庄司卓完全攻略ブログ

作家庄司卓のブログです。
スケジュールは毎月一日に掲載。アクセスカウンターは2010年1月1日より集計。

先週の『アイドルマスターXENOGLOSSIA』

2007年08月13日 23時26分11秒 | Anime・特撮
SFと科学の境界線上で論議される話題の一つに
「フェルミのパラドックス」というものがあります。
簡潔にいうと「現代科学では地球外地的生命体の存在を
否定していないのに、なぜ我々は地球外知的生命体の痕
跡すら観測できていないのか?」という事です。
これに関しては科学者やSF作品から色々な仮説が提出
されております。
その中の一つに「動物園仮説」もしくは「聖域仮説」「鳥
かご仮説」と呼ばれるものがあります。
つまり地球と地球人類はすでに地球外地的生命体に発見
されているが、大きく段階が異なる文明が接触すると、良く
ない結果がもたらされる。
よって地球人よりもはるかに高い文明を持つ地球外知的
生命体は、地球を含む太陽系をさながら自然保護区のよう
に立ち入り禁止にして、さらに内部からも外部の知的生命
体の活動の痕跡が観測できないようにしている。
地球人が分からないだけで、地球外知的生命体は息を潜め
て我々を観察しているのだ。
と、まぁこんな仮説です。これはこれで科学的に考察する
と少なからず疑問点が指摘されているのですが、SF的に
はよく採用されるアイディアです。

今回の朔さんの「鳥かご」発言を聞いて、まず思い出した
のがこの「フェルミのパラドックス」でした。
この理屈で言うと……。
iDOLは地球外知的生命体が月に埋めておいた。
地球人の文明が一定のレベルに達して、月面のiDOL五体を
全て掘り起こし、揃えた時、自動的に信号が発信され、それ
を埋めた地球外知的生命体へ連絡。ファーストコンタクトが
行なわれるはずだった。
つまりiDOLは『2001年宇宙の旅」のモノリスのような
存在ではないかと。
しかし地球外知的生命体との接触は人間社会に大変動をもた
らしかねない。また地球外知的生命体の技術を独占したい
一派もいる。
彼らは月のiDOLを無力化したまま回収するため、ウルトゥ
リウス初期型を開発。力尽くで月の地下に埋まっていた五
体のiDOLを掘り起こそうとしたが、iDOLは暴走。結果、
ロストアルテミスが生じ五億人の被害が生じたと……。

てなシナリオを考えてしまいましたが、どんなもんでしょう。
まぁこれでもiDOLが特定の女性にしか接触しようとしない
理由は分かりませんが。

さて案の定、助けに参りました。最強のロリコンロボ(ぉ)
テンペスターズ。真美失踪の時点から時間移動してきたのか、
それともどこかに隠れたまま亜美のピンチを察して駆けつけ
たのか分かりませんが、現れるなり千早のインベル、雪歩の
ヌービアムを一蹴。さらにウルトゥリウスの攻撃を自らを
犠牲にして受け止める。
フレームは蒸発しましたが、コアは無事なようです。

しかしあの状況だと亜美は春香は死んだと思っていそうだな。
っていうか死んでるでしょう普通に(^^;。
インベルさんが密かに慣性制御フィールドを展開してくれた
か、あるいは雪歩がやったか。
もしかしたらこの前、大けがしたときにすでにサイボーグ化
されていたとか。うなじにあずさと千早と同じマークがあっ
たりして。
あるいはナノマシンを注入されていて、ローブを展開できる
ようになってたり(笑)。

しかし亜美に介抱されていたのは真美だったのね。
それにしても朔さんは今週もいやしキャラでした。
あのダーツ、実はあずさが何か仕掛けているんじゃないのか
(笑)。