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新・授業で役立つ指導の技術-5-

2024-09-29 05:15:16 | 全員参加型授業の指導技術
《 見方は意識させることから 》
 
新学習指導要領は、その教科ごとの「見方・考え方」で整理されている。
 
見方は「視点」。
視点は、見るための立ち位置である。
児童・生徒をその位置まで導いてやるのも教師の仕事である。
 
これらは、その立ち位置。
過去に、その概念を一度は学習している。
 
この日の学習課題は、「日本は民主政治を実現するために、選挙に行かない人に罰則を設けるべきか?」
確かに外国の中には、罰金制度がある国がある。
 
課題を確認した後、教師は次のように言った。
「ここで使いたい視点は?」
 
生徒から「民主政治」「民主主義」「公正」「機会・結果の公正さ」など、次々に出され、適宜追加されていった。
 
意見発表は、「私は○○と○○に目をつけて、・・・・と考えました」と言っていた。
 
こうして、「見方」は生徒のものになっていく。
 
 
 
 
 

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