あまくさ人のひとりごち

あまくさ人のひとりごち、つまり独り言です。
撮りだめした写真も併せて載せます。

第十三回 昨日の演説を聴いて考えた。

2008-12-08 21:16:50 | Weblog
ちょっと前のブログに、くま川鉄道(人吉市)が駅名のネーミングライツを売却した記事を書いた。
そして、「まず隗より始めよ」とばかりに、駅長が経営する店がネーミングライツを買い取ったとも書いた。
つまりそれだけ地方経済は疲弊しているということだ。

今回の麻生首相の五島・天草の旅は、その実情を少しでも知るための旅ではなかったか。
でも、昨日の演説からは、あまり切迫した雰囲気は感じられなかった。
中央マスコミもそうなんだろう。
明らかに別の場所での首相演説を、「熊本県天草市」とテロップを流していた。

あの演説を聞き終わって、翌日の新聞を見たら、支持率が軒並み20パーセント台に落ちていることを一面に持ってきていた。
政権発足からたったの2ヶ月で、早くもジリ貧状態。
思うに麻生総理という人は、キャラ的には面白い人かもしれないが、実務には全く向いていない人なのかもしれない。
つまり、テレビのコメンテーターにはふさわしい人かもしれないが、国政を預かるにはまるで向いていないということ。

でも、もし仮に麻生総理が退陣したとして、次に誰が総理になる?

誰か総理にふさわしい人を、挙げられますか?

右も左も、世襲世襲の二代目三代目ばかりの政界に、未曾有の危機を乗り越えられる気概をもった政治家がいるのだろうか。
でも、乗り越えてもらわないと困る。マジで困る。