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「ヒッチ」 や 「コック」 が嫌われる理由

2020年06月27日 | 少年野球
ヒッチもコックも予備動作である。

少年野球では嫌われ者。
この予備動作を否定する人はほぼ100%こう言う

「トップを作ったらドーン」 

誰しも聞いたことのあるフレーズだと思う。

振り遅れないためのようだが、インパクトまでの道のりが短いから捉えるチャンスが少ないし、ボールの入ってくる角度と合わないから

当たらない。

あまりに当たらないから、振り遅れるとかいう前にバットを出せなくなってしまう。


バットを寝かせてからインパクトに向かうから、ボールの軌道に入る。

ヒッチやコックはバットを寝かせるためのカウンターアクション。

予備動作を入れると、すでに動き出しているからバットが出ないということがほぼ無くなる。


じゃあ、なぜ嫌われるのか?

「ホームランを狙っているように見えるから」


メジャーでフライボール革命が起こるまで、日本の野球においてフライはご法度だった。(言い過ぎとも思えないくらい)


ワンアウト走者二塁で、ボテボテのセカンドゴロ(ランナー進塁)は「ナイスバッティング」

でもフライを打ったら怒られる。

ゴロを打たせる監督は、ツーアウトにしてもランナーを三塁まで進めて、次のバッターにヒットを打ってもらうという攻撃パターンが好きなようだ。

せっかくランナーが二塁にいるのだから 「大きいのを打って、外野を越えたら1点」 というチャンスが二度あったほうがいいように思う。

確かにランナーが三塁だと、ワンバウンドは投げられない=ピッチャーに相当なプレッシャーがかかる。

少年野球ではこういう場面において、かなりの確率でバッテリーエラーが起きる。

ただ、それにばかり頼るチームは

最後バッテリーエラーで負ける。



 
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