*ご注意*
*腐女子や同人誌の意味が解らない方や気分を害される恐れのある方は此処で御帰院してくださいませ。*
一個人の妄想なのでSprayとは一切関係ありません。腐女子や同人誌の意味をご理解頂けた方だけ此処から先へどうぞ。
loVe attAck!? (8)
loVe attAck!? (9)
そんな片桐を見つめる佐伯は快楽を更に煽るサラサラとした片桐の素肌に触れる。片桐は徐々に佐伯に身を任せる足元が覚束つかず力が入らないギュッと佐伯の腕にしがみつく。
臀部の辺りに佐伯の手が触れる必死に抑えていた喘ぎ声がとうとう自然に甘いモノになっていく。臀部には触れるが躯が欲する快楽にはならず躯はもどかしげに今よりも上の快楽をねだる。
そんな片桐を気にもしてない態度で片桐にいつもと何等変わらない声で話しかけてくる。二人で求めてあっている間にお湯が沸いた。
「稔さん、お湯が沸きましたよ。」
その一言で我に帰る片桐に背中越しの恋人はいつもと同じ冷静な声で話す。自分だけなのだろうか??恋人に触れられて簡単にこんなにも舞い上がっているのは??
「稔さん??」
片桐を抱きしめたまま背後から佐伯がIHの電源を切る。お互い無言で見つめ合う、先に言葉を発したのは佐伯だった。
「俺に美味しい珈琲を飲ませください。」
そう云うと佐伯は片桐を腕の中から解放しキッチンから離れリビングへ去っていく。さっきまでは腕の中に閉じ込めていたのに何も無かった様にあっさりと放り出される。
しょんぼりとしながら珈琲を煎れる恋人を細く微笑み見つめられているのも知らずに健気に珈琲を煎れる恋人をソファーで待つ佐伯だった。
loVe attAck!? (10)