*ご注意*
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
媚魅 (12)
媚魅 (13)
主人の御心を重んじ霧島は一人で業務をこなす水曜日で今日は特になく会議と言っても霧島が代理で参加すれば済む会議で重要視する会議ではない後日に御堂が議事録を読めば事足りる。
主人の痛々しい姿を人目に曝したくはない、自分が油断した僅かな時間に主人の危機に気づかなかった自分を叱責した。
安心と思っていた執務室で何かはあったが御堂が頑なに話そうとはしないそれをそうさせたのも自分にも非があり責任がある。
会議が終わり執務室に戻る御堂を一人にして執務室に置き去りにするのは心配だったので執務室の前にMGN内部に在中して居る警備員を呼び警備させた。
「どうも、ご苦労様です。私が戻りましたので後は大丈夫です。」
執務室をノックし御堂の返答を待つ‥
「霧島です、ただ今、会議から戻りました。」
霧島がドアをノックする音で起きたらしく御堂は眠そうな声で返答をした。
「入れ‥霧島…」
「失礼致します。」
主人である御堂の声を聞き霧島は安心してドアを開けて執務室に入室すると御堂はデスクチェアーに座り霧島が会議に行く前に掛けていったブランケットを所在なげにいじっている。
「ごゆっくり休めましたか??会議は私が代理と言う事で出席致しました。本日の会議の議事録は後日にご覧ください。」
「霧島‥今日はすまない。私とした事がこんな事で取り乱すとは。」
「いえ滅相もございません。私が御堂部長のお傍から離れ会社の内部で安心と思い、油断し貴方の危機を察知をしなかった私に責任があります。」
「霧島…理由は聞かないのか??」
「理由??主人である貴方を咎める程、私は愚かではございませんよ。そんな顔なさらずに私の御主人様。」
「分かった。こんな私でもこいう時もあるんだ。それぐれい承知してくれ。」
霧島はくすりと笑い会議の資料を御堂に手渡し会議の報告する。資料を見ながら注意深く霧島の会議の報告を聞く御堂の表情はいつもの御堂の顔であった。
それから雑務をいつもの様にこなし一日の業務を終えた二人だった。 水曜日でノー残業日と言う事で霧島は御堂と共にいつもより早く退社した。
たまには二人で食事をしようと言う事になりMGNの正面口でタクシーの配車を待って居ると佐伯も退社するらしく歩いていた手にはケータイ電話を持ち誰かと通話している様子である。
「はい…克哉です。えっ? 買い忘れ物があれば俺が買って帰りますよ??あぁ~はい♪福神漬ですねVv」
佐伯は嬉しそうに大きな独り言をいいながらケータイ電話を切った。
「今日は久しぶりのカレーだ。福神漬を忘れるなんてしょうがない。」
御堂に見られている事を気づき佐伯は御堂に不敵な笑みで視線を返す。立ち去る佐伯の後ろ姿はどことなく上機嫌である霧島が帰り際に用事があり遅れて正面口にやって来た。
「お待たせさてしまい申し訳ございません。今日の夕飯は何を召し上がりになりましょうか。」
「カレーライスが食べたい気分だ。私はカレーライスにするが霧島はイヤか??」
「私も喜んでご一緒させて頂きます。」
二人が会話をしていると配車を頼んだタクシーが正面口に横付けされ御堂が先に乗り霧島も乗りMGNを後にした。
御堂の住んで居るマンションに程近いレストランで食事を済まし御堂が霧島を離したくないらしく自分のマンション連れて帰る。ワインの酔いが廻っているのか…
「私を一人にするな!!お前は私の傍に居ろ!!」
霧島にしがみつき離そうとしないそんな主人を甘やかすのも自分の勤めと思い御堂のマンションに泊まる事にした。
そんな御堂にシャワー浴びさせて寝かしつけた。御堂が持ち帰った佐伯の弁当箱を洗おうと霧島は弁当用の携帯バックから弁当と水筒を取り出すと他に何かが入っていた。
手に触れた物を弁当用の携帯バックから取り出すと見た事のない果実??佐伯がいかにも好みそうな芳醇な匂い。
何か毒々しさを感じるそれを何故か一口食べてみたい衝動に駆られるが危険な気もする。霧島はしげしげと眺め回す… 一口かじった痕跡があった。
もしや主人はこの得体の知らない果実を食べたのかも知れないと思うとぞっとした。そんな危険な物は捨て様と思い霧島は果実を厳重に包み袋に入れてダストボックスへ捨てた。
霧島の耳元で聞いた事のない男の声が…
「貴方なかなか、食えない方ですね…」
「私の主人に次にこの様な事をしたらただでは済みません。」
霧島は振り返るがキッチンには自分しかおらず佐伯の弁当箱と水筒を洗い長い一日を終えた。
媚魅 (14)
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
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媚魅 (12)
媚魅 (13)
主人の御心を重んじ霧島は一人で業務をこなす水曜日で今日は特になく会議と言っても霧島が代理で参加すれば済む会議で重要視する会議ではない後日に御堂が議事録を読めば事足りる。
主人の痛々しい姿を人目に曝したくはない、自分が油断した僅かな時間に主人の危機に気づかなかった自分を叱責した。
安心と思っていた執務室で何かはあったが御堂が頑なに話そうとはしないそれをそうさせたのも自分にも非があり責任がある。
会議が終わり執務室に戻る御堂を一人にして執務室に置き去りにするのは心配だったので執務室の前にMGN内部に在中して居る警備員を呼び警備させた。
「どうも、ご苦労様です。私が戻りましたので後は大丈夫です。」
執務室をノックし御堂の返答を待つ‥
「霧島です、ただ今、会議から戻りました。」
霧島がドアをノックする音で起きたらしく御堂は眠そうな声で返答をした。
「入れ‥霧島…」
「失礼致します。」
主人である御堂の声を聞き霧島は安心してドアを開けて執務室に入室すると御堂はデスクチェアーに座り霧島が会議に行く前に掛けていったブランケットを所在なげにいじっている。
「ごゆっくり休めましたか??会議は私が代理と言う事で出席致しました。本日の会議の議事録は後日にご覧ください。」
「霧島‥今日はすまない。私とした事がこんな事で取り乱すとは。」
「いえ滅相もございません。私が御堂部長のお傍から離れ会社の内部で安心と思い、油断し貴方の危機を察知をしなかった私に責任があります。」
「霧島…理由は聞かないのか??」
「理由??主人である貴方を咎める程、私は愚かではございませんよ。そんな顔なさらずに私の御主人様。」
「分かった。こんな私でもこいう時もあるんだ。それぐれい承知してくれ。」
霧島はくすりと笑い会議の資料を御堂に手渡し会議の報告する。資料を見ながら注意深く霧島の会議の報告を聞く御堂の表情はいつもの御堂の顔であった。
それから雑務をいつもの様にこなし一日の業務を終えた二人だった。 水曜日でノー残業日と言う事で霧島は御堂と共にいつもより早く退社した。
たまには二人で食事をしようと言う事になりMGNの正面口でタクシーの配車を待って居ると佐伯も退社するらしく歩いていた手にはケータイ電話を持ち誰かと通話している様子である。
「はい…克哉です。えっ? 買い忘れ物があれば俺が買って帰りますよ??あぁ~はい♪福神漬ですねVv」
佐伯は嬉しそうに大きな独り言をいいながらケータイ電話を切った。
「今日は久しぶりのカレーだ。福神漬を忘れるなんてしょうがない。」
御堂に見られている事を気づき佐伯は御堂に不敵な笑みで視線を返す。立ち去る佐伯の後ろ姿はどことなく上機嫌である霧島が帰り際に用事があり遅れて正面口にやって来た。
「お待たせさてしまい申し訳ございません。今日の夕飯は何を召し上がりになりましょうか。」
「カレーライスが食べたい気分だ。私はカレーライスにするが霧島はイヤか??」
「私も喜んでご一緒させて頂きます。」
二人が会話をしていると配車を頼んだタクシーが正面口に横付けされ御堂が先に乗り霧島も乗りMGNを後にした。
御堂の住んで居るマンションに程近いレストランで食事を済まし御堂が霧島を離したくないらしく自分のマンション連れて帰る。ワインの酔いが廻っているのか…
「私を一人にするな!!お前は私の傍に居ろ!!」
霧島にしがみつき離そうとしないそんな主人を甘やかすのも自分の勤めと思い御堂のマンションに泊まる事にした。
そんな御堂にシャワー浴びさせて寝かしつけた。御堂が持ち帰った佐伯の弁当箱を洗おうと霧島は弁当用の携帯バックから弁当と水筒を取り出すと他に何かが入っていた。
手に触れた物を弁当用の携帯バックから取り出すと見た事のない果実??佐伯がいかにも好みそうな芳醇な匂い。
何か毒々しさを感じるそれを何故か一口食べてみたい衝動に駆られるが危険な気もする。霧島はしげしげと眺め回す… 一口かじった痕跡があった。
もしや主人はこの得体の知らない果実を食べたのかも知れないと思うとぞっとした。そんな危険な物は捨て様と思い霧島は果実を厳重に包み袋に入れてダストボックスへ捨てた。
霧島の耳元で聞いた事のない男の声が…
「貴方なかなか、食えない方ですね…」
「私の主人に次にこの様な事をしたらただでは済みません。」
霧島は振り返るがキッチンには自分しかおらず佐伯の弁当箱と水筒を洗い長い一日を終えた。
媚魅 (14)