授業で役立つ考え方-41-
全員 output の方法は・・・・(3)
ICTは、これまで難しかった全員outputをはるかに容易にした。その方法の二つ目。
チャット
授業でのチャットの使用は大きなメリットがある。
1 全員がoutputできる。アップした人の数がわかるので教師も確認しやすい。
2 アップした順に表示される。
3 他の意見を読めるので、意見共有が簡単にできる。
4 一人ひとり発言させるよりもはるかに短い時間でできる。
5 保存されているので、後からでも共有や評価が可能となる。
配慮点
1 全員にじっくりと考えさせたいときは、「打ち込んだ人はまだアップしないでね」
時間を見はからって、「アップしましょう」。これでアップした人数がわかる。
「まだの人は、友達の意見を参考にしていいんだよ」。これで、全員の参加が可能になる。
アップした時間が出るので、参考にしただろう子どもが把握できる。
2 アップした人への指示。
「友達の意見を読んで、なるほどと思ったのを3つ探して」
これで、早い子が時間をもて遊ぶことはない。
3 共有の共有
「なるほどと思った意見を教えて」
ICTなき時代には考えられない活動である。
有効に活用したい。