*ご注意*
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
同性性描写ありますのでご気分のすぐれない方は此処で御帰院してくださいませ。
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
媚魅 (8)
媚魅 (9)
御堂は片桐の背中に唇づけの雨を降らす片桐は声をやっと出す様になった。
「あっ…んっイヤ‥」
片桐の肌はさらりとしてきめ細かい御堂は片桐の背中に顔を擦り寄せ素肌の感触を楽しむ。視界を塞がれている分片桐の感度はいい。
この素肌をもっと自分好みに染め上げ様と思い御堂はベットサイドのテーブルから、ワイングラスを取りワイングラスを傾け片桐の背中にワインをゆっくりと注ぐ。
赤ワインの甘美な匂いが充ちると共に片桐の背中を紅く染め上げる。背中に赤ワインを零され予想もしてない片桐は驚き叫んだ。
「何を‥止めてください!!」
赤ワインは背中を伝い腹や臀部を滴り太ももにこぼれ落ちシーツに紅く染みる。
「あぁ、気持ちいいが良いだろ??まるで処女を犯すような気分だな。」
片桐は御堂の言葉を否定する様に首を横に振った。そんな片桐の仕種を見て初心と思った音をわざと立てる様に背中のワインを舐める。
部屋に濡れたピシャピシャと音だけが響き渡り御堂はより丁寧に赤ワインを舐め飲み干す。赤ワインの匂いを嗅いだだけで片桐は酔ったらしく御堂から与えられた愉悦に支配されていた。
「稔‥気持ちいいか??」
御堂の問いに片桐はこくりと小さく頷き小声で返事をした。
「‥はい…」
「随分と素直だな。まだ続きはあるぞ??」
御堂は片桐のアヌスへ舌と指を侵入させて片桐の果実を揉み徐々にアヌスを溶け解かしていく。雄芯は先ばしりぐっちゃりと濡れている。
「あぁ…そこはダメぇ‥ですヤメてあっ、ぅんあん‥あぁ」
さっきよりも片桐の声に艶っぽさが増した。赤ワインの匂いで酔いが回り押し寄せる快楽に喘ぎ始めた。
片桐の喘ぎ声に満足し御堂は片桐を仰向けにさせ、目隠しをしていたネクタイを片桐から外す片桐は見える様になり少し安堵した。
御堂はそんな片桐を見て薄く笑う。片桐の腕を取り両手首を一つにしてきつくネクタイで片桐の胸元で縛る。
御堂は片桐の両膝をいきなり掴み足を広げさせる御堂は屈み込む。御堂により玩ばれた雄芯は腹に着くほどに反り返っていた。御堂は雄芯を口に含み愛撫を施す。
両足は動けない様に御堂に抑え込まれて足を閉じたくっても閉ざす事が出来ない。手も胸元で両手首をネクタイできつく縛られ拘束されて起き上がる事さえも封じ込められている。
「いやあァァ!!助けてぇ‥こんな事‥もうイヤだ…」
片桐は躯を揺らし御堂から与えられる快楽を散らそうとするが心と裏腹に躯は貪欲に御堂を求めるその責めぎあいに片桐は啜り鳴く。
御堂の愛撫に耐え切れずイカさせれ解放されたいと御堂の口の中で弾けさせた片桐の抵抗は収まりグッタリとしている。
「あぁ、この私が助けてやるさ、何も考えず私だけを感じろ。」
ぼんやり片桐はうっすらと目をひらいているが御堂を見てない思考を快楽に喰い散らかさられ天井をただ見ている。
御堂は片桐が弾けさせた蜜を自分の雄芯に塗り片桐のアヌスへ挿入する。片桐はやっと意識を御堂に向けた。
「なんで‥こんな事を------ぁあうっ‥たすけて‥か‥」
その続きの言葉を封じ込める様に片桐に唇づける御堂は片桐の奥へ油送を開始した。片桐の腰を適度に揺らし自分が思う様に動く片桐は予期しない内部を突かれて悲鳴じみた声を上げる。
片桐は頑なに眼をとじ啜り鳴くその表情は御堂から与えられる快楽を堪えようにも快楽に委ねている様にも見える。
独語の様に御堂は呟く~その声音は優しい。
「どっちだろうな‥??でもこれでおしまいだ。」
御堂は片桐を壊す様に角度を変えて乱暴に突き上げる先程までと違う攻撃的な動きに躯は弓なりしなる片桐は鳴き叫ぶが声にならない。
片桐の体内に御堂が解き放った熱で快楽の支配から解放を知ると同時に片桐の記憶はぷっつりと途絶えた。
御堂は記憶を飛ばし失神する様に眠る片桐の手首を縛り拘束していたネクタイを解く。片桐の寝顔は何故か満ち足りていて時折微笑む。
夢の中であの男と再会しているのだろか??と思っていると片桐は小さな声で嬉しそうに囁いた。
「‥克哉く‥ん…」
夢の中でも佐伯を慕い名前を呼ぶ片桐の肩を抱いて眠る気がせず、御堂は先程まで自分した行為が無意味の様に感じどっと疲れを増幅させた。
片桐に背中を向けてふて腐れ機嫌悪く御堂は眠りについた。
媚魅 (10)