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ネットがあれば新聞不要と思う人に欠けた視点

2019-11-16 05:33:04 | 公民関連BOOK&サイト
東洋経済 ONLINEよりネットがあれば新聞不要と思う人に欠けた視点
「新聞離れ」が進んだアメリカはどうなったか
を紹介します。


 ここから https://toyokeizai.net/articles/-/312178?page=2 

内容も面白いのですが、コメントもいろいろです。

朝夕2回の新聞は、24時間配信のネット系メディアに
速報性で対抗できるはずがない。

時間が優先されるニュースはネットに任せて、新聞は
そのニュースの背景や経緯を分かりすく解説する内容
へと記事の「質」を変えていくべきだ。

ネットでは書く余裕や記者も足りないが、新聞には多くの
記者が存在する。
深く掘り下げた調査報道は「週刊誌」の得意分野だが、
週一回の報道では、新聞の方に優位性がある。

ようするに「読みたくなるような紙面構成」にするのが
新聞の生き残り策だと思うのだが。



この世の隠れた『悪』を炙り出す記者の働きには賞賛を惜しまないが、自社の主義主張に合わせて偏向報道に走ったり、ネット情報に尾鰭を付ける程度の記事を掲載する新聞社に存在意義は認められない。
そもそも、日本の新聞でありながら、日本国民のプラスとならない様な方向への主張を臆面も無く行なっている新聞社には、『いい加減にしろ!』と怒りさえ覚える。
世論誘導の道具などというものは、政党や宗教団体が発行する機関紙が担うべきもので、一般紙を名乗るのなら社会に対する『事実の伝達』、『問題提起』の機能に徹する事でこそ、その存在価値が認められよう。
オピニオンを否定しないが、少なくも記事に対する切り口の多様性は尊重されるべき。
例えば、『死刑廃止論』について新聞社が一方的に方向性を示すのはナンセンス。賛成、反対の両面から取材し読者に情報提供できる事こそ価値。
それが出来なければ、衰退への歩みが加速されるだけ。


いろいろな考えに触れることができて考えさせられます。

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