2024年7月28日(日)
前回のブログ、
微分可能な多様体の接ベクトル空間1 (2024年7月24日)
のつづきとして、今回も接ベクトル空間のいくつかの基礎的な性質を扱ってみる。
まず接ベクトル空間は、局所座標の取り方に依存することなく、ベクトル空間としては同一であると言
うことである。定理4の主張である。
次に、局所座標で表された2つの接ベクトル相互の成分の変換則である。接ベクトルの基底は共変基底
であるから、その変換則による成分のベクトルは反変ベクトルとなる。しかし、そのことには深入りせずに
に普通に接ベクトルを表記したのが定理4である。
今回の主題は、上に述べた2つである。接ベクトル空間のごく基本的な部分を考えて見たのである。
(訂正)
本文2枚目下から6行目
(誤)半変基底 → (正)反変基底
ちょっと休息
(1)7月26日(金)のfacebook投稿より
今日は7月最後の金曜日でしたので、「おもしろ物理」サークルがある日でした。しかし急用ができまし
たので、行くことができませんでした。
明日は観光バスのツアーで、京都迎賓館に出かけます。