逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

無尽(頼母子)講としての大相撲の八百長

2011年02月05日 | スポーツ・文化

無尽((むじん)とは、頼母子(たのもし)あるいは頼母子講(たのもしこう)とも呼ばれるが、日本では古く鎌倉時代から共同体を基盤にして庶民の相互扶助を主目的とした互助会であり、金融の一形態である。
江戸時代になると、身分や地域に問わず大衆的な金融手段として確立していき講は大規模化していく。
明治時代には更に大規模しで営業を目的とした無尽会社(法人化)まで生まれ、世界恐慌以後は、銀行に相当するほどの規模を持つものまでになり、日本の経済を担う金融機関の一つとなっていった。
太平洋戦争敗戦後、日本を軍事占領したマッカーサーのGHQは最初無尽を賭博的でギャンブルの一つであると見て禁止しようとしたが、これに対して日本側は無尽が銀行並の業務を行っていた実績を認め、占領下の1951年に相互銀行法を創って、全国の無尽組織は相互銀行に移行していく。

『大相撲の八百長疑惑 官房長官、公益法人認可の取り消しに言及』

枝野幸男官房長官は3日、八百長メール問題を抱える日本相撲協会の公益法人認可取り消しについて『事案が重大なので、可能性としてはあり得る』と述べた。高木義明文部科学相も同様の認識を示している。
一方、鈴木寛文部科学副大臣は同日の記者会見で、春場所開催の是非について『きちんとした全容解明が絶対に必要』と述べ、日本相撲協会が親方と十両以上の全力士らを対象に徹底的な調査を実施することが開催の前提との認識を示した。

『八百長の語源』

八百長は八百屋の長兵衛が相撲関係者に、わざと負けて勝敗をうまく調整したので、相撲界でわざと負けることを『八百長』と言うようになる。
大相撲をめぐる八百長の噂はこれまでも絶えず、元小結板井など元力士らからの内部告発もあったが、それでも日本相撲協会は一貫して否定。
今回も日本相撲協会の放駒理事長は『八百長相撲は過去には一切なかった』と断言したが、これはある意味当たり前であり相撲界では『八百長相撲』とは呼ばず『無気力相撲』と名付けて発覚すれば除名を含む厳しい処分を決めているし、初代若乃花の双子山理事長は相撲界に蔓延する無気力相撲の横行を厳しく叱責していた。
であるから建前上、大相撲界に故意の無気力相撲はあっても八百長相撲は存在しないことになっている。

『八百長疑惑メールの流出』

何やら不可解な展開である。大相撲の八百長疑惑問題ですが『八百長』自体は一年ほど前に大問題になった『横綱の品格』騒動と同じ種類の話で、個人個人の持つ(主観的な)道徳観やマナーとか信義には大いに抵触するが、何ら(客観的な)犯罪行為ではない。
近代民主主義社会では各個人の内心(主観)は聖域であり、どれ程異常であれ非常識であれ悪質であれ、何ら罰せられないとの原則で成り立っているのです。
この八百長問題の核心部分は別にある。
小沢一郎強制起訴の顛末(操作情報の意識的な漏洩による世論誘導)と同じで、捜査機関が押収した証拠品(復元されたメールの内容)が勝手に報道機関に漏れる等は本来あってはならない。
礼儀違反ではあるが、本来野球賭博のための証拠として押収した、犯罪行為ではない個人のメールをマスコミに公開するなどは本来機密にされるべき情報流出で、警察によるプライバシーの重大侵害であり、今回の八百長疑惑は明らかな公務員の守秘義務違反である。
今の政府やマスコミの動きでは公益法人としての日本相撲協会の解体も十分にありえるが、悪く勘ぐれば500億円以上の巨額な資産がある相撲協会を解体(もしくは介入)し、警察や文部科学省の官僚たちが天下り先を作ろうと暗躍しているとも考えられる。
ですから日本相撲協会の問題は確かにあるが、それ以上大問題であるのは警察とマスコミとの構造的な度し難い癒着であり、本来『表に出ない約束』の捜査資料の流出こそ、我々は問題視するべきであろう。
これは警察とマスコミが二人三脚で引き起こした情報漏洩の犯罪行為で、何かの為の情報操作か世論誘導ですよ。

『八百長日本相撲協会に見る身近な経済学』

韓国の若手人気アイドルグループのKARAが所属事務所とトラブルになり、解散の危機に直面しているが原因は日本における巨額な興行収入に対するKARAメンバーの取り分の少なさ。
肝心の本人達が受け取ったギャラは数億円の収入に対して数十万円の少なさで1%程度であったとされています。
この不条理の原因ですが韓国の芸能事務所とは日本の大相撲と同じような構造になっていて、能力や将来性を見込んだ有力新人を芸能事務所(相撲部屋)がスカウトし衣食住や練習費を全額負担して養成する。
この丸抱えの養成員の中から少数の成功者(アイドルや関取)が生まれるのですが、成功したアイドルはその後長い間芸能事務所(相撲部屋)に縛られて、契約上収入の殆どは養成機関のものとされるのです。
大相撲でもこの構図であり最高位の横綱でも基本給は月282万円年俸は3384万程度で他のプロスポーツに比べて低い。
特に相撲では怪我や病気などで選手寿命が短いのですから大相撲の生涯年俸の低さはこの数字以上である。
八百長の根本原因は韓国芸能界と同じ経済原則だからで、大相撲ではたった70人の関取が900人のその他大勢(1人で13人)を養うので当然現役力士の収入は低くなる。
今回発覚したのは十両力士が多いが、原因は十両の年俸1243万円から陥落して幕下になれば年収は100万円以下となり差額が1000万円を越える。
収入以外にも十両と幕下では天と地ほどに待遇差があるので、これを金銭に換算すれば数千万円の差とも考えられる。
給与の無い幕下力士でも、20枚目以内の番付で7戦全勝すれば自動的に十両に上がれる内規がある。
しかし今報道されているような、勝ち星の貸し借りや売買で一勝が20万円の相場では、各力士が現実に受け取る『金銭の差額』と一致していない。
20万円では小額過ぎて話しになりません。
本当に幕下で一勝20万円なら全勝でもたったの140万円ですよ。十両で15戦全勝でも300万円です。
ですからこれは単純な勝ち星の売買ではなくて、日本独自の優れた共同体の互助組織の『無尽である』と解釈出来る。
マスコミが『八百長相撲だ!』と言うから問題なのである。
これは見方を変えて考えれば、自分が余裕のある時に幾らかを頼母子講に出資しておいて、困った時や緊急時には無尽組織から融資を受けて助けてもらうのです。
欧米のような弱者必敗の過酷な競争社会とは別の、日本人同士の弱いもの同士の『麗しき助け合い精神』であり、日本独自のみんなに優しい相互扶助組織なのです。
あの報道されている20万円とは頼母子講の多分手数料か何か、『別のもの』ですね。
ジャンル:
スポーツ
コメント (15)   トラックバック (4)   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 最終回『原理主義の妄想』世... | トップ | 医療者が薬物乱用の罠にはま... »

15 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
誰が麗しき日本文化を破壊しようと? (湧泉堂)
2011-02-04 20:51:41
>欧米のような弱者必敗の過酷な競争社会とは別の、日本人同士の弱いもの同士の『麗しき助け合い精神』であり、日本独自のみんなに優しい相互扶助組織なのです。

まことにもって仰る通りだと思います。

今回、なぜ、警察はマスコミに業務上知りえた個人情報(携帯メールの内容)を守秘義務を破って公開したのか?

マスコミは、なぜ、警察の守秘義務違反を糾弾しないのか?

今まで、週刊現代や週刊ポストなどは、八百長疑惑を報道していたのにも関わらず、大手新聞テレビは知らん顔をしていたのに、なぜこの騒動?(朝青龍問題、野球賭博以降の騒動も含めて)

警察やマスコミをも動員して、日本独自の麗しき文化を、悪しき因習だとして『誰が』破壊しようとしているのか?

ブログ主様は、いかが思われますか?
困るのは相撲賭博関係者だけ (宗純)
2011-02-05 15:07:54
湧泉堂さん、コメント有難う御座います。

賭け事は明確に違法ですが、相撲に限らずスポーツやゲームでの八百長を禁じる法律は、日本の刑法やそれ以外の法令を探しても何処にも存在しないのです。
それどころか本来なら『自分の勝ちを他に譲る』行為は褒められても良いほどの明確な他利行為であり、損害を受けるのは自分だけに限定されていて世間様やその他の第三者の誰にも迷惑を与えていない。
それでは『何故、スポーツの八百長は悪い』とされているかの根拠ですが、実は賭博の掛け金の配当に八百長が直接関係してくるから、だから『八百長が悪い』のですよ。
欧米でスポーツのフェアプレイ精神が問題となり八百長が厳重に禁止された原因とは矢張り『賭博の公正な運営』の為なのです。
スポーツ自体の八百長は問題ではないが、
賭博での八百長は賭博自身の否定にも繋がる危険極まりない一番悪い行為であるのです。
賭博さえ無ければ、マスコミであれ警察であれ関係ない第三者には、何ら文句が言える筋合いは無いのですよ。
サッカーで大騒動が勃発するのはあれはみんなが金を賭けているからですね。
比較的おとなしい日本でも競馬や競輪競艇で何かの手違いが少しでもあれば観客が黙っていない。暴動寸前になるのは金を賭けているので当たり前なのです。
この今の問題になっている相撲の八百長ですが、実は一年も前の野球賭博の捜査情報ですよ。
何故今頃突然問題とされるのか。
これは耐震偽装が大騒動になっていたときに突然起こったホリエモンのライブドア騒動と同じかもしれない。
人は人の中に、ニュースはニュースの中に隠すのが最良の方法である。
今の日米の最大の問題はTPPですが、こんなものは一年前には誰も知らなかった。
自由な競争で全てが良くなるとの触れ込みですが、実力差がありすぎる相手の競争では、始める前から結果が判っており今度の相撲の八百長以上に問題があるでしょう。
ハンディ無しでの圧倒的な強者と弱者の自由な競争など、其れこそ言葉として嘘であり八百長です、
TPP参加10カ国で日米以外のGDPは合計9%で実質は日米FTAであると、ずばり問題点をTPP推進派の急先鋒でもある日経が去年の11月10日付け記事で危険性を指摘しています。
参加国は日本以外は農業大国や資源大国なのですよ。韓国や中国インドネシアなどは二国間協定で自国の農業保護に尽力しているのに日本だけがTPPでは日本農業は壊滅する。
農業とは国家の安全保障の要であり最重要項目である事実は、匈奴が万里の長城を越えて中国を脅かした昔から現在に至るまで全く変わることが無い真理です。
アメリカは日本の完全な植民地化属国化の最後の仕上げにかかっているのです。
Unknown (湧泉堂)
2011-02-05 18:30:03
>何故今頃突然問題とされるのか。
>これは耐震偽装が大騒動になっていたときに突然起こったホリエモンのライブドア騒動と同じかもしれない。
>人は人の中に、ニュースはニュースの中に隠すのが最良の方法である。
>今の日米の最大の問題はTPPですが、こんなものは一年前には誰も知らなかった。

なるほど、TPPに対する煙幕ですか。
仕組んでいるのは、米国内に利権を持つ勢力。

しかし、管直人はなぜ、あれほどTPP参加と消費税増税を焦ってるのでしょう?
赤字国債の累積、格付け低下し対しては、景気対策が大切だと、政権を取る前には言っていたのに。
デフレ下での消費税増税では、(法人税所得税を合わせて考えると)税収は伸びないし、ますます不景気になる。
そんなことは、百も承知のくせに。
財政赤字解消は口実で、とにかく消費税を上げること自体が目的のように見える。
なぜ、管内閣は、TPP参加、消費税増税という日本崩壊政策に(それと知りつつ)邁進するのでしょうね?

>アメリカは日本の完全な植民地化属国化の最後の仕上げにかかっているのです。
TPP参加はまさにそういうことだと思いますし、管直人も十分にわかっていると思います。

関税や貿易障壁を撤廃して、世界を一つの市場にして、それぞれの国が得意な分野で活躍すれば、世界全体が発展して豊かになる!

財界人や経済アナリストは言いますが、その国で得意じゃない不利な分野の仕事をしている人は滅びます。
それぞれの国で得意な分野のごく一部の企業が圧倒的な利益を上げて、それ以外の大多数の人たちは奴隷のような立場に追いやられるでしょう。

…すみません。大相撲八百長問題から話が逸れてしまいました。
農業政策の話に逸れますが… (もえおじ)
2011-02-06 00:05:25
農業政策について少しでも考察を巡らしたことがある人間なら、単純に TPP参加 ⇒ 農業の崩壊 とは考えていないでしょう。 その意味は、TPPに参加するしないにかかわらず、現在のような「国際的価格競争を度外視した農業保護政策」、補助金の総額が農産物の総生産金額を上回る「異常な補助金漬け農政」、産業自由化を阻害している「歪んだ管理農業行政」が続く限り、農業、引いては日本の第一次産業・農林水産業全般の崩壊は避けられないということです。 つまり、TPP不参加なら問題は全て解決という話ではありません。

必要なのは、農林水産業が過剰な補助金なしに生活していける制度改革を行なうことであり、場合によっては、(無理だとは思いますが)TPPに参加しても第一次産業を維持していける改革が可能かどうかの検討なのですが、そのような抜本的な議論は残念ながら全く聞こえてきません。 TPP参加に賛成している政治家・官僚達は、従事者の高齢化によって農業が潰れるのは止められないと考えているのかもしれません。
「大きな社会」と「小さな社会」 (愚樵)
2011-02-06 08:45:45
どのような社会においても利害調整は必要です。政治とは利害調整に過ぎないと言ってもいいですね。

「小さな社会(共同体)」においては、談合という名の利害調整は美徳とされます。それはもっとも効率の良い利害調整だからです。

ところが現代社会のような「大きな社会」になると、談合は八百長と呼ばれ、悪徳になります。「大きな社会」での談合は、談合を行なう「小さな集団」の利益が優先され、その他の成員が損を被る。相撲の八百長は大した被害は出ないが、公務員による八百長などは納税者に甚大な被害を及ぼします。

「大きな社会」では談合のような効率的な利害調整法は見出されていません。市場原理がもっとも効率的という意見は多い一方で、貧富の差を拡大するという意見も根強い。「大きな社会」では、“一面において”効率的という方法しか見出されていないのですね。

「大きな社会」を統合するには「普遍」が必要です。キリスト教のような「普遍」です。しかし、「普遍」は宗純さんがかねがねご指摘の通り、“特殊の大きなもの”でしかない。そうであるからこそ「大きな社会」では“一面において”効率的という方法しか見出されないわけです。
「農業」と「農の営み」 (愚樵)
2011-02-06 08:56:31
農業政策について話がでていますので、上のコメントの流れで少し。

私は「農業」と「農の営み」は似て非なるものだと考えています。使われる技術はほぼ同じだが、その精神は大きく異なる。

「農の営み」とは「小さな社会」の精神、「農業」は「大きな社会」の精神なのです。つまり「農の営み」とは談合であり、「農業」とは「普遍」による“一面において”効率的な利害調整だということです。

ただ、留意しなければならないのは、「小さな社会」における談合としての「農の営み」には、その談合の仲間に自然も入っていたということです。そうした自然を特に風土といいます。

「大きな社会」での「農業」は、自然を基盤としつつも、風土をその社会の成員とは見なしていません。だから「農業」は必然的に自然からの収奪になる。つまり、「農業」は自然を仲間外れにした人間だけによる八百長なのですね。その帰結が環境問題です。

今話題のTPPは、「農業」が拠る「普遍」をさらに限定的なものにしようとする試みに過ぎません。
平成の開国と150年前の開国 (宗純)
2011-02-06 10:54:56
湧泉堂さん、管直人自身が言っている様に、TPPは『平成の開国』であり150年前の日米修好条約の締結(開国)と同じ出来事なのです。
150年前の日米の通商条約の持つ意味は、
オールコック「大君の都」
2011年01月04日 | 文化・歴史
に詳しく書いたが、当時の日米関係者(徳川幕府や合衆国)は良く知っていた。
江戸幕府は欧米列強がアヘン戦争やアロー号事件(第二次アヘン戦争)の顛末によって、日本よりも遥かに巨大な大国中国にアメリカがどのように対処するかを知り尽くしていたし、日米通商条約の持つ恐ろしい罠も熟知していた。
アメリカもこの通商条約により、程なく日本の経済秩序や文化などが根本的に崩壊することは誰よりも良く知っていたのです。
150年経ち今では昔の人々の知恵が完璧に失われたのか、それとも対米従属命の管民主党政権が救い難い売国政権であるかの何れかですね。

江戸時代後期に来日し、アメリカ初代駐日公使として、日米修好通商条約を締結したタウンゼント・ハリス(Townsend Harris、1804年10月3日 - 1878年2月25日)の日記から

人々はいずれもさっぱりしたよい身なりをし、栄養もよさそうだった。実際、私は日本に来てから汚い貧乏人をまだ一度も見ていない。
彼らは幸福そうで、一見したところ富者も貧者もない。将軍の衣服は想像されうるような王者らしい豪華さからはほど遠いものであり、私の服装の方が彼のものよりはるかに高価だったと言っても過言ではない。これがおそらく人民の本当の幸福の姿というものだろう。
私は時として、日本を開国して外国の影響を受けさせることが果たしてこの人々の普遍的な幸福を増進するゆえんであるかどうか、疑わしくなる。
 衣食住に関する限り完璧に見える一つの生存システムを、ヨーロッパ文明とその異質な信条が破壊し、ともかくも初めのうちはそれに変わるものを提供しない場合、悲惨と革命の長い過程が続くだろうことに愛情に満ちた当然の懸念を表明せずにはいられない。

食料とは国家の安全保障で最高の戦略物資 (宗純)
2011-02-06 11:39:27
もえおじさん、今回のコメントは現実の日本の農業の現実問題とはかけ離れすぎています。
対米従属命の産経や読売程度の不真面目で意味不明の妄言であり実に不愉快。
無内容な内容であり、本来なら論評する気も起こさない不出来な代物です。
>・・・単純に TPP参加 ⇒ 農業の崩壊 とは考えていないでしょう。<
いいえ、単純にTPPで日本の農業は崩壊します。
これは何も『TPPだけで農業が崩壊する』の意味ではなくて長年にわたる自民党政府の農業破壊政策の結果、今では瀕死の状態にある日本の農業にとっては最後の『一押し』がTPPになるでしょう。
>『必要なのは、農林水産業が過剰な補助金なしに生活していける制度改革を行なうこと』<
そんな制度改革はありません。
日本以外の全ての先進国は農業振興には自国の国益の為になりふり構わず膨大な補助金を出しているのです。
先進国でなくても自国の農業は安全保障上の観点から一定の保護政策を行っている。例外は日本だけです。
『いや違う。今までに無い新しい農業政策が絶対ある』と本当に信じているなら、具体的に指摘するべきでしょう。
国家の補助金を使わずに誰かが先進国の農業の再生が出来るなら、もしもその様な革命的な『農業政策』が発見(発明)出来たならば、もえおじさんにはノーベル平和賞、やノーベル経済学賞、その他の部門の科学賞など全ての受賞を受けるだけの価値がある。
>『(無理だとは思いますが)TPPに参加しても第一次産業を維持していける改革が可能かどうかの検討なのです』<
世の中で、ブードゥー経済学のようなものはなく、無理なものは無理。
誰がやっても成功しないものは誰がやっても無理なのですよ。
経済で魔術でも行う心算ですか。不真面目すぎます。
以前の記事に対する、もえおじさんのコメントとは違いすぎていて、同一人物のコメントであるとは到底思えません。

野口悠紀雄『食料自給率40%の虚構』の虚構(政治的嘘)
2009年09月05日 | 経済
スポーツは基本的に『悪』である (宗純)
2011-02-06 12:52:22
愚樵さん、八百長は歴史を調べれば分かるように『賭博』があるから『違法』とされたのです。
賭博さえなければ八百長は強者が弱者に譲る行為ですから、これは間違いなく美徳そものもですよ。
本来美徳とされていた行為が180度正反対に成ったかの原因は『賭博』を抜きにしては語れない。
賭博での八百長が悪いが、スポーツの八百長が悪いと進化していったのですが、それなら今の様にスポーツの八百長を悪と決め付ける行為(マスコミの報道姿勢)は大問題ですよ。
マスコミや相撲関係者は自分では意識していないが知らず知らずに、賭博を暗黙に承認しているのです。
そもそも皆さんが全員信じているらしい『スポーツは体に良い』や『スポーツは善である』や『スポーツマンは良い(善人』は全く根拠が無く迷信ですよ。
事実は正反対です。
スポーツマンがスポーツを辞める原因は『スポーツによって体を壊したから』なのですよ。
だからスポーツは基本的に体に悪いのです。
私の友人たちでもスポーツとして真面目に取り組んだ連中は全員がスポーツ障害に苦しんでいるし酷い場合には命を失っているのですから『悪い』ことは証明済みです。
また全ての勝負事にいえる鉄則ですが、勝敗の数は同数なのです。
これは貿易にもいえて世界の全て輸出と輸入とは同数であり、それなら誰かがとんでもない赤字になるから日本の膨大な黒字が生まれている。
原則的に世界の全ての国が黒字にはならない。
それなら、常に強いものが勝ち続けるでは、本当に公平と言えるでしょうか。?
ですから何かのハンディ(関税)を強者つけるとか、強者が自分から勝ちを譲るいわゆる八百長こそ常識とは正反対に『公平である』とも解釈出来るのです。
普遍と正統派との争い (宗純)
2011-02-06 15:02:27
宗教のような最も特殊な異端に過ぎない存在が自らは『普遍』を主張する腹だたしさは、アメリカが自分のことをグローバルスタンダードとか世界基準と呼んでいるのと同じで実に何とも思い上がりにも程がある。
普遍性を担保するものは、『科学的原則』の鉄則である例外ない批判の許容であり、他者による検証の積み重ねによる証明です。
ですから地球温暖化人為的CO2説のように科学の一分野でも、批判者を含む他の検証も批判も受けつけない状態では何時でもカルト宗教化してしまうのです。
宗教が教義の矛盾点の批判や第三者による科学的検証作業をやった話は聞いたことが無いので、『普遍性』云々は全くのデマですね。

『カトリック』の語源はギリシア語の『カトリケー』(καθολική)やラテン語の『カトリクス』(Catholicus)で何れも普遍的の意味で『正しい讃美』を意味していて自らを世界教会とも呼ぶ。
もう一方の東方教会(正教)側もギリシャ語の『オルソドクシア 』(ορθοδοξία)で英語の『オーソドックス』(Orthodo)もやなり『正しい讃美』を意味しており自らを『正統教会』とも呼ぶ。
ですから日本語ではまったく別々のカトリックと正教ですが、語源や意味では全く同じなのですね。
ところがアメリカの一部では正教に対する反感とか差別感とか異質感があり、色々問題もあるようですが歴史的に見ればどちらが正統であるかは何ともいえない。
そもそも両者は一つで、ローマ帝国の東西分裂が影響しているが、正教が東ローマ帝国の国教であったのに対してカトリックの西ローマ帝国は1000以上早く滅んだので本来なら世俗化するべきところを逆のカルト化の道を歩み宗教として過激化したようです。
欧米で、何やら『正教はロシアなど東欧の専制政治の温床』的な判断もあるがこれは、早く産業革命を経験して先進国化した西欧と一歩出遅れた東欧の印象からの根本的に勘違い、間違いで、宗教的にはそもそも一つであって東西でそれほどの違いはない。
宗教としての正教とカトリックの違いは、実は常識とは正反対で教皇の権威を最大限認める権威的なピラミッド構造のカトリックとコンスタンりノーブルの総主教を名誉上の首座とする程度で各教会それぞれが民主的な正教、修道士に厳格な戒律の厳守を求めるカトリックと、比較的に緩やかな戒律で修道士個人の自由を認める正教と、イメージとは正反対。
そもそもこの世で唯一『普遍性』があるのは信じるものも信じないものも同じにしか作用しない『科学』だけですよ。
宗教が教義上『正統性』を主張するのは許せても、カトリックの主張するような『普遍性』は絶対に許せない。
うそや誇張にも程がある。
特にキリスト教の教義のように信者(神と契約したもの)と信者以外(契約しなかったもの)を徹底的に差別する損害保険会社程度の度量しかない、『神様』などと呼べない偏狭極まる唯一神教の神様では許されない桁はずれた誇大広告ですね。

コメントを投稿

スポーツ・文化」カテゴリの最新記事

関連するみんなの記事

4 トラックバック

「虚業」なおもて往生途ぐから、早く往生してくれ! (岩下俊三のブログ)
世に言う虚業は多い。なかでも「興行」に類するものは、労働をせずして大飯喰らいが多い。具体的には相撲興行がそれにあたる。体質的に太れないものは、成金趣味に走る。マスコミ ...
大相撲の八百長問題  大相撲はスポーツではなく興行だ! (JUNSKYblog2011)
2011年2月3日(木)  大相撲の八百長発覚が問題になっている。  去年の『野球賭博』事件の発覚当時から、 『本命は暴力団絡みの大相撲の八百長問題だ』  と言われてきたから、別に今更大騒ぎをするほどのことでもない。 東京・両国国技館に入る力士ら=3日午...
八百長騒ぎ (反戦塾)
 「今さら大騒ぎするのは片腹痛い。私の知っているかぎり相撲はそういうもの。昔から当たり前のこととしてあった」、「日本の文化の神髄である国技というのはちゃんちゃら
きょうは節分 鬼の菅内閣は外~っ! (人類猫化計画)
先日、三嶋大社で節分用の豆を買ってきた。 節分とは季節の変わり目の前日のこと。 江戸時代では2月4日が新年で、2月3日は大晦日。 前年の邪気を祓うということから、豆まきが行われたとか。 ...