逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

誰がハマーショルドを殺したか

2020年07月19日 | 社会

単一民族という共同幻想

青森県の三内丸山遺跡の縄文人の住んでいた竪穴式住居跡から分かることは冬季のシベリアからの地吹雪(ブリザード)の寒さ除けに優れているが、稲作文化の弥生人の高床式j住居は真夏の高温多湿な厳しい環境に適応していた。全く異なる文化の両者が殺し合うことなく徐々に同化していったらしいが、それなら日本人単一民族説は神話(幻想)であり事実ではない。(★注、「日本人」の定義が、「日本に住んでいる人」の意味なら単一民族である)

一人が妄想にとりつかれると「精神異常」と呼ばれるが、多くの人間が妄想にとりつかれると「宗教」と呼ばれる リチャード・ドーキンス

「日本人」と同じく日本列島では大昔から日本一国(倭国)しかないので、「国家」が永久に続くと勘違いしている人が多いが、紙幣や宗教(善悪、道徳)と同じで、共同幻想である可能性が非常に高い。
みんなが信じている間は「現実」だが、人々が信じなくなった瞬間に「幻想」に変化するのですから恐ろしい。

ドイツで原発冷却塔を”秘密裏に”爆破・解体|テレ東NEWS

ごく最近、ネットのリベラル有識者の間で、ドイツ南部で原発の冷却塔2基の爆破解体の映像が相次いで投稿されているのですが???そもそもの話、このテレビ東京(テレ東NEWS)「ドイツで原発冷却塔を”秘密裏に”爆破・解体」は2020年5月15日と2カ月も前なのです。

陰謀を疑ってはならぬという「陰謀論」

東京ローカルの地上波「テレビ東京」ですが、中身が不思議すぎる。
新コロ騒動を理由に、極秘解体されていて、ドイツ南部とあるだけで場所も原発の名称も不明。(ネットで検索すると原子力発電所の冷却塔を爆破解体 ドイツ/フィリップスバーグ 2020年5月15日「動画」以外に何も出てこない代物)

みんな仲良く陰謀論者

日本の原発には無い「冷却塔」ですが、原子力発電所の出力の3分の2の熱量は温排水として海に垂れ流すが、外国ではスリーマイルのような河川で冷却していても温排水を冷却塔で冷やして大気に熱を逃がしていた。
テレ東NEWSの原発の「冷却塔」とはトンデモナク大きい代物(普通ではありえない超巨大建造物)なので、誰が見ても9・11事件のWTCのツインタワーと瓜二つの爆破解体の映像なのですよ。(★注、マスコミや有識者は「陰謀論者」と言われることを死ぬほど怖がっているので)それでツイートした有識者は誰一人、全員が「一言」もいわないで沈黙。何とも不気味である。

町山智浩 7月18日

https://twitter.com/TomoMachi/status/1284329379850379264

「東京五輪・組織委員会の家賃は月4300万円(虎ノ門ヒルズ)で贅沢三昧」の記事に、誰が見ても9・11事件のWTCのツインタワーと瓜二つの爆破解体の映像を投稿する町山智浩

サンダンス映画祭で監督賞を受賞!
今なお暗殺説が囁かれる第2代国連事務総長ダグ・ハマーショルド謎の事故死に挑む、挑発的な陰謀ドキュメンタリー!

監督はデンマークで長年、ジャーナリストやテレビ司会者、タレント、ラジオ番組ディレクター、作家として多岐に渡り活躍しているドキュメンタリー映画作家マッツ·ブリュガー。2017年に国連調査委員会の報告書で”ある文書“が発表された。これは単なる墜落事故ではなく、彼の命を狙った暗殺事件であったことを仄めかす資料の存在が明らかに。ブリュガー監督のリサーチを裏付けるものであった。国連職員である父の代からハマーショルド事件を追い続け、それを引き継いだヨーラン·ビョークダールと共に、封印された謎を解明すべく重要人物を追って南アフリカ、コンゴ、ザンビア、イギリス、ロシア、スペインなど、アフリカ、ヨーロッパ各地を旅する。自らを狂言回し的な役割に置き、観客を迷わせつつも真相に迫っていくサスペンスフルでコミカルな独特のリズム。ハマーショルドの飛行機事故を追って世界中でインタビューを敢行し、様々な証言を得ていく。そして、ついにアフリカの秘密組織サイマーの存在を探り当て、CIA、MI6などの関与まで明らかにしていく。アパルトヘイト政策の時代に実際に行われていた悪夢のような事実を暴き出す衝撃のドキュメンタリー映画が完成した。

劇場公開日 2020年7月18日     

2019年製作/123分/G/デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・ベルギー合作

1961年に起こった国連チャーター機墜落事故の真相に迫るドキュメンタリー。1961年9月、当時の国連事務総長ダグ・ハマーショルドはコンゴ動乱の停戦調停のため、チャーター機でコンゴへと向かった。しかし、ローデシア(現ザンビア)の上空でチャーター機は墜落事故を起こし、ハマーショルドを含むすべての乗員が死亡。この事故は暗殺説もありながら、くわしい調査が行われないまま原因不明の事故として処理された。これが墜落事故ではなく、ハマーショルドの命を狙った暗殺事件であったことを匂わす資料を発見したデンマーク人ジャーナリストで監督のマッツ・ブリュガ―と調査員のヨーラン・ビョークダールは、謎の解明のためアフリカ、ヨーロッパ各地へ飛ぶ。しかし、当時の関係者たちは誰もが事故について語ろうとはしなかった。

そんな中、彼らはハマーショルド暗殺事件にとどまらない、秘密の組織による想像を絶する「ある絶滅計画」に遭遇する。

藤原帰一の映画愛

誰がハマーショルドを殺したか 国連事務総長の「暗殺」否定できぬ不気味さ7月18日 毎日新聞

国連事務総長の乗った飛行機が墜落した。事故だと発表されたけれど、どうも疑わしい。断片的証拠を調べると謎が拡大して、途方もない犯罪の疑いも生まれてきた。サスペンス映画みたいですが、ドキュメンタリーです。

 事件が起こったのは半世紀以上前の1961年、亡くなったのは、ダグ・ハマーショルドです。53年に国連事務総長に就任してから、中東やアフリカ地域の緊張を緩和するために貢献したことで知られています。

 国連の取り組んだ紛争のなかでも大きな課題がコンゴ動乱でした。アフリカで多くの国が独立した60年、ベルギーの植民地だったコンゴもコンゴ共和国として独立しますが、宗主国のベルギーが派兵し、その支援のもとで鉱物資源の豊富なカタンガ地域がコンゴから分離を宣言します。(有料記事なので以下省略)

毎日新聞(7月19日)東京大学教授の藤原帰一の『国連事務総長の「暗殺」 否定できぬ不気味さ』から大事な部分だけを書き起こすと、

その柱が南アフリカ政府の関わりです。

アフリカ系の国民を排除する人種隔離政策、アパルトヘイトが長く続いていたところですが、アパルトヘイト体制が崩壊した後に公開された文章のなかに南アフリカ海洋研究所という準軍事組織の存在が示されていた。この組織がハマーショルドの暗殺を遂行したのではないか・・・

それだけではありません。この海洋研究所が、無償予防接種という名目のもとでエイズウイルスなど病原菌をばらまいていた

白人支配を拡大する手段として細菌を使うという巨大な謀略があった疑いを追いかけて行きます。映画は、本当なのかと首を傾げたくもなるところですが、アパルトヘイト時代の南アフリカでは生物化学兵器の開発と使用が行われて来たことは既に確認されているので、有り得ない決めつけることは出来ないでしょう。

ハマーショルド暗殺(1961年)の2年後のケネディ暗殺(1963年)

白人支配(人種隔離政策)の南アフリカ連邦が白人のユダヤ教徒が支配する(人種と宗教の二重の隔離政策の)イスラエルと協力(南アがウラン燃料と核実験の場所を提供しイスラエルが核技術を提供)して、秘密裏に核兵器を開発したことは周知の事実である。(★注、アパルトヘイト終了で黒人政権に核技術が渡ることを心配した南アは核兵器を廃棄する)

そしてスウェーデン人外交官ハマーショルド暗殺当時のアメリカの多くの州では異人種間のセックスや結婚どころか交際も禁止する厳しい人種隔離政策をとっていたことは周知の事実である。

2年後のケネディ暗殺は偶然ではなく必然だったのか

ハマーショルド暗殺(搭乗機の撃墜)だけなら南ア単独でも可能だが、世界に細菌兵器をばらまくには圧倒的に力不足。イスラエル政府の関与が疑われるが、それなら自動的に(日本の’731部隊の研究成果を受け継いだ)細菌兵器研究のアメリカ軍の関与も濃厚なのである。

しかも今回の毎日新聞藤原帰一のハマーショルドを殺した南ア政府の準軍事組織の記述が正しいなら、ほぼ自動的に同じ組織や集団によるケネディ暗殺の共同謀議に結び付く。(★注、何故なら、暗殺したメンバーたちはISIS[イスラム国」のような跳ね上がり集団の弱小グループではなくて、国際的な訴追を免れるほどの超国家権力だった。だから59年後の今まで誰も怖がって問題に出来なかったのである)



ケネディ暗殺の犯人として、現行犯でもないのに即座に逮捕され2日後には警察署内でマフィアのチンピラに殺されたリー・ハーベイ・オズワルド(享年24歳)

海兵隊勤務後にソ連に亡命してロシア人女性と結婚、短期間で帰国した後に米軍のコネで就職した経歴から分かることは、オズワルドはスノーデンと同じようにCIAの職員だった可能性が一番高い

あの暗殺事件の闇に迫る NHKスペシャル「未解決事件 File.08 JFK暗殺」2020年4月24日

取材のきっかけは、トランプ大統領がケネディファイルを全公開するとしながら直前で撤回(★注、関係者の全員が死に絶える2039年まで76年間封印)したことでした。・・・「魑魅魍魎ちみもうりょう」「あり地獄」「羅生門」、、、どこに進んでも底なし沼が広がっているような、同じ事象も見方によって見解が異なり、何が事実で何が嘘かも徐々に分からなくなる、(抜粋)

人物相関図|File.08 JFK暗殺NHKスペシャル 未解決事件  2020年4月29日

未解決事件File.08 JFK暗殺 episodeⅡ 浮かび上がる“黒幕 ...NHK5月2日(土)[総合]後9:00~9:54

一連のNHKスペシャル未解決事件JFK暗殺シリーズではケネディ暗殺犯のオズワルドを「CIAのポーン」(捨て駒)だと断定しているが、その根拠とは、オズワルド本人とCIAの組織や人脈との、あまりにも深すぎる関係なのである。

CIAの全面的なバックアップの下で、その筋書きの通りに行動していたのがオズワルドだが、このことから、NHKは結論としてCIAの一部組織が暴走して大統領のケネディを暗殺したと断定していたのですから恐ろしい。(★注、「一部」との但し書き付きだが事実上アメリカの国家機関がアメリカ大統領を暗殺していたと日本のNHKが断定した意味は大きい)

アメリカ大統領(JFK)暗殺の予行演習としての国連総長暗殺

ハマーショルド暗殺のようにケネディが外遊先で暗殺されたならNHKの「一部のCIA組織の暴走」説が正しい可能性があるが、アメリカ国内はCIAではなくてFBIの管轄(単純明快な法律違反)である。

しかも合法非合法を問わず軍部やヤクザなど暴力装置にとって「ショバ荒らし」は最も許されざる「掟破り」なのですから、もしNHKスペッシャルのような「CIAの一部組織の暴走」が起きたなら即座に怒り狂ったFBIが暗殺犯全員を一網打尽に検挙して厳罰に処している。(★注、縄張り争いを放置するものなど、世界中に誰一人いないのである。死に物狂いで攻撃する)

しかし57年後の今でもファイルが公開出来ないのは(CIAの一部組織などとケチ臭いものではなく)ケネディ暗殺の謀議がもっと大規模かつ国際的な広がりを持っている(政権どころか「国家」そのものが崩壊する)からだと考えられる。(★注、1960年代初めの二つの暗殺は同じ組織による謀殺の可能性が高いが、その重大性から真相解明はハマーショルド暗殺の方が先だと思われる)

サンダンス映画祭で監督賞!国連事務総長の事故死追うドキュメンタリー上陸 2020.4.6 Mon cinemacafe.net

第35回サンダンス映画祭(2019年1月24日-2月3日)ワールドシネマ・ドキュメンタリー部門で監督賞を受賞、世界78もの映画祭で上映され、各地で議論を巻き起こした本作は、「Hollywoodnews.com」が選ぶ2019年ベストドキュメンタリーで2位を獲得。1本の映画が歴史的な新事実を発表するということは珍しく、上記の「ワシントン・ポスト」紙や「ニューヨーク・タイムズ」紙でも評価を得たほか、2019年映画祭での上映時には日本でも「新証言により長年のハマーショルド事件の謎が解明した」と報道された。
(抜粋)

世界的な新型コロナのウイルス感染拡大「第2波」

1年半も前の映画祭で賞を取った映画「誰がハマーショルドを殺したか」が、今回初めて一般公開されるのですが、???タイミングがピッタリ過ぎるというか、公開が遅すぎるというか。実に不可解である。

ドキュメント映画「誰がハマーショルドを殺したか」は今は無き白人による人種差別帝国「南アフリカ連邦の秘密組織による国連総長暗殺」は客寄せに無料で配る餅焼き網とか水切り笊の類。(メガトン級水爆のような猫だまし)

SARS-CoV-2騒動の真っ最中ドキュメント映画の公開

映画のタイトル「誰がハマーショルドを殺したか」ではなく、ほんとのメインの恐ろし過ぎるテーマとは、エイズウイルスなどの細菌兵器による黒人などの世界的規模の人口の調整(ハルマゲドン的なジェノサイド)の告発だったと考えれば、(何とも不可解で恐ろしい)人間の免疫システムを破壊するらしいSARS-CoV-2(重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2)の大騒動の真っ最中であることが一番大事だった。すべてがピッタリと辻褄が合うのである。


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6 コメント

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縄文時代以来単一民族 (小林哲夫)
2020-07-26 19:48:56
始めてコメントを投稿します。
私は「日本人単一民族説」を主張しているもので、今回の貴説に反対です。
貴兄は民族と人種を混同しています。
民族というのは、文化的概念で、今の場合「日本語をしゃべる」ということで、定義できます。
日本語は縄文語を基礎に、渡来人の弥生人がそれに同化したものですから、縄文時代1万6千年前から、日本民族は殆ど単一民族だった、と言えます。
なぜ私が単一民族という言葉に拘るか?と言えば、これが現在の日本人の特徴を良く表現しているからです。
国家は紀元後の話しですから、この問題とは関係ありません。

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日本人の定義とは、 (宗純)
2020-07-27 14:39:49
アメリカ人が最も恐れる悪夢とは、ある日、「あなたは黒人だ」と言われることらしいですよ。奴隷制が150年前まで残っていたアメリカでは世界的にも珍しいワンドロップルールがあり先祖の一人が黒人奴隷なら見かけが白人でも黒人と見做される。

我々のような一般市民の考える日本人の定義ですが、
1、日本で生まれた。あるいは日本に住んでいる
2、日本語を母語にしている
3、日本の伝統や文化、生活習慣、考えかたなど日本的なものをを熟知している。
の3つのいずれか、あるいは全部に当てはまる日本国に住んでいる人は、漠然と、みんな日本人だと思っている。
ところが、法的には日本人とは日本国籍の保持者の意味で、それ以上でもそれ以下でもない
日本で生まれていないので、日本語を母語としていないし。日本に住んだこともないので日本文化をあまり知らないか関心もない(両親か片親が日本人だったというだけの)外国語が母語の日本人が今のWHOなど各種の国連職員などに日本政府から任命されています。
確かに日本国籍だし外見も間違いなく日本人に見える。経歴も立派なのでマスコミにも登場するのだが、???我々のようなネイティブ日本人にとっては外国人以上に理解不可能なキリスト教原理主義の上級市民。(多分、向こうの方でも多神教的な一般日本人は理解不能)

ドナルド・キーンやC・W・ニコル、古くはラフカディオ・ハーンのような帰化した日本人もいる。
ところが、
逆に帰化しない限り、日本で生まれ日本語しか喋れないし日本文化しか知らない。しかも何代にもわたって日本人と結婚を繰り返している「在日」は日本人ではない。
国境が画定する150年ほど前までは国籍の概念そのものが曖昧なので、対馬藩が朝鮮と、琉球王国が中国と日本の両属関係にあったことは歴史的事実。身分制度だった当時は国籍の違いより、身分の違いの方が大問題だった。

ミトコンドリアDNAから縄文人はバイカル湖周辺のブリアート人に近いし、弥生人は春秋戦国時代の中国山東半島の斉国人に近い。王政復古までは北海道は蝦夷地と呼ばれていて「蝦夷」の意味は北方の外国人。別々の民族が集まって出来たのが今の日本人。やはり「単一民族」の呼称は不適当でしょう。アイヌ人に喧嘩を吹っかけることになりますよ。
人種は啓蒙思想から生まれた概念らしいが、そもそも現生人類はホモサピエンス一種だけ。胡散臭いし科学的にも間違っている単一民族云々ではなくて単一人種をこそ強調するべきでしょう。
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蝦夷について (十三湊淳之介)
2020-07-27 15:02:31
「弥生人は春秋戦国時代の中国山東半島の斉国人に近い」小生民族学が専門なのでこの情報は大変貴重です.ありがとうございます.”蝦夷”の発音はカイというもので,中国の史料には”苦夷クイ,庫野クヤ,骨元(上の横棒無し)クグ”という表記で登場します.アイヌ人を指したものと考えられています.アムール河沿岸にはトゥングース語系の民族がすんでいますが,「サガレン(サハリンの旧称)からクイという名の異様な風貌と衣服の人びとが来襲する」という伝承をもっております.ロシアには1965年採録の樺太アイヌの女性による歌がありますが,歌い手の名はクギマムというものです.”蝦夷”を愛彌詩エミシと読むのは不正確で,エンツィがそれに近いと金田一京助は論じています.古代音韻では彌音は閉じ口の鼻音mであり,詩音は破擦音ツィであり,樺太アイヌ語で「人」を意味するエンチゥかエンジゥに由来するとしました.蝦夷をカイと読む習慣は松浦武四郎にも引き継がれ,彼は蝦夷地をホッカイドウと命名したおりに,この発音を含ませたのです.
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古代中国の斉国から来た弥生人 (宗純)
2020-07-27 16:41:46
日本のマスコミや有識者が「弥生人は春秋戦国時代の中国山東半島の斉国人に近い」を取り上げない原因ですが、天皇タブーに触れる危険性があるかららしい

日本の歴史家では魏志倭人伝の卑弥呼は大好きで史実だと思っている。
ところが、なぜか前漢時代の歴史家司馬遷(紀元前145~紀元前87)の『史記』の徐福は大嫌いで『史実ではない』と長いあいだ完全無視。ところが日本以外では女王卑弥呼よりも、史記の徐福が蓬莱で国王になった話の方が有名であり関心も高い。
何故日本では史記の徐福を歴史家が排除するかの謎ですが、日本の高度な禁忌(タブー)に抵触するからでしょう。
記紀に出てくる天皇は百歳以上の長命だが、普通に在位期間20~25年程度で換算すると徐福が東方へ出帆して蓬莱島で王となった時期と初代天皇の神武が即位したのが同じ時期となる。
何故、日本だけは徐福伝説を歴史家が取り上げないかの謎ですが、司馬遷の史記の徐福伝説の話と、日本の記紀の記述(紀伊半島の熊野に上陸して大和で即位)とが妙に一致するのですね。徐福の話は、やはり不味かったのでしょう。

神武即位と徐福渡来が同時期であることは、日本の歴史学者は戦前から気づいていたらしいが、命が惜しいので間違っても口には出せない。

大陸から日本列島に渡来した弥生人の 骨のDNA鑑定では近い朝鮮半島ではなく遠い中国の山東半島(春秋戦国時代の斉国)にルーツがあるので司馬遷の史記の徐福伝説とやはり一致している。
司馬遷の史書では、『秦の始皇帝の時代の紀元前210年、童男女3000人、五穀の種や食料、百工(多くの技術者)を載せた船団が、東方蓬莱の島へ向けて出港した。不老不死の霊薬を求める皇帝の意を受けた徐福が指揮をとる。しかし、彼の船団は再び戻ることなく平原広沢(広い立派な土地)を得て永住し、徐福は王となった。』とある。

2012年08月22日 | 東アジア共同体

尖閣、竹島、北方領土 67年経っても戦後処理が出来ない日本の不幸
https://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/ea6fcd4e6b8e60a8cbb9bb923f4a7179
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フィンランドの学者が同じ考え (十三湊淳之介)
2020-07-27 21:56:00
宗純様 大変貴重なお話,感謝もうしあげます.フィンランドの碩学ユハ・アンテロ・ヤンフネン教授(彼はウラリスト)も日本人の起源について同じことを言っておりました.鳥居龍蔵が山東半島での調査に執念を燃やしたのは,弥生時代人の原郷を求めてのことだったのでしょうか.ところで宗純様はアイヌ人の原郷を何処に求めますか.私は自然環境が氷の世界を思い描いております.”氷”はアイヌ語でルプ[rup]というのですが,意味は「動詞ルru融ける-pそうなるもの」というものです.日本語では「氷こおり」は,動詞”凍る”の名詞化であり,普段液体であるものが寒冷により「こおる」のです.アイヌ語では普段固体であるものが,家に持ち込むと「とけるもの」に変わるのです.
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南ア、イスラエルにとっての脅威 (セコイアの娘)
2020-07-31 06:15:23
Cold Case Hammerskjold、私も観ました。(余談ですが、邦題「誰がハマーショルドを殺したか」は名訳でないように思います。なぜなら、暗殺の犯人捜しがこの映画の本当のテーマではないと思うからです。)
エイズのくだりが、ショッキングでもあり、妙に納得のいく話でした。貧困地域で医療を提供する一見善意の医者(のふり)がエイズをばらまいたという話ですが、この医者のふりをしたエージェントの名がマクスウェルであるというのが、エプスタインの仕事仲間ギレーヌ、その父ロバートマクスウェルを想起させ、どうしてもひっかかります。マクスウェルという姓自体、珍しい姓ではないので偶然でしょうが、宗純さんもご指摘のとおり、南アとイスラエルの関係をいやでも思い起こさせます。
南アとイスラエルの共通点、どちらも特定の人種、宗教グループの人口増加が最大の脅威である(あった)はずです。
この映画、是非、多くの人に観てもらいたいです。


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