逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

大相撲のドーピング疑惑

2010年02月11日 | スポーツ・文化

『品格は単なる言いがかり』

十数億円も親から貰っていたのに贈与税を払っていなかった(脱税していた)鳩山首相とか、政党を潰しては元々税金である政党助成金を何億円もネコババしていた小沢一郎とか、発言妨害にしかならない罵声を間断なく行う小学生並みの自民党議員とか、野党に転落したのに未だに与党癖か抜けず中学生並みの質問しか出来ない元政府与党幹部とか、今の日本国を代表する偉い人たちに『品格』が無いのに、外国から出稼ぎに来ている20代の若者に品格を求めるマスコミや相撲ファンには開いた口がふさがらない。
小錦北尾戦の誤審の一件は相撲協会のダブルスタンダード(外人イジメ)だと思いますが、今回の朝青龍バッシングは執拗で陰湿で限度を超えている。
相撲協会は悪質すぎる。
2年前のサッカーの仮病騒動ですが、無傷の五体満足な上位力士が殆どいない現実を知っているはずの相撲協会がマスコミ報道に便乗して処分している。
第5腰椎椎弓の疲労骨折と左ひじの靭帯損傷の診断書が出ているが、あれでは朝青龍が『仮病だった』(医師の書いた正式の診断書が間違いか偽造だった)と相撲協会が断定したことになる。
処分基準が可笑しいのですよ。
何か大事な事(知られては不味いこと)を相撲協会は必死に隠しているのでしょう。

『アンチ・ドーピング』

日本相撲協会は、日本の多くのスポーツ競技の団体が加盟している日本アンチ・ドーピング機構(JADA)に加盟していません。
他には加盟していない有力団体はプロ野球ぐらいしかない。
ちなみに日本プロ野球組織(NPB)はアンチ・ドーピング特別委員会なる自前のアンチ・ドーピング機関があって検査を実施しているらしいが、何故わざわざ別組織などと面倒な事をせずに正々堂々とJADAに加盟しないのか。?
日本のプロ野球界には、目に余る薬物汚染で他のスポーツの様には検査が出来ないので独自のドーピング基準で検査しているアメリカのメジャーリーグのように、多少は(みんなには知られたくない)やましい事が存在しているのでしょう。
ドーピング検査は「日本アンチドーピング機構」(JADA)に加盟が条件のため未加盟の相撲協会が独自に行った08年の大麻の陽性反応のドーピング検査なるものが実に不思議なのです。
大麻の所持は犯罪になるが、陽性は何の刑罰もないのですよ。
そしてドーピングとは本来筋肉増強剤の有無を調べるものですが、これが発表されていない。
相撲協会の行ったドーピングを調べないドーピング検査とは、たこ抜きのたこ焼きか、餡のはいっていないどら焼きのような何とも不思議な代物なのです。
今回、押尾学の時と同じで怪我をした知人男性が全く報道されないが、ひょっとしたら筋肉増強剤関係の知人なのかも知れないがこれでは絶対に発表できない。

『テレビと大相撲の密接な関係』

昔、テレビが14インチ程度の小型だった当時には相撲人気は絶頂期だったが、画面が大型になるほど人気が下がってきていた。
小さな画面にはNHKの相撲中継がピッタリだったのです。
これは何やら、41年前の小型テレビなら何とか放映出来たアポロ11号の月着陸『最初の第一歩』が今では画像が酷すぎて放送出来ないのに似ている。
14インチ程度の小画面だと素晴らしいとなるが、今の大型画面では昔の小画面では判らない色々な事が見えてくるし、録画機の発達で今では誰でもが何度も同じ画面を見る事が出来る。
これも昔はテレビ局など一部の人だけだったのです。
無気力相撲(八百長相撲)なんかも何度も繰り返し画面を見比べればある程度は判りますし、ドーピング疑惑も矢張り昔の映像と比べれば判ります。
大鵬人気でNHKの受信契約を伸ばしていたし大相撲は入場者を増やして双方が売り上げを伸ばしていた。
テレビ(NHK)と大相撲は持ちつ持たれつ切っても切れない密接な関係が昔からあった。

『ドーピング検査の早期導入を』

無気力相撲(八百長)なども問題だが、それよりも、誰も一言も言わないが、アメリカのメジャーリーグ以上の目に余る薬物汚染でしょう。
未だに筋肉増強剤を野放しにしているのは日本の大相撲ぐらいですよ。
特に大相撲は体に決定的に悪い最悪のスポーツです。
一流のアスリートである現役の力士が突然死するなど大相撲以外にあるでしょうか。?
08年に何ともインチキ臭いドーピング検査を初めて行っているがこの時はロシア人力士の大麻騒動に話を摩り替えて誤魔化したが、何時まで隠し続ける心算でしょうか。?
09年から部分的にドーピング検査を行うと相撲協会理事会で決めていたのに結局は実施されづ仕舞いで、有耶無耶で済ましているが世界のスポーツ界の流れに逆らって日本の相撲だけが何時までこの態度を続ける心算か。?
神事だとかのへ理屈や権威と伝統だけでは逃げ切れまい。特に大相撲は体に決定的に悪い最悪のスポーツです。

『突然筋肉を付けた千代の富士のドーピング疑惑』

大鵬に次ぐ歴代二位の31回優勝は一代年寄りの資格十分。
名誉であるばかりで無く、普通の年寄り株は数億円の財産価値があり年寄株は売り買いや貸し借りが出来るので一代年寄株にも当然財産的価値が生まれる。
千代の富士の一代年寄り株は協会からの1億~数千万円程度の報奨金の性格があるのに千代の富士は断った。
断った理由は『一代年寄りでは死ねば無くなる』との不思議な理由ですが、死ねば一代年寄りどころか全ての物は無くなる、残るものは栄誉(名前)だけ。
何とも解釈に苦しむ不可思議な行動である。
ただで1億程度の大金を栄誉を称えてもらえるものを断ったには『断った誰もが納得する理由』が存在するはずです。
貰うにもらえない『誰にも言いたくない』不名誉な理由(八百長試合とか筋肉増強剤)があると考えた方が納得がいくでしょう。
千代の富士以前には、あれ程までに筋肉が発達した力士は唯の一人も居なかった。
脱臼癖を稽古を励んで筋肉をつけて克服したとされているが、それなら昔の力士は稽古をしていなかった事になります。
ところが古い親方ほど昔の猛稽古を指摘して今の真面目に稽古しない弟子の力士を嘆いている。
ところが今の力士たちは一昔前の千代の富士ばりの凄い筋肉の塊のような体で、肩の筋肉が盛り上げりすぎて首がある幕内力士などは一人も居ない。
今の薬物(筋肉増強剤)浸けの第一号は千代の富士だったのでしょうか。?
だから彼は相撲界に対して『責任を感じて』一代年寄りの権利を自ら放棄したのでしょう。
千代の富士時代は過ぎ去ったが、其れ以降は幕内の力士で筋肉不足の力士などは一人もいなくなった。
特に二子山部屋は横綱、大関や幕内上位に10人の絶対的な強さを誇って貴乃花が優勝できなくても部屋の若乃花や貴ノ浪、貴闘力 が優勝していたが、貧弱だった貴乃花が筋肉を付けていく様は驚異的で、あれが筋肉増強剤抜きであったとしたら驚くべき事実である。
あれほど栄華を誇った二子山部屋も今では貴乃花部屋へと名称も代わったが、最高位がモンゴル人の幕下一人で十両以上の関取が一人もいない寂びれよう。
千代の富士であれ二子山部屋であれ、他のものが持っていない『勝利の企業秘密』が有る間は一人勝ち出来たが『機密』が共有された段階で『ただの普通の人』に戻ってしまったのでしょう。

『朝青龍問題のうがった見方』

相撲協会最大の功労者朝青龍追放は相撲協会ぐるみの、力士全員が関係している薬物汚染(ドーピング疑惑)隠し以外には考えられないでしょう。
何しろおよそスポーツなら禁止する筈の筋肉増強剤を浴びるほど飲んでいるのにドーピング検査どころか薬物調査を口にするさえタブーで関係者みんなが知らない風を装う。
いったい何時までこの恐るべき真実を隠蔽する心算だろうか。?
自分たちは21世紀の現実世界から完全に関係ないとでも言う心算なのだろうか。
何しろ2世紀前に一般人には禁止された丁髷を結って行うのですからね。
スポーツだとしたら不思議すぎるが大相撲は、お茶やお花、小笠原流の行儀作法などの家元制度の伝統芸能でもあるし、酒税法違反の神事である飛騨のどぶろく祭りみたいな奇祭なのでしょう。

『元祖大相撲と本家大相撲に2分社化』

プロレス界では、お笑いに特化した大阪プロレスのくいしんぼう仮面や恵比寿っさんマスクなんかも有り、お笑い好きの格闘技ファンに喜ばれているらしい。
今の大相撲はスポーツと伝統芸能の二枚看板の間で揺れて問題を起こしているが、全ては異種のカテゴリーを無理やり統一している為である。
プロボクシングでもプロレスでも同一の競技種目でも関係する団体が何団体もあるのが普通です。
これからは品格大好きのマスコミを満足させる為に、日本の大相撲も世襲制で二代目大鵬や柏戸、双葉山の家元襲名や4代目若乃花襲名披露興行など、美しい権威と伝統を誇る品格重視の相撲道の『伝統芸能』に特化した、元祖『大相撲』とするべきである。
其の反対の、茶道や華道などの家元制度では満足出来ないスポーツ好きの相撲ファンの為には、世界から有望選手をスカウトしている大リーグ形式の実力重視の格闘技『本家』スポーツ大相撲を、伝統芸能『元祖大相撲』から分離して二本立てで興行するべきでしょう。

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14 コメント

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逆じゃないかな (おいちゃん)
2010-02-10 13:49:01
どうしようもないのに横綱が居なくなると興行的に困るから残し続けていたのでしょ。
特に地方巡業において。
で、今回は事件発覚で文科省も理事選挙に介入したし。

筋肉増強剤、興奮剤は使用している力士多いだろうね。
ただし、品格の問題とは異なる話になるんだろうね。
で、スポーツの定義とは何でしょうか?
相撲は勝負とよく書かれるけれど、他のボクシングなどの試合とは異なるもので、野球やサッカーなどとも違うし。
大昔からの神事だと言われればその意味がおぼろげではあるが、そうなのかなと思う。
お金を得るために出来上がったものとは違い、ここが正にほかのプロスポーツとは明らかに違うからね。

薬物に関しては、大のリーグに行った選手にも薬を使用していると思われるスター選手が居ますね。
野球でいえば高校生でもなんだか変だな、と思える生徒が大勢います。
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市民の意見では大相撲の貢献度は抜群 (逝きし世の面影)
2010-02-10 16:10:27
おいちゃんさん、コメント有難う御座います。

相撲ファンでない一般市民によると朝青龍貢献度は抜群らしいですよ。
格闘技とはヒール(悪役)の存在は大事で興行的には朝青龍の功績は大きい。
25回優勝の成績はスポーツ(競技)としての功績も抜きん出ているのです。
これは内舘牧子元横綱審議会委員も認めているのですが、今回『品格』を問題として事実上の解雇らしいのですが、2年前にも書いたが、

>自分が朝青龍と同じ26歳の時に何をしていたのかと思出だしてみて欲しい。
26歳の朝青龍を品格が無いと非難できる人物が果たして日本に何人いるでしょうか。?
二十歳過ぎの若輩者が相撲界で4年も頭を張っていて天狗にならない方がどうかしている。
生意気で横紙破り、無礼千万礼儀を知らない。
処分は仕方が無いとして蟄居閉門の謹慎処分とは何時の時代の話。?
4ヶ月間の謹慎2場所の出場停止ではなく、数場所其々2日間の出場停止はどうでしょうか。?
ペナルテイーとして数場所、最初から不戦敗を二つ付ける。
朝青龍に2敗ぐらいハンディを付けないと日本人が優勝できない。此れで大相撲が少しは面白くなる。<

品格ですが(本人だけではなくて)これは周りが作るものです。地方巡業で土地土地で子供を作りまくった種馬横綱もいたし拳銃の密輸や不法所持もいたが横綱の権威をみんなで庇って守っていたのです。
スポーツ(競技)の本質は勝ち負けでしょう。
今まで横綱が尊ばれるのは美しいからでもなく品格が有るからでもなく誰よりも強い(勝つ)からです。
強くない横綱大関は『品格』云々以前に、『恥』以外の何ものでもありません。
以前のコメントにも書いたが、
>相撲に限らず全てのプロスポーツに共通する事ですが、
(A)強さ(勝ち負け)を競うスポーツ(競技)としての一面、
(B)営業(金儲け)、興行(見世物)としての側面、
(C)その他の歴史や伝統、文化としての側面、相撲なら奉納相撲など神事としての側面があるが、
普通なら重要度はA>B>Cの順番になるのが常識です。
そして相撲でも今まで(朝青龍問題以前)は同じ順番になっていたのです。
貴乃花が人気が出たのも(美しかったからではなく)強かったからです。貴乃花が全く勝てなかったら最初から貴乃花人気自体が存在しない。

金儲け(プロ)としての相撲ですが、昔の人気があった時代の相撲は日本全体が貧乏だったので中学卒業で弟子入りして出世して親孝行(金儲け)するものだった。
だから強い日本人横綱が生まれていた。
ところが、この『文化』は豊かになった日本人では失われてしまい、今では外国人力士の方にハングリー精神が有るために出世するのです。
アメリカのプロボクシングで白い選手は皆無で、経済的に恵まれないハングリーな黒人選手がチャンピオンになるのと同じ理由です。
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違和感ありすぎ (Ladybird)
2010-02-10 18:55:03
 第5腰椎椎弓の疲労骨折ですね.どこから引き写したのか忘れましたが,私のほうも修正しておきます.
 ドーピング問題との関係は私の手に余りますが,今回の朝青龍問題には非常に違和感があるので,自分なりに感じたことを書いて行こうと考えています.
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光市事件とも押尾事件とも共通する違和感 (逝きし世の面影)
2010-02-11 11:07:03
Ladybirdさん、コメント有難う御座います。

メディアの報道姿勢が一面的で誤報に限りなく近いくらいに偏りすぎているし、しかも全マスコミ報道が同じ向きに統一しているのです。
今度の騒動は光市事件の報道(少年の死刑推進、犯罪の重罰化キャンペーン)の時と似ています。
テレビなど映像メディアに出てくる有識者なるものが普通は冷静に正しい知識(少年事件での永山判例や少年犯罪や凶悪犯罪の歴史的減少)を説明する約束事なのに全員があの時は正反対で事実や真理ではなく感情論を語り騒動を煽り立てていた。
今回も放送される相撲関係者が正しい知識を語るのではなく騒動を煽り立てて問題を大きくしている。
もちろん。まともな正しい意見を持っている関係者がいると思うが、報道機関側が意識的に選別して誤ったイメージを報道していたのでしょう。
押尾事件と共通点は、
朝青龍と明け方の4時近くまで飲み歩いていた知人男性(被害者)ですが、どこかに所属していれば普通なら会社員のAさんなどと報道する。あるいは無職のAさんなどと呼ばれたりする。
ところが今回は何処を探しても何にもなしの『顔なし』なのです。
有力政治家(蚤の脳みそ)の息子が常連だった押尾事件よりも今回の方が徹底しているのですよ。
ですから余程関係者にとっては、押尾事件よりよほど都合の悪い人物なのです。
この場合に考えられる可能性としては1、ヤクザ関係、2、私がブログで取り上げている薬物関係、3、それ以外の財界有力者、政治家、検察、警察など顔を出したくない人物が考えられるが、禁止薬物を扱っていたヤクザのフロント企業の関係者(1+2)ではないかと睨んでいます。
何しろ昔から興行の世界を仕切っていたのは山口組等のヤクザ組織ですよ。そして地方興行は相撲協会の重要な収入元でなくてはならない。
山口組三代目の田岡一夫組長と美空ひばりとの親密すぎる関係を知らない人は誰もいない位に有名です。
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事実関係が見えない (Ladybird)
2010-02-11 14:39:15
>偏りすぎているし、しかも全マスコミ報道が同じ向きに統一している
 そうなんです.最近のメディアは異口同音に同じ調子で同じことを繰り返し報道する.完全に洗脳マシンに成り下がっています.報道する内容も,もっと重要なニュースがあるだろう,と思うようなケースが結構あります.

>今回は何処を探しても何にもなしの『顔なし』
 そうです.その点にも非常に違和感があります.事件の具体的な経緯がまるで判らず,ウワサ話ばかりが流布されています.
返信する
一般人の意味は「現役力士ではない」のこと (逝きし世の面影)
2010-02-11 16:26:42
朝青龍よりも前のモンゴル出身の大相撲の先輩に当たる幕内力士旭鷲山は、今は本国に帰り国会議員になっている。
この旭鷲山の現役力士時代の話ですが、あれではいくら稼いでも追いつかないほど、外出時には大勢の取り巻きに囲まれていたのです。
幕内力士程度でもそうなら、優勝回数歴代3位の大横綱の朝青龍が取り巻きなしで飲んでいたと考える方が可笑しい。
ですから今度の日本人知人と称する人物は大勢の取り巻きの一人ではなかったのかと推測される。
しかも『知人』と有るからには朝青龍に近い人物です。
たぶん関係者全員が知っている『人物』なのです。
一般人と有るから現役力士ではないが、相撲関係者に限りなく近い人物でしょう。
それなら、これ程の大騒動になれば誰かが喋るので知人男性の身元は有る程度は明らかになるのですが、今回は全くの不明『顔なし』でこれほど口の堅いことは普通では考えられない。
知人の背景(素性)とは、可也の大物なのか。、それとも誰もが口に出来ない相当な危険物なのです。
オウム真理教が坂本弁護士一家を皆殺しにした後に証拠を消す為に、犯人の信者たちは自分の手のひらを焼いて指紋を消したが、世の中に指紋がない人物は一人もいない。破壊的カルトの信者とは心底阿呆ですね。
指紋がないとは、これほど目立つ特徴はないのです。
今回の何一つ『全く背景のわからない』日本人被害者男性ですが、『何一つ判らない』という目立ちすぎる特徴が有るのですよ。
返信する
道徳律がわかっていない (Runner)
2010-02-12 20:03:36
そもそも、品格は主観的なものであり、何をもって品格とするかは人によって違う。
そのこと自体をわかってないようです。
大リーグでもジャッキー・ロビンソンやロベルト・クレメンテは成績とは別のところで称えられていますが、今回、日本で起こったことは品格があるという理由で称えるのではなく、品格がないという理由で引退させるというメチャクチャなことです。

さて、品格がないとされた朝青龍ですが、不思議なことに朝青龍と会ったことのある芸能人からは悪口が出ない。ファンに対する接し方で批判があったわけでもない。
皆、人なつっこく社交的な性格だと言うし、日本に馴染んでないなどという批判も全く出ない。
それもそのはず、高校から高知に留学していた朝青龍は少なくとも現代日本文化に精通しており、最も、日本に馴染んでいた外国人力士ですよ。
優勝後のインタビューでもツボを得たスピーチをするし、大阪場所では大阪弁でお礼を述べるなどしてファンを喜ばせていた。
インネンを付けられてバッシングされなければ、もっともっと人気者になっていた。
むしろ、そうだからこそ、追放されたのではないでしょうか。
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島根県立大女子大生殺人事件とも (kaetzchen)
2010-02-13 13:15:33
ブログ主さん,こんにちは.

>光市事件とも押尾事件とも共通する違和感

は私もずっと感じていました.浜田には刑務所が2つありますし,もともと広島から浜田自動車道を通って「ミネラルウォーターを汲みに行く」という情報は昨年ネット上で「一種の暗号」として大量に流れていましたので,これは一体何だろうと警察の知り合いに情報提供したことがあります.

どうも,裏では浜田の港で降ろされた覚醒剤を山の中で取引していたのではないか,そこへ運悪くバイト先から帰ってきた女子大生が通ったのではという見方もできるんですよね.

日本相撲協会も同様,裏では暴力団を利用して「相撲ギャンブル」(実際,暇を持て余してたメガネ屋の主人が興じているのを見たことがあります) を仕掛けて,多額のカネを集めているのではないかと裏読みしたりしています.
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権威と品格の代表例といえば (逝きし世の面影)
2010-02-13 13:35:36
権威と品格と伝統の塊、権化は、何といっても一神教の神様や宗教音団体の代表につきるでしょう。
ところが実際の現実は正反対で旧約聖書に記されている神であるヤハウェイ程、『品格』に欠ける神様もいない。
日本神話でも荒ぶる神のスサノオは時々乱暴を働き悪さをするのですが、
やることが悪逆非道で、疑い深く疑心暗鬼で並外れて嫉妬深い。しかも執念深いときているから救いようがない。
スサノオは旧約聖書の神ヤハウェイに比べれば、何となく今の朝青龍のように大人になりきれない子供の部分があり憎めない。
大昔の神話などではなくても実在の日本国の人物ならオウム真理教の麻原や統一協会の文鮮明、創価学会の池田大作など『品格』に欠ける人物なら幾らでもいます。
相撲と同じジャンルの『格闘技』の世界なら、今問題になっている軽量級チャンピオン青木真也がナンバーワンでしょう。
この人物ほど格闘技の『品格』を傷つける存在もない。
テレビでも放映された09年大晦日の総合格闘技(異種格闘技戦)なる見世物で、通常の普通のスポーツなら禁止して当然の関節技で対戦相手選手の骨を『確実に折に言った』と公言している。
おまけに関節が決まり骨折した半ば失神状態の相手に対して中指を立てる侮辱行為に及んでいるのですから開いた口がふさがらない。
こんなゲテモノを金を払ってまでわざわざ見ようとする連中の気持ちが判らない。自分が何を見ているかの自覚が有るのか無いのか。
高度な技術で誰にも出来ないことを披露するから金を取れるのであり『プロ』を名乗れるがこの青木真也選手はどちらもない。
格闘技としての技など無くても関節を決めれば素人でも相手の骨が折れますよ。
日本の今のこの末期的状態は、剣闘士同士が殺し合うのを楽しんだローマ帝国の滅亡期に近いのかも知れないが、今回と同じ異格闘技戦だけなら明治時代に柔道対ボクシングの対戦を『見世物』として盛んに行われていたのです。
ですから現在の異種格闘戦なるものは何ら新しいものではなく単なる『先祖がえり』にすぎません。
返信する
松浪健四郎元文科省副大臣 (逝きし世の面影)
2010-02-13 16:01:10
禁止薬物といえば素人は扱わない。表で堂々と扱わないものはやっぱりヤクザ組織で、ヤクザの政治家といえば東なら千葉のハマコーで西なら大阪の松浪健四郎でしょう。
この松浪健四郎元文科省副大臣ですがヤクザの酒梅組系建設会社に、私設秘書の給与を肩代わりさせたり密接な関係が有るのですが、政治家がヤクザと関係を持っていたと言うよりハマコーと同じでヤクザが政治家をやっていたらしい。
面白いことにこの政治家が唯一と言っても良いほど『大相撲の薬物疑惑』を言い続けているし朝青龍などとも親交があり、サッカー騒動の時も擁護発言をしているのです。
松浪は、『朝青龍は日本人とは精神や思想が違う。この点に配慮があったか』と至極当然な事をいっているのです。
それにしてもこの人物が自民党政権では文科省副大臣になったから相撲協会も頭を下げざるを得ず、ドーピング検査なんかも嫌々実施しなければならなくなるが、ところが若の鵬の大麻騒動を好機として大麻のドラッグ検査に摺り変えるのです。
完全なる相撲協会のぺテンですよ。
何としてでも筋肉増強剤の検査だけは避けて通りたいのですが、次の記事にも書いた様に相撲協会もいよいよ追い詰められたようです。
遅かれ早かれドーピング検査は大相撲がスポーツの一つであれば行われなければならないが『神事』なら関係ないことになります。
朝青龍問題の根底には薬物疑惑があり、ドーピング検査逃れの為の、相撲協会の自作自演の苦しい演出ではないでしょうか。?
横綱朝青龍自身、筋肉増強剤を浴びるほど飲んでいるのですよ。
力自慢の関脇把瑠都は身長 198 cm の長身で体重 は188 kg もある。
この巨漢力士をかいな捻りで腕の力だけで空中に放り投げている。最早人間業とは思えない怪力ぶりで大相撲長い歴史でもありえない凄さ。現代の科学力で作り上げたサイボーグに近い話ですね。
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