世界旅行記

イチ個人の旅行記

夢グループの春秋コンサートに行ってきた

2022年10月15日 | 国内
アクトシティ大ホール
客層を見て引いた。
見事に爺さん婆さんばかり。
何てことだ。 ( 何が? )
ええっと、席は?
前から10列まで8000円で以降6800円だが俺は後者ながら11列目てことは良い席を与えられたのか。
席に腰を下ろすが落ち着かない。
知り合いに目撃されているのでは? と。
ペンライト売りのスタッフがウロウロ。
500円だって。
結構買っている人いるな。
定刻になり幕が上がる。
わっ、スター勢揃い。
が、あれは誰だ? あれは?
予想はしていたがどのスターもその老いぶりが顕著だ。
男性陣はヅラ着用率高めか。
しかし俺が幼い頃テレビで見ていた歌手を目のあたりにするのは感動する。
昭和の歌謡曲の歌手は存在感があり歌唱力があり、ステージ上の佇まいに気品があり粋で洗練されている。
何より歌がいい。
作詞作曲編曲、素晴らしい。
それに尽きる。

◆おりも正夫
司会進行のトークが上手い。
長身でハンサムで赤のジャケットが似合っている。
俺にとってはフォーリーブスよりもクイズ ” ヒントでピント ” のイメージだが。

◆チェリッシュ
素敵な歌。
女性の方はおばあちゃんながら可愛らしくて目を奪われる。
男性の方は柳生博が蘇生したのかと...

◆狩人弟
兄貴は?
いまだ仲わるいのか。
この歌、竜の詞が良いのだわ。
コロッケ? あたりに宛がわれなくて良かったね。
もしもそうだったならば運命変わっていたよ。

◆ロザンナ
欧米人は見た目の経年劣化が顕著ですね。
レコードジャケットは何て美女なのでしょう。

◆三善英史
昔のCMよりも増量しているね。
声出てないじゃん。
ギャラ貰っているのならもっとBrushUpしないと。
でも歌はいいのだわ。

◆黒沢年雄
歌手よりもアクション刑事役者のイメージが大きいが。
ギンギラのいで立ちで持ち歌を歌うが昔も今も歌手ではムリだわ。
主催もスタッフも仲間も、更には客もそれを判っているようだ。

◆ガロ
歌とそのイメージを守るのはいいが
シルクハットと黒眼鏡で顔が全く見えない。
自身も客も老い先短いのだからさらけ出してもいいのでは、と思うが。

◆石井明美
56歳?
周囲がこれだからおねーさんに見える。
いい歌もらったねえ。
でもカバーで人気ドラマの主題歌だったから実入りは少ないだろうなあ。
そのダンスのキレぶりに過去現在未来の苦労が感じられる。

◆平浩二
バスストップ。
ラメ入りのシャツがよく似合う。
悪いけれど特定のファンだけだろう。

◆桑江知子
ライムをかじるレコードジャケットが懐かしい。
リアルタイムで聞いていた頃、イマイチ地味だったが
この歌だけで食べていけるとは、その時代の歌がいかに印象的だったかと言うことだ。
講演後、売店でせかせかと働く姿はステージの華やかさとは違い、ただのおばさんだ。

◆石田社長と保科さん。
保科さんはTVショッピングの通り。
社長はCDを 「 シーデー 」 と発する。
やけにコミカルで笑いとツッコミを誘う。
これは老人の発音の難しさに合わせているようにも思われるが、案外そうでなくビジネス戦略なのだろう。
聞いた老人達は 「 おいおいシーディーだろう 」 と言うに違いない。
けれども社長は 「 私は舌っ足らずなのでそう言えないのですぅ 」 とか諂っているのだ。
「 あなた達よりも劣っているのですよ 」 とアピールし同情あるいは哀れみを買い、セールスに繋げているのだ。
そのヘラヘラした笑顔の奥底には…
オリジナルのシーデー1000円。
驚くほどみな買っているわ。
策士だのう。

◆あいざき信也
こんな小っちゃかったの?
客のひとりでメンヘラな爺さんがいたが、それに通づるぞ?

◆晃
巨大な金髪ヘッドにサングラス。
ハスキーボイスで6700。
TVで見たイメージ通り。
知名度と歌があるから盛り上がる。
いつでも動けるようトレーニングしている感が伺える。

◆あべ静江
俺的に猫虐待の会見のイメージのひと。
「 名刺ください 」
昏倒から復帰したんだよね。
しかしその姿は何か幽霊のような雰囲気が。
明日死んでないだろうな。

◆伊藤咲子
ひまわりをイメージしたフリフリのミニスカートでステージを縦横無尽に。
66歳だって?
気持ち、意識の持ちようで見た目も変わるのだろうな。
観客はそれを感じていた。

◆西口久美子
歌が良すぎるからね。
リフから詞へ、詞からリフヘ。
スレンダーなスタイルも維持。
ハイトーンボイスも健在。
蹴り上げる脚も上がっている。

◆尾藤イサオ
私的にこのコンサートの最高
ステージング、シンギング、マイクパフォーマンス、ダンシング、トーキング
どれも最高
悲しき願い、そのエモーショナルな表現
私も泣いた。

◆江木俊夫
オーラスのブルドッグのパフォーマンス
かっこいいー。


◆総括
素晴らしかった。
6800円を超える価値あり。
しかしこのアクト大ホールの箱で半分も埋まってなかったな。
1000人弱、チケット収入では500万てところか。
グッズの売り上げもさほどではなかろう。
各歌手は月に5ステージくらいかな。
ギャラはいかほどなのだろう。
ピンでやるには難しい。
多勢でやるには定収入。
昔の名前で…てのも善し悪しだのう。


コメント    この記事についてブログを書く
« パタヤ滞在2 | トップ | 浜松の空にハートマーク »

コメントを投稿

国内」カテゴリの最新記事