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授業で役立つ考え方-36-

2024-07-02 05:15:29 | 全員参加型授業の指導技術

振り返りのためのキー

以下は、振り返りを助けるためのキーワードである。

振り返りの指導には、この表を利用しするとよい。ノートの裏表紙に貼り、7種類の項目から自分でいくつかのキーを選択して書いていく。
 キーには次の意図がある。

「すっきりキー」わかったこと、解決した疑問を整理する。
「みかたキー」授業内で働かせた視点を想起しその成果を評価をする
「ひらめキー」働かせた考え方の成果を評価する
「なかまキー」対話的な学びを通じて獲得した学びの成果を自覚する
「のびたキー」過去と比べた自己の向上的変容を自覚するする
「はてなキー」本時の学びにより新たに生じた疑問を表出する
「みらいキー」次時、あるいはこれからの学びや将来との関わりについて考える
 これらのキーは、初めは一つずつ指導し、徐々に複数のキーを使用できるようにしていく。最後には、この表にとらわれずに、自由に記述できるようになることが望ましい。
 また、この振り返りは、次時にどのように学ぶかの見通しへとつながる。学びの見通しとは、前時の学びの振り返りとセットなのである。 


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