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授業で役立つ考え方-41-

2024-07-07 05:15:12 | 全員参加型授業の指導技術

授業で役立つ考え方-41-

全員 output の方法は・・・・(3)

ICTは、これまで難しかった全員outputをはるかに容易にした。その方法の二つ目。

チャット

授業でのチャットの使用は大きなメリットがある。

1 全員がoutputできる。アップした人の数がわかるので教師も確認しやすい。

2 アップした順に表示される。

3 他の意見を読めるので、意見共有が簡単にできる。

4 一人ひとり発言させるよりもはるかに短い時間でできる。

5 保存されているので、後からでも共有や評価が可能となる。

配慮点

1 全員にじっくりと考えさせたいときは、「打ち込んだ人はまだアップしないでね」

 時間を見はからって、「アップしましょう」。これでアップした人数がわかる。

 「まだの人は、友達の意見を参考にしていいんだよ」。これで、全員の参加が可能になる。

 アップした時間が出るので、参考にしただろう子どもが把握できる。

2 アップした人への指示。

 「友達の意見を読んで、なるほどと思ったのを3つ探して」

 これで、早い子が時間をもて遊ぶことはない。

3 共有の共有

 「なるほどと思った意見を教えて」

ICTなき時代には考えられない活動である。

有効に活用したい。


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