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ショパンコンクール 若き挑戦者たちの20日間(1985年)

2019-06-12 05:57:06 | 音楽雑感&関連サイト
ショパンコンクール 若き挑戦者たちの20日間(1985年)


 ここから https://www.youtube.com/watch?v=QqLtMTHoOtA

ブーニン、ルイサダ、小山実稚恵さんが出た回です。
画像は悪いのですが、貴重な記録です。

ピアノは5台から選択します。
この年、YAMAHAとKAWAIが初参加しました。

参加者は32カ国124人、一番多いのが日本からの参加者26人でした。
参加できる年齢は17歳から27歳。5年に一度のコンクールです。
演奏順はアルファベットのIから。

一予選では、25分の中で4曲演奏します。
二次審査に進めるのは41人。通ったのは、

何と10人が日本人で、そのうち女性が8人。
アメリカは17人中わずかに2人。イタリアは7人全員が落選。
日本人の強さが光りました。

一次 ノクターン、エチュード、スケルツォ
二次 バラード、プレリュード、ワルツ、ポロネーズ
三次 マズルカ、ソナタ を演奏します。

審査は加算制です。
決勝は6人、ブーニン、ルイサダ、小山実稚恵、ヤブオンスキーなど。
ここで日本製ピアノを使う人はいなくなりました。
2015年には、ファイナリスト10人中、7人が3次予選でヤマハを選択するまでになります。

19歳のブーニンが、体から溢れ出るかのような音で楽しそうに演奏していました。

決勝前日のショパンの命日には、聖十字架教会でモーツアルトのレクイエムが演奏されます。恒例です。

決勝はコンチェルト。小山実稚恵は第1番、結果は次の通り。

第1位 スタニスラフ・ブーニン(ソ連)
第2位 マルク・ラフォレ(フランス)
第3位 クシシュトフ・ヤブウォンスキ(ポーランド)
第4位 小山実稚恵(日本)
第5位 ジャン=マルク・ルイサダ(フランス)

 日本ショパン協会

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