ある数学愛好者のひとり言

数学好きな私がひとり言をつぶやきます。

最小多項式

2024-06-07 00:00:04 | 数学・数学教育

2024年6月7日(金)

 

 2次正方行列を考えよう。行列が高校の教材にあったときには、ケーリー・ハミルトンの方程式がよく登場

していた。ケーリー・ハミルトンの方程式とは、次の方程式を言う。(注)

 

 n次正方行列に拡張すると、ケーリー・ハミルトンの方程式は次のようになる。

 ケーリー・ハミルトンの方程式の定義>

  n次正方行列Aの固有多項式を

      Φ_A (λ)=det(A — λE)

 とすると

      Φ_A (A)=0

 が成立する。これを、ケーリー・ハミルトンの定理という。

 

 この定理は、ある多項式に行列を代入すると、零行列となるような多項式が存在することを保証している。

このような多項式の中で最低の次数の多項式を、最小多項式という。

 

 本ブログは、ある3次正方行列の最小多項式を求めて見よう。最小多項式は、次回の2次・3次正方行列の

ジョルダン標準形と関係が深い。

 

(注)

 この表現は、誤解を与えるかも知れない。

   A²-(tr A)A+(det A)E=0

の意味である。

 

 

 

 

ちょっと休息

(1)6月5日(水)のFacebook投稿より・・・学習の記録

 今日は、自習のために岐阜学習センターに出かけました。8時50分ぐらいに岐阜学習センターに到着し、

9時まで学生控え室で休息しました。

 9時から視聴覚スペースに入室しました。10時過ぎまで学位授与機構に提出する数学のレポートのため

の準備をしました。少しずつノートに整理して、7月の放送大学の単位認定試験終了後になったら、本格的

にレポートの執筆にかかりたいと思います。

 10時10分ぐらいから履修科目の『樋口一葉の世界'23』の過去問題である2023年度1学期の単位認

定試験の問題を解きました。23年度開講科目ですから、過去問は2回分しかありません。印刷教材の関連

部分を読みながら、解答していきました。本番の単位認定試験も、このように解いて行くだろうと思いまし

た。難しくありませんでした。

 11時20分頃に、学生控え室で昼食を食べました。途中、海津市のコンビニで購入した弁当です。

 12時前に再び視聴覚スペースに入室しました。『枕草子の世界'24』の聴講を始めました。印刷教材は、

視聴覚スペースにおいてある本を借りました。第5講「中宮定子の輝き」を視聴しました。枕草子の列挙章

には、定子とのやりとりが多く書かれています。興味ある章ですが、不覚なことに私自身が途中で寝てし

まいました。昨日から今日にかけてなぜか眠れず、結局4時間ぐらいしか寝ていませんでした。聴講しなが

ら、いつからか寝てしまいました。気づいた頃には、授業が終わりかけでした。履修科目でありませんし、急

ぐこともありませんので、次回に再度この講義を聴こうと思っています。

 とにかく、13時になったらすぐに岐阜学習センターを後にしました。

 

(2)6月6日(木)のFacebook投稿より

 今日10時に、今年6月のJAにしみの総代会をもって退任される常勤役員があいさつのために、自宅を訪

ねられました。1時間ほど、積もる話をしました。

 6年間、2期にわたり常勤役員を勤められ、本当にご苦労さんでした。

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