逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

とうとう諦めた?アメリカ(NASA)

2023年03月16日 | 経済

米アクシオムスペースが開発した新型宇宙服の試作品。(同社提供・共同)★注、昔懐かしいアメリカ製SFテレビドラマシリーズ「スタートレック」の宇宙服を彷彿させる出来上がり(まったく無駄な胸の三角形の飾りは何のため???いくら何でも不真面目が過ぎる子供騙し)

本物の月面は隕石衝突跡のクレーターだらけ『宇宙空間に星々が輝き、巨大な地球が宇宙飛行士の頭上を覆っていた』意地悪なロシア(スプートニク)のアポロ11号の合成CG画像

半世紀前のアポロ11号の宇宙服と比べ一目瞭然だが、今回のアメリカNASAアルテミス計画の方は月面着陸用の宇宙服では無くて二輪ライダーの使う風よけスーツか戦闘機パイロットの耐Gスーツに限りなく近い不真面目な代物(★注、あの火星ヘリコプターお馬鹿飛翔と同じで人類初めての月面軟着陸アポロ11号の噓八百をとうとう諦めたとの意思表示??)

米、新型宇宙服を公開 月面着陸で飛行士着用

米航空宇宙局(NASA)と米宇宙企業アクシオムスペースは国際月探査「アルテミス計画」で用いる新型宇宙服の試作品を公開した。計画は2025年12月ごろにアポロ17号(1972年)以来となる月面着陸を予定しており、新型宇宙服を着た飛行士が月面へと降り立つことになる。

現在、国際宇宙ステーションの船外活動などで使っている宇宙服は40年以上前のデザインが基本。月の長期探査や地球上空の民間ステーション滞在が始まる新時代の宇宙服が求められていた。NASAは15年ほど前から500億円以上かけて宇宙服の開発を試みていたがうまくいかず、民間企業が開発する宇宙服の利用を選んだ。

3月16日 共同通信

300kmの高度では、地上に比べて重力は約9%少なくなる
地表からいくら遠ざかっても、重力は距離の2乗に反比例して減衰するだけで、
遊園地のフリーホールが垂直落下して無重量に近い状態を作り出すのと同じ原理

無重力(zero gravity)ではなく、微小重力(micro gravity)
宇宙ステーション(ISS)が飛行する高度400km付近の宇宙空間でも、僅かなガス(高層大気)が存在し宇宙機は常にその抵抗力を受けて加速度(減速G)が発生します。ほんの小さな加速度(G)ではありますが、これらの影響を受けるため、実験や活動の舞台となるISSは「無重力」ではなく「微小重力」と言われます(JAXA 「微小重力」から抜粋) 

地球生命を守っている地球磁場ヴァン・アレン帯が作り出していたジオスペース

地球周辺の宇宙空間「ジオスペース」には、数百keV(キロ電子ボルト)~数十MeV(メガ電子ボルト)という高いエネルギーを持つ電子が集まる「ヴァン・アレン帯」という領域が、地球を取り囲むように存在している。ヴァン・アレン帯の広がりや高エネルギー電子の密度は、太陽から放出されるプラズマ流(太陽風)の変化に応じて変動している。

太陽風とジオスペース

ヴァン・アレン帯を含む地球近傍の宇宙空間「ジオスペース」では、MeV(メガエレクトロンボルト)を超える高エネルギーの電子(ベータ線)が充満。2016年にはISSで高エネルギーの放射線電子が短時間に大量に降り注ぐ「電子の豪雨現象」(REP現象)」を発見した。常に変化するヴァン・アレン帯の生成消滅のメカニズムは人類の安全な宇宙活動において必須課題だが、これまで十分な観測研究は行われてこなかった。(★注、アメリカNASAは強力な放射能帯であるヴァン・アレン帯を突破できる宇宙服の開発が宇宙旅行では絶対に必要であると強調している。本物の月旅行ではアポロ11号の簡易宇宙服では絶対に無理だったのです)

人工衛星が飛ぶ地上400キロは無重力では無く9割の地球重力があるように、我々人類の母なる地球は強力な磁場ヴァン・アレン帯やプラズマシートなどで何重にも防護されたジオスペースにより守られていた(★注、人工的にヴァン・アレン帯を作って太陽風を防ぐ月面用宇宙服は地上400kmのジオスペース最下面とは大きく違って桁違いの超重装備。重すぎて自由に動けないので月面旅行での宇宙服の製造は今の科学力では無理)アポロ11号の月面着陸どころかアポロ8号の月周回軌道も全部丸ごと世界帝国アメリカの偽装だった
 

米国債の逆イールド、1981年以来の深さ-ハードランディング示唆

3月9日【アメリカは逆イールドカーブ】
FRBの利上げ加速を予想される中で、米国債は、2年ものは5.04%で、10年債は4%未満と、逆イールドが生じている。これはアメリカの景気後退が近いことを示す兆候と受け取られている。じわじわスタグフレーション化が進んでいる。
 
3月13日【金融緩和の終わり:シリコンバレー銀行の倒産】
金融緩和のあだ花、アメリカのシリコンバレーバンクが倒産し、負債総額は28兆円に上る。債券市場の崩落が始まった。日銀は中央銀行なだけに問題は深刻だ。皆が逃げる千兆円の日本国債はどうなるのだろうか。
 
【再利上げに動くFRB】
アメリカのインフレが根強く、一過性との期待に反して、FRBの再度の利上げの可能性が高い。アベノミクスで失敗しながら10年も金融緩和を続け、金融政策の柔軟性を完全に失ってしまって逃げたクロダメの無責任が極まっている。
 
【48時間で28兆円が消えた】
スタグフレーションは深化する。昨夜のアメリカのニュースは、シリコンバレーバンクが48時間の取り付け騒ぎで28兆円が消えた驚きで埋まった。これがバブル崩壊の兆候だとすると、債券市場が揺らぎ出す。衝撃は大きい。
 
【SVB預金の完全保護】
財務省とFRB、連邦預金保険公社(FDIC)はシリコンバレーバンク(SVB)の破綻について共同声明を公表。イエレン財務長官は預金者の完全保護を承認。FRBは銀行に対して米国債や住宅ローン担保証券を担保に最長1年最大250億ドルを融資する枠組みをとる。
 
3月14日【スタグフレーション】
アメリカでSVBとシグニチャーバンクが経営破綻し、FRBは金融システム安定化とインフレ抑制のジレンマに立たされている。予想通りスタグフレーションが深刻化し、植田新総裁は動きが取りにくくなる中、経済衰退が進むだろう。
 
【スタグフレーション化】
米労働省発表の2月の消費者物価上昇率は6%。5ヶ月連続で6%を上回る。他方で、SVBとシグニチャーバンクの経営破綻でバブル崩壊する。FRBはジレンマにはまり、日本は遅れて同じジレンマに襲われる。アベノミクスのツケが重くのしかかってくる。
 
3月16日【欧州銀行への波及】
SVBなど米国の銀行破綻の余波が欧州の収益率の低い銀行へと及んでいる。業績不振が続くスイスの金融大手クレディ・スイス・グループ株は15日に過去最安値を更新し、銀行株が軒並み売られた。
世界的にスタグフレーションが進む。
 
レイ・ダリオ氏、SVB破綻は炭鉱のカナリア。短期的な債務バブルの調整が、中長期的な債務バブルの調整を招く。今後2年間は非常に危険な時期。貨幣の価値が下がる確率が高い。
 
対露経済制裁→ロシアが独、英より経済成長
対露ドル決済制裁→世界の脱ドル化を大幅加速
ロシアの西側資産凍結にスイスも参加→スイス銀行システム崩壊(★注、アメリカNATOの恫喝に屈服。預かっていた露資産を凍結したスイスの銀行の信用度が地に落ちて末期症状。地球生命を守るヴァン・アレン帯と同じで資本主義金融システム全般を守っていた中立国スイス崩壊は致命的だった)
NATOがウクに兵器支援→NATOの兵器在庫枯渇
西側、ロシアを孤立化→西側が世界から孤立化 逆効果だらけで、感染症対策みたい
 
クレディ・スイスの財務悪化の要因の一つに、永世中立国のスイスが対露制裁に参加したことがあるもよう。ロシアだけでなく、中国、サウジ等の企業・富裕層の資金移動・引き出しが大きいもよう。中途半端に参加しちゃって、中立ブランドが傷ついたよね。
クレディ・スイスは、ロシアの資産を凍結し、制裁を適用することに非常に積極的でした。その後、中国はロシアと連携しました。中国はサウジアラビアの最大の顧客です。その後、サウジアラビアはクレディ・スイスの救済を拒否した。現在、CSは事実上国有化されています。すべてがどのように機能するかわかりますか?
 
クレディスイスの株価急落がニュースになっているが、他の欧州銀4行も落ちて、米国地銀の破綻が欧州に飛び火したと書いているのがWSJ。 嫌な予感がするなあ。(★注、みんなが大騒ぎしているウクライナより誰も何も言わないサウジが軍事介入するイエメンの方がより深刻なので、露資産凍結のスイスの銀行を見て「次の標的はサウジアラビアの資産凍結だ」とムハンマド皇太子が欧米諸国を危険視するのは当然の成り行き。筆頭株主サウジのスイス財政支援拒否は何の不思議もない)
パンデミックの締めくくりは金融メルトダウン、にならないことを祈ってる。
https://wsj.com/articles/credit-suisse-shares-plunge-as-bank-storm-spreads-to-europe-7251349d
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2 コメント

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リモートでロボ活用しない不思議 (ローレライ)
2023-03-16 19:12:41
リモートでアバター化したロボで宇宙開発の発想が出ない不思議な宇宙開発!
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グレートリセット 金融編 (セコイアの娘)
2023-03-17 08:07:21
グレートリセットが金融にまで及んだと言うことではないでしょうか。
預金の全額保護の方針。バイデンはこれに税金を投入することはないと表明しているが、これを信じるバカはいない。
「大きすぎて潰せない」と金融機関のモラルハザードに血税を注ぎ込んだオバマの二の舞。
そもそも、保険機構で預金が保護される250Kドル以下の小口預金の占める割合はSVBの場合、2%超ときく。と言うことは、250Kドル以上の大口企業預金を守るために血税を使うと言うことだ。常日頃、自己責任と言っておきながら、自分で保険をかけておかなかった企業を守るために、私が汗水垂らして稼いだカネを突っ込むなんて、許し難い。
しかも、今後破綻が続いた場合、どこまで救済するのか。SVBの預金者は全額保護したのに、他行はしませんと言うわけにはいかないでしょう。悪しき前例になるのではないか。
もう、信じられるものが何もない。
銀行でさえ、信用できない。
預金してても不安だから、いざと言う時畑にでもできる土地でも買っておこうかとマジで思う。
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