ある数学愛好者のひとり言

数学好きな私がひとり言をつぶやきます。

基本対称式に関する問題 ~2024年度前期日程の静岡大学理学部数学科の入試より

2024-07-13 00:00:33 | 数学・数学教育

2024年7月13日(土)

 

 3次方程式

   ax³+bx²+cx+d=0

の解をα,β,γとすると

   α+β+γ=-b/a  , αβ+βγ+γα=c/a     , αβγ=-d/a

という関係がある。この関係を、3次方程式の解と係数の関係という。証明は簡単で、因数定理を使う。α,β,γ

は解であるから、

   ax³+bx²+cx+d=a(x-α)(x-β)(x-γ)  

と書ける。この式の左辺と右辺を比較すると、3次方程式の解と係数の関係が導かれる。

 ここで、登場する

   α+β+γ , αβ+βγ+γα ,  αβγ

基本対称式という。静岡大学理学部数学科の入試問題は、この基本対称式に関する問題である。

任意の対称式は、この基本対称式で表すことができる。

 

 

 

 

 

ちょっと休息

(1)7月12日(金)のFacebook投稿より

 今日は、月1回の小嶋智先生の地球科学のセミナーが9時30分から11時まで参加しました。内容は、

レートテクトニクスによる造山論でした。インド半島とヒマラヤが例示でした。よくわかりました。

 
 放送大学から2学期の授業科目案内・面接授業の案内等が郵送されてきました。すでにネット上でPDFファ
 
イルなどで見ていますので、新鮮さはありませんでした。私は既に2学期の履修科目を決めています。
 
 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 空間曲線の曲率ベクトルと曲... | トップ | 位相空間の3つの定義につい... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

数学・数学教育」カテゴリの最新記事