-02 12:43:06 | 旅たびたび
沖縄に行くと、まず沖縄のものを体に入れないと「来たぞ~!」という実感が沸かない。なぜだろう?。

なので、いつも沖縄に到着すると一番に自動販売機で「さんぴん茶」を購入する。「さんぴん茶」ジャスミンティーなんだけど、沖縄ではどこの食堂に行っても宿に行っても、この「さんぴん茶」が出る。一番ポピュラーな「沖縄の味」と思うが。
あとはコンビニで「ポークたまごオニギリ」を購入。これもお手軽に沖縄の味を食べられる手段。ランチョンミートを焼いて、タマゴと一緒に挟んだだけのオニギリなんだが…美味しい。ワタシの大好物。そうやって毎回舌で沖縄を感じて、ようやく「あ~沖縄に来たのね~」と実感するのだ。
ちなみにこの季節、沖縄のコンビニでもおでんが売っているんだが。どこの店でも「てびち」(豚の足)がプカプカ浮いている。「てびち恐怖症」のワタシは、おでんてびちを食べたことはない

そして沖縄に行くと必ず食べに行くのが、「ズムズム」というお店。スローフードと医食同源をコンセプトにやっているお店なんだが、とっても居心地がいい。そして土地の野菜を使ったパスタがメチャクチャ美味しい!。毎度のごとくがちまや~仲間の花音ちゃんと一緒に、今回もガツガツ食べてきましたぜ。ご馳走様でした

             
パスタ鍋。ちゃんと土鍋でやってきた。この日結構寒かったので、この鍋であったまった~
             
お好み焼き風パスタ。このソースがフルーティーかつ濃厚で堪らない味だった!。
             
これを食べなきゃ来た意味ナシ!、と言える位の名物「ゴマプリン」。栄養価の高い白ゴマを使っている。口の中でゴマの濃厚さが爆発~。ここのゴマプリン以上に美味しいゴマプリンをまだ食べたことはない。


あとはJefで「ぬ~やるバーガー」を食べ、スーパーで買った「タコライス巻き」(タコライスを巻き寿司にしてた)を食べ、最終日の夜ギリギリに沖縄そばを食べ。がちまや~の胃を満足させた。
沖縄の旅には、食べ物は欠かせない。どこの旅先でも「ご当地うまいもん」ははずせないんだが、この島には「ここでしか食べられない味」が多すぎる。毎度のごとく思うんだけど、この島では胃袋いくつあっても足りまへん…。