2024年6月3日(月)
本文に入る前に、整数の倍数と約数の定義を与えておこう。
<倍数・約数の定義>
a,bを整数とする。
a=kb (kは整数)
と書けるとき、
aは、bの倍数
bは、aの約数
という。
0=k・b
と書けるから、
0は、すべての整数の倍数である。
すべての整数は、0の約数である⇔0の約数は、すべての整数である
ことを頭に置いていてほしい。
2024年6月3日(月)
本文に入る前に、整数の倍数と約数の定義を与えておこう。
<倍数・約数の定義>
a,bを整数とする。
a=kb (kは整数)
と書けるとき、
aは、bの倍数
bは、aの約数
という。
0=k・b
と書けるから、
0は、すべての整数の倍数である。
すべての整数は、0の約数である⇔0の約数は、すべての整数である
ことを頭に置いていてほしい。
2024年6月1日(土)
2024年5月24日(金)のサークル『おもしろ物理』の場で、私は以下のブログ
円とおうぎ形に関する問題 ~面積に関する中学数学の難問(2024年5月5日)
に述べた内容で発表して、サークルのメンバーに考えてもらった。その際に、高校数学の数学Ⅲの内容に
該当する定積分の方法を紹介したが、それはできなかったと言うことであった。その後、5月27日になっ
て『おもしろ物理』の代表者であるH氏から、定積分を用いた回答がサークル専用のライン上に公開され
た。私は精査して、H氏の(解法)が正しいことがわかった。以下、H氏の(解法)を紹介したい。
H氏の(解法)が優れている理由は、定積分に表れる被積分関数が最も簡単な関数の式となっていること
である。すなわち、定積分の対象とした図形の選び方が最適であることである。したがって、定積分の計算
がそれほど煩雑にならない。この方法ならば高校生にとって定積分の応用として、標準的な問題となると思
う。
算数や中学数学で解ける問題を、なぜ定積分などを利用して解こうとするのか?疑問に思われる人もいる
だろう。それは、例えばこの問題を中学数学で解いてみればみればわかるように、特別な方法、技術が必要
である。多くの人がこの問題を自力で解くことは、困難であろう。
ところが、定積分を用いて解くことができれば、特別な方法、技術は必要としない。面積を求める定積分
の式を作れば、後は計算するだけである。多くの人が理解できるだろうと思う。
ちょっと休息
(1)5月30日(木)のFacebook 投稿より・・・学びの記録
岐阜学習センターで学習する場合、多くの場合はほとんど決まった行動になります。何を学習するかはその日
によって違がいますが、日程自体はほとんど同じになります。その様な事情で、今回も今までの「学びの記録」
と何ら変わらない記述となります。このことを承知の上で、学びの記録を書きたいと思います。
8時45分頃に岐阜学習センターに到着しました。学生控え室によって、視聴覚スペースに入場できる9時ま
で休息をとりました。学友がいれば学友と歓談します。この日も、学友と話しました。
9時10分頃に、視聴覚スペースに入りました。今日は『枕草子の世界'24』の第4講「男性貴族達の交遊録」
を、印刷教材を見ながら聴講しました。詳しい学びは省きます。ここで取りあげられている貴族は、藤原行成・
藤原斉信と清少納言の元夫である橘則光です。『枕草子』に登場してくる3人との交流がテーマでした。
10時10分頃にロビーでの休憩をはさんで、再び視聴覚スペースで1時間15分ぐらい学習しました。学位
授与機構に提出する数学のレポートの考察で、実際に計算をしたりしました。大分、レポートの概要がまとまっ
てきました。実際に書き始めるのは、7月からになるでしょう。
学生控え室で名誉学生(注)の人と歓談しながら食事をしました。、12時まで休憩時間としました。
12時過ぎに視聴覚スペースで、『物理の世界'24』を視聴しました。岸根順一郎先生の講義は、大変わかりや
すいと思っています。第5講「電場と磁場」でその概要は、①電場と磁場、②クーロン電場でした。この科目は、
『初歩からの物理’22』と違って数式をふんだんに使います。それだけに難しいですが、数式を追っていくと理解
できます。
13時30分頃に岐阜学習センターを後にしました。帰路の途中、6月1日(土)・2日(日)に面接授業『地
球科学の基礎』がありますので、岐阜学習センターに出かけることになります。そのためにも、JA関連の給油所
でガソリンを満タンにしてから帰宅しました。
(注)
名誉学生とは、放送大学教養学部教養学科の6コースをすべて卒業した人のことです。
(2)5月31日(金)のFacebook 投稿より
岐阜学習センターなどに出かける日は別として、毎朝の日課になりつつあるのはかたつむりの駆除になっていま
す。今日は、裏の畑で40匹以上とりました。雨が振ったからでしょう、多かったです。最近は、少なくとも20
匹ぐらいとります。かたつむりは、野菜の葉などを食べる害虫です。
2024年5月30日(木)
私は、複素解析学が好きである。1988年度に岐阜聖徳学園大学の科目履修生として、複素解析学が講
義内容であった『解析学Ⅲ』を学んだことがこの数学の領域に触れた最初だった。それ以来、複素解析学の
本をよく読んだ。その後、2017年度に放送大学で『解析入門'14』を再履修した。そうした事情もあって、
このブログでも複素解析学の話題を取りあげてきた。ざっと調べてみると、以下をあげることができる。
グリーンの定理からコーシーの積分定理へ(2024年1月23日)
フレネル積分 (2024年2月13日)
代数学の基本定理の証明 ~複素解析学による方法 (2024年2月21日)
本ブログの内容は、小問(1)がある複素関数の正則性を証明する問題で、小問(2)が留数定理を用い
て複素積分を計算する問題である。いずれも気泡的な問題である。
2024年5月27日(月)
三角関数を含む関数の置換積分に関する問題である。
小問(1)(2)の一般的な定理を証明させて、小問(3)の積分
∫_[0,π] sin x/(1+√(1+x²)dx
の計算に導く問題である。
小問(1)(2)の 証明は難しくないが、小問(3)の計算には、工夫が必要である。
ちょっと休息
(1)5月25日のFacebook投稿より
昨日は、サークル「おもしろ物理」が14時からある日でした。朝から出かけました。
8時45分に岐阜学習センターに到着。9時まで学生控え室で休息を取った後、9時に視聴覚スペースに入室しま
した。そこで、島内裕子先生の『枕草子の世界'24』の第3講「枕草子の列挙章段』を聴講しました。列挙章段のうち、
「凄まじき物」「弛まるる物」「人に侮らるる物」「憎き物』の連続する四章段が扱われていました。
10時の休憩を含めて、今度は岸根順一郎先生の『物理の世界‘24』の第4講「ベクトル場」を視聴しました。スカ
ラー場とベクトル場、ベクトル場の発散と回転、ガウスの定理とストークスの定理が主題でした。第5講からの電場と
磁場の学習のための数学からの準備でした。内容が数学でしたので。よくわかりました。ただ、それは物理学の道具と
しての数学です。
11時40分過ぎに視聴覚スペースを出ました。OKBふれあい会館2階で販売されている弁当を購入して、学生控え
室に向かいました。そこで、サークルのメンバー2人と昼食をとりながら、歓談していました。
14時から「おもしろ物理」が始まりました。最初、私が発表しました。内容は、小中学校の算数・数学の面積の問
3題題です。そのうちの1題は、ブログ
https://blog.goo.ne.jp/suuri-yh/e/25263282eb5e156cdd004d46f6215337
と同じです。私以外に、量子力学の基礎に関する発表がありました。
16時になったので、途中退席しました。そして、イオンモール大垣に出かけて夕食をとりました。
その後、18時30分から法律事務所で1時間15分ほど打ち合わせをして、帰宅しました。自宅に着いたのは、
21時少し前になりました。
忙しい1日でした。