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1億3000万分の、独言(ヒトリゴト)

日常の一コマをマイペースに切り取ります

カフェ二態

2012年12月21日 | 独言
12月は皆勤賞(毎日更新)を狙ってみるぜ!!
ほほほ。
今日も出来るオンナは年賀状を50枚ほど仕上げてみた。
ふいーっ
汗が目にしみるぜ・・・

誰です、そこで「当たり前では」とか呟いた方はっ


ここまで計画が順調に進められると我ながらコワイ。
ついでにもう確定申告の領収書計算にとりかかっちゃおうかとか
思っちゃったりして。
コワイ。怖すぎるわ。


お昼には猛烈にうどんが食べたくて、
女子供向けな(だから自分も女だって)ランチを出す和風カフェに
駆け込んだ。
かぼちゃ豆乳クリームに暖かいうどんを浸けて食べる、ということがしたかったが
↑前に来た時やってた
今日はなかったので、「エビと野菜の豆乳クリームうどん」にする。
うむ。
女子供向けと罵られようが、ウマい。
罵っているのは自分?
ウマければなんでもヨロシ。

食後の有機ブレンドコーヒー。



こちらのランチにはカレーもあり、
店内はカレーのスパイス臭がほどよく漂っていたのだが、
匂いに釣られたのか、
隣に座ったおばさま二人組が注文を取りに来た店員さんに
「で?どれがカレー味のおばんさいなのかしら?」と聞いていた。

※おばんさいを2~3種選ぶランチコースがあります。

店員さんが笑いながら「カレー味のおばんさいはございません。
ランチメニューにカレーがあるので、カレーの匂いはしておりますが・・・」と
答えると、
おばさまの一人が
「あらそう。じゃ、このうどんのコース、カレーうどんはないの?」と
言って、また店員さんを笑わせていた。
聞こえた私もつい吹き出してもーた。

だから、ランチメニューのひとつのカレーの匂いが漂ってるだけなんだって。
気づいたおばさまたちも大笑い。
「頭がカレーから離れないわー」
うぷぷ、確かに。
匂いの影響って大きいですね。


左隣に座っていた女の子二人組は
「なんだか寒いね」
(古民家を改造したおしゃれカフェなので、すきま風が入るのが玉に瑕)
と言って、店員さんを呼び、
「すみません、これ冷房ついてますか?暖房にして欲しいのですが」と
真顔で言っててこれまた私を吹き出させそうになった。(今度はこらえた)

店員さんも苦笑して
「すみません、これでも暖房をガンガンに効かせてるんです・・」と、
ひざ掛けを二人に持ってきた。
いやいや、おねいさん。
いくらなんでもこの季節に冷房はないでしょう。


カフェ2態でした。
盗み聞きじゃないですよ。隣との距離が30cmくらいしかないから
音楽でも聴いてない限り、聞こえちゃうんです。
でも今日はなかなか面白かった。クチャラーさんにも当たらなかったし。



夜はちょいと長野に移動してきます。









デキる女

2012年12月20日 | 独言
食洗機に味噌汁のお椀を入れていたら、指にピチャッと水仕様のものが付着。
匂いを嗅いだらお味噌汁の匂いがしたので、
深く考えずにペロッと舐めたら・・・・



ノオオオオオオオオ!!!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻


なんと食洗機に先に投入した洗剤だった
おえー!!ゴクッて嚥下しちゃったよ。
おえー!!!

急いで口をゆすいで(すすいで)うがいをしたのだが、
口に広がる気持ち悪い味は消えない。
ってか、大丈夫か私。
死んだりしないのか、コレ。

なんかこういうときって塩水でうがいするのがいいような気がしてきたので
突発的に塩水を作ってうがいをしました。
子どもの頃、家にいたら妹が流しでゲーゲーやっていたので、
「何してんの?」って聞いたら、
涙目で「マーガリンかと思って舐めたら、接着剤だった・・・」と
流し台の上に置かれていた漫画の本を指差していた、

ことを思い出した。
ふつー、漫画にマーガリンはついてないだろ、とその時冷静に思った
記憶がありますが、
血は争えんな・・・・
↑どんな血筋だ


今のところ生きているので、どうやら食洗機の洗剤はちょびっと舐めても
大丈夫なようです。
(決してまねしないでください)


ところで、皆さん年賀状はもう書きましたか?
私は今年もデキる女っぷりを発揮して、
11月中には年賀状をすでに準備し、いま、着々と一日20~30枚のペースで
書いては投函しておりまする。


なぜそれがデキる女なのかというとですね。
去年12月もあと何日で終わる、という頃に
大学のデキる先輩二人と忘年会をして、
何気なくもう年賀状を書き終わったと言ったら、
「すごーい!!」
「すごーい!!!!」
と本気で尊敬されまくったからである(笑)

ってか、この二人の先輩は、私の大学の部活周りでも相当できるオンナの
部類に入る人たちで、
ひとりは理工学部の大学院を出た後、
某日本最大手生命保険会社で経営に関わる部署にて40人近くの部下を持っていた人、
(今はビジネスコーチングをしている)
もうひとりは大手出版社を辞めて会社を立ち上げ、現在社長として
会社経営をしている人なわけです。
そんな二人は、まあ、超多忙なわけだけど
12月も押し迫った時期に、年賀状を書いているということで私を尊敬しまくるという。

始めはからかってんのかな、とも思ったけど、
どうやら本気ですごい!とおっしゃってるようだったので、
以来、「そうか、年賀状を元旦に届くように計画的に書いて出すっていうのは
デキる女のすることなんだな」と思うことにしました(笑)

デキる女は明日ももう30枚くらい書いて
投函することにいたしますわ
ふふふ。






体調優先なお年頃

2012年12月19日 | 読書
帰り道が寒いので、自販機で暖かい飲み物を買うのが慣例になっていることは
ここでも何度かいいましたが、
昨日は間違ってみるくちー(ミルクティー)買ってしまった。

どああ、しまった!
隣のゆずれもんを押したつもりだったのに!!


みるくちーは、私の中では、
婦女子の皆さんが①おしゃれかふぇで②ダブダブの袖の余った両手で
③大事に抱えてチビチビ飲むような「軟派な飲み物」に分類されている。
(自分も女ですがね
特に市販のホットは、なんていうか、生温かくて、乳臭くて、矢鱈甘い。
実は牛乳があまり得意でない。特に温かいやつ。
子どもの頃、ホットミルクは悪魔の飲み物だと思ってた。
現役時代は朝晩飲まなくちゃならなかったから、
キンキンに冷たくして薬だと思って一気飲みしてたけど。

なんでかなー
単純に母乳で育ってないからかなー(たぶん関係ない)

因みに同じ理由でカフェオレも準軟派系。
コーヒーショップでブラックコーヒー以外のものを頼む時は
豆乳か無脂肪乳にしてもらうか、ショットを追加して苦味を増やすか。

でも昨日は寒さのあまり、致し方なく「婦女子の飲み物」を口にしてみた。
うーん、やっぱりこの「優しいママの味」みたいな感じがダメだ

ところで『風は山河より』ついに読了しました!!

いやー、面白かった!
寒い中帰ってきて、お風呂でこれを読むのがサイコーでした。
止められないので一気に読んじゃって、おかげで少し寝不足気味。


しかし、武田信玄って強かったんだなあ。
でも実は織田信長に優るとも劣らず、結構一般庶民にはめーわくな大将だった
みたいですね。この本(原典は『三河物語』他)によると、
武田軍は進軍先で民家から寺から放火・略奪しまくっていたらしい。
まあ、三河側から見れば彼は侵略者なので、原典に誇張されてる部分が
あるかもしれないですが。

それにしても野田の菅沼新八郎定盈はやっぱりカッコよかった
地に満ち満ちた武田軍を恐れて、周りのお城の城主たちはさっさと武田側に
降ったんだけど、
たった400余の兵で野田城に篭城して、最後まで持ち堪えたんだから。
(最後は和議による開城)
織田や徳川らビッグネームの影に、こんなカッコイイ武将がいたんだねー

コレ、大河ドラマにしても面白いんじゃないかしら。
ちょうど安土桃山の直前くらいの話で、ビッグネームもたくさん出てくるから
割とみんな親しみ易く見れると思うんだけど。
(そして、どんな配役ならハマるか、妄想が始まる

宮城谷さんはもともと中国歴史小説を書く方なので、
表現はちょっと硬くて読みにくいところもあるかもしれないけど、
綿密な資料の読み込みによる話の進め方や
何より漢(おとこ)の描き方が白眉です。
ご興味ある方ぜひご一読ください。

さて、宮城谷さんの『三国志』(文春文庫)にとりかかるぞー!

・・・の前に少しインターバルを置かねば。
今ちょっと活字中毒気味な感じなので、面白い本が手元にあると
確実に寝不足になる。
これからの年末年始の繁忙期(含・忘新年会)、
寝不足じゃ乗り越えられんよ。ふいーっ。

体調最優先(含・忘新年会)は、ごく自然な流れのお年頃











いいまつがい

2012年12月18日 | 独言
盛り上がってきてますね。

ワタシ、ナニげにこの12月のブログ、皆勤賞。
因みに、1月上旬が提出期限の書類を先週やっつけたので、
今週は年賀状にとりかかるぜぃ。


一昨日石巻に行ってたので、宅配便が受け取れなかった。
宅配ボックスはあるのですが、手渡ししなくてはならない類のものだったようで、
留守中宅配のおにーさんが何度か足を運んでいたらしい。
ちょうど帰宅した直後にその日の配達に来てくれたので、
無事受け取ることができました。

大手宅配業者さんにはKとSがありますな。(NYもあるか)
2社合わせて4人のおにーさんがウチの地区の担当で、
それぞれ、①ぼっちゃんくん ②ザ・タクハイさん
③元クラスメートくん ④笑顔マシンさん
とそれぞれ(勝手に)呼ばせていただいております。

①ぼっちゃんくんは黒髪がサラサラで所作や喋り方がなんとなくお坊ちゃんぽい。
②ザ・タクハイさんは特に特徴もなく、まさに「宅配便のおっちゃん」って感じ。
③元クラスメートくんは、なんていうか、必ずクラスにいて、休み時間に
何人かの漫画好き男子と集まって『コロコロコミッ●ス』を読んでいそうな若者。
④笑顔マシンさんは「いや、そこまで満面の笑みを浮かべんでもいいだろう」ってくらい
常にもんのすごい笑顔で対応してくれるお人。

いずれにしても、顔が分かっていると安心して玄関を開けられますな。
昨今の宅配業者さんの地域密着戦略はすごくいいなと思ってますぞよ。


で、今回は④の笑顔マシンさんでした。
マンションのオートロック部分のモニター画像を見ても、
毎度めっちゃ笑顔だ。あんなに笑って疲れないのかな。

「寒い中何度も来ていただたようで、申し訳ありませんでしたね」
受領証にサインをしながら言う私。

笑顔マシンさん「とーんでもございますぅーーー」



はうあっ
Σ(゜д゜lll)


いやいや、聞き違いなどではない。
いま確実にこの方、語尾を「ございますー」にしたよっ

どっちなんだ、
私の謝罪について「ええ、ほんとに何回も足を運んで迷惑でしたよ」という
意思を表示しているのか。
はたまた単に間違えてるだけなのか。
(おそらく後者)

満面笑顔とそつがない人あたりの良さは宅配便業者さんとしては
まあまあ合格だが、
(見ている方は些か苦しいが)
その様子だと他の場面でも、笑顔のノリに任せて「とぉんでもございますー」って
言ってるんじゃないのかいな。
心配だよ、あたしゃ。

彼の上役が早く彼の「いいまつがい」に気づいてくれることを
切に祈る次第です。




二度寝と休日

2012年12月17日 | 読書
2週間ぶりのお休み。
お昼に川崎の友人宅を訪れる予定だったのですが、
ななんと起きたら10:30じゃないかっ!!

休みの気安さか、石巻への強行移動がよほど身に応えたか、
目覚ましを止めて二度寝してしまったらしい。
うわーん、
この頭がまっちろ(≒真っ白)になって目覚ましを二度見する感覚、
久しぶりだよーんヽ(;▽;)ノ

根性で11時に家を出た。
おかげで当初の予定より10分遅れたくらいで、友人宅に到着しました。
せっかくの休みなのに、なんで私、駅まで走ってんのよ、と思いましたが、
まあ休みを有意義にするためか、と思い直し。
(寝坊しなきゃもっとふつーに有意義)


現役時代は最大のライバルで、且つ代表では最強のチームメイト、
今は川崎で1児の母というJのおうちに、
去年までとあるチームのヘッドコーチをやっていたJの後輩のAとお邪魔する。
Jの手作りランチをいただきつつ、
(美味しかった!!Jの手料理を食べる日が来るとは、現役時代は
夢にも思わなかったなー)
ひとり息子のRくん(1歳とちょっと)と遊ぶ。

両親が元選手でデカいので、必定息子もでかくなりますが、
まだ彼は2歳になったばかりです。

Rくんテレビに夢中の図。
京都のAさん、彼はこどもチャ●ンジのしま●ろうくんに身も心も持って
いかれている様子でしたよ!
何が彼の琴線に触れたのか、Aが持ってきた車のカードを私たちに差し出して、
裏に書いてある車種名を読み上げてもらって彼の手に手渡してもらうという遊びが
とてもお気に入りのご様子でした。
テレビに気を取られた瞬間に、すーっと離れようとすると、
カードをよいしょよいしょと集めてこっちに持ってきなさる。
しょ、食後のコーヒーをゆっくり飲ませてくれい

しかも全然人見知りしないの、この子。これは完全にご両親の気質です。
子どもの一挙一動に大笑いしつつ、元仲間の二人とはリラックスして四方山話。
大変楽しゅうございました。


ずっと読んでいる宮城谷昌光さんの『風は山河より』(新潮文庫)、
ついに5巻に突入しました!(全6巻です)
若かりし信長、家康が歴史の舞台に登場。
信長が戦に鉄砲を導入したため、
戦法や城のあり方などを見直さなければならない、という時代に入ってきました。
私の菅沼不春定則さまは既に鬼籍に入り、
ななんとその息子の定村さんも若くして戦死。
今は不春さまの孫にあたる、新八郎定盈(さだみつ)が15歳で家督を継ぎ、
野田家を引っ張っておられます。
が、この方は将としてのなかなかの器を持ちながら、
若くして戦で父(定村)を殺され、
たった一人の実弟に命を狙われたため彼を勘当・追放し、
今川方に人質に出していた妻(婚姻当時ななんと12歳)を
磔の刑に処されるという、何とも孤独で可哀想なことになってたりして。

昔の殿様って孤独だったんだなー
いや、どの組織でもリーダーっていうのは孤独なもんか。
・・・ちょっといいこと言いましたよね?アタシ(笑)

何回読んでも新鮮な視点なのですが、
私たちが通常、日本史の授業などで知る信長や秀吉・家康の時代はいわば、
日本の歴史(もしくは日本国)を空から鳥瞰する立場で見ますが、
この『風は山河より』は『三河物語』をベースにしているので、
立ち位置が三河の地なんですよね。
桶狭間の戦い(信長が、圧倒的に数にまさる今川義元を倒した
日本史としては時代が変遷するひとつのポイントとも考えられる戦い)も
「今川義元が織田信長に斬られたらしい」という風聞から入ってきて、
忍びの者が情報をとりに行って漸く知れるわけだし、
遠く甲斐の武田信玄が、上杉謙信と川中島に於いて3回もあいまみえたらしいと
聞くが本当だろうか、みたいなことになってたり。

三河周辺に沢山あった城主たちが、しっかりその地に足をつけて、
父や祖先たちが守り抜いてきた城と領民と配下の者たちを守らなければならないという
それだけの存念で、隣の土地の城主と競り合ったり、
ひとつまた向こうの城主と組んだり、
或いは織田側についたり、今川方についたり、ということを
一所懸命、一所懸命やっているわけです。
鳥瞰するよりもよりよく日本の歴史が見えてくるなあと思います。

よおしよし、また面白くなってきたぜ、と思っていたのですが、
本当にたまたま、
東北新幹線の車内誌に武田信玄の記事があって、
当時の勢力図が分かりやすく載っていた。
そうそう、これこれ。

この記事では三河は今川方に属していて、織田の尾張とは対立関係に
なっていますが、
今川義元が桶狭間で織田勢に斬られ、氏真が今川の家督を継ぐと
今川の磐石な体制が揺らぎ、三河は織田に着く者と今川に着く者に
分かれ始めます。
家康はそんな中で起(た)って行くんですけどね。
この勢力図はちょうど『風は山河より』の第2巻とか3巻くらいあたりに
相当するのかなあと思ってみてました。

いよいよクライマックス突入!
ちょっとした電車移動の時間もウキウキってもんです!












009

2012年12月16日 | 紀行
石巻駅前には、紅一点の「003」。

今、ウィキってみたら、フランス人でフランソワーズちゃんですって。
しかも009の彼女。きーっ!←わかりやすく009が好き

しかし、ウィキ読んでみたら、『009』ってよく出来てますね。
サイボーグ009の登場人物
「動力は小型原子炉と食料の並列式」ですって。
一人一人のキャラも過去もものすごい立ってる。
改めて石ノ森章太郎さんの発想力に脱帽。


石巻でイベントが終わった後、タクシーに飛び乗って、
石巻駅前から出ている仙台駅までのバスに乗って、
10分しかない乗り継ぎ時間の新幹線に乗るべく、走る走る走る。
新幹線にギリギリ間に合って、現地で持たされた石巻名物が沢山入った
豪華弁当をウキウキと開ける。

・・・・・・・
豪華だが、走ったので中身がかなりひっくり返っています。
手前に来ているハンバーグは多分、右上の仕切りにあったものと思われます。
他、煮ホタテが入っていたり、牡蠣の揚げ煮があったり。
右真ん中には金目鯛のお頭が見えますね

もともとあった場所と思われるところにいそいそとお料理を戻して、
いただきま~す。
お腹すいたよー
もう16時だよー
バスの中では匂いが篭って、開けられませんでした。
乗車率100%の新幹線、となりに乗った男性はきっと
「おやつにこんなでっかいお弁当?」って思ってるだろうなー
思ってないかもなー
パクパク。

お茶は
「あなたの抹茶」だそうです

あたた。
走ったからか古傷の膝が痛いわ



開票が始まりました。
民主は惨敗の予感です。
しかし、今回はこんなにある意味「面白い」選挙だったのに
投票率が前回より下がったんですってね。




石巻

2012年12月15日 | 紀行
16時に練習を終えて、大荷物をえっちらおっちら背負って東京駅へ。

ハヤテ君に乗るんだもーん!

東北新幹線は福島で降りることが多いので、
ハヤテ君に乗る機会は、意外にあまりないのであった。
(ハヤテ君は福島をすっ飛ばし、大宮のあと仙台に止まる)


で、今どこにいるかというと石巻です。
明日こちらでイベントのお手伝いをします。

しかし、今回のイベント会社さんと書類とメールだけをやり取りして、
石巻への行き方はサラッと確認していたのみだったのですが、
いやいや、まだまだ大変であった。
東京にいると、震災の復興はまだまだ進んでいないんだってこと
やっぱり忘れちゃうなあ。

JR仙石線は全面復旧していないため、
仙台で乗って松島海岸駅で一旦下りて、代行バスに乗って矢本駅へ。
そこからまた仙石線に乗って終点石巻へ向かうのである。
松島海岸駅から代行バスへは職員さんが丁寧に案内してくれるし、
仙台駅で普通に石巻駅までの切符を買えば、石巻駅の自動改札から出られるので
さして問題はないといえばないのですが。
でも、電車に乗っている間はちょっと不安で、挙動不審になった。

仙台ー石巻間は仙台駅からバスも出ているので、
乗り換えしなくていいからこっちのほうがいいかな、とバス乗り場まで行ったのですが
通勤通学時間帯だったせいか、ものすごい長蛇の列。
とても全員乗れそうにない。
結局また仙台駅の仙石線のホームへ戻ることにした。

松島海岸駅から矢本駅までの代行バス。
車窓から見える景色は真っ暗。
ところどころ人家のあかりは見えるものの、
本当にポツポツと、です。
後ろの方に陣取っていた、地元の女子高生と思しき子達の笑い声が、
普段なら「うるさいな」と感じるかもしれないけど、逆に救いでした。


そうこうして着いた石巻駅周辺も、
ちょっとびっくりするくらい暗い。
ホテルまで徒歩5分ということだが、それらしき建物は一向に見えてこないし、
時折忘年会帰りの地元の方々とすれ違うものの、かなり心細い。
うう、徒歩5分とは言え、駅前のタクシーに乗ればよかったかしら

・・・と結局例によって道に迷っていたことが判明したのですが(笑)
あまりお店が開いていないのですが、
一軒見つけたたこ焼き屋さんに教えていただきました。

ホテルに着いてホッと一息。
よかった。
たどり着けた。


開いているお店や灯りが少なかったですが、
商店街はしっかり建っていて(夜目には)、
ところどころに石ノ森章太郎さんの「009」の戦士たちが立っています。
もともとこちらには石ノ森章太郎さんの「石ノ森萬画館」があったのですが、
被災して、今年の11月に再オープンしたとのこと。

この方は006さんだったかな?違った??


最近009は劇場化されて話題を呼んでいましたが、
確かにオリジナルの彼らには悲壮感が漂っていて、あれがなんていうか
セクシーだったんですよね、Uさん。


ホテルの部屋にもいらっしゃいますよ。



駅も商店街も一見普通に建っていますが、
石巻や女川は、今回の震災で本当に甚大な被害を被ったのですよね。
こちらのブログが、震災から現在までの石巻を、地元目線で
写真とともにご紹介なさっています。
去年の震災の記事は、涙なしでは読めません。
石巻百景
私が道を教えてもらったたこ焼き屋さんも
こちらで紹介されていました。

・・・明日、頑張って働いてきます。


そうそう。
明日は東京にいないので、不在者投票を済ませてきました。
今回ほど結果速報が待ち遠しい選挙はありませんね。
持っている権利は駆使せねば!!






不思議な一体感

2012年12月14日 | 独言
ふくしまからりんごが届いた。

もちろん、放射線量はクリア。

毎年、高校時代の同級生のおうちで営んでいる果樹園から
この時期りんごを送っていただいていたのですが、
原発・放射線事故の影響で、今年から廃業の方向で規模を大幅に縮小されたとのこと。
ご夫婦でやっていらしたのですが、たまたまおばさんの方が
作業中大怪我をなさったりしたのがきっかけになったそうですが。
にしても、放射線騒ぎがなければ、恐らくすぐには廃業という話には
ならなかっただろうに、と返す返すも残念。

最近、ふくしまのりんごは市場にめっきり出回らなくなりました。
地元では農産物の価格は震災前の水準まで回復しつつあるとのことですが・・・
今、長野なんかに通っているので、たまに長野でりんごを買ってきたりするんだけど、
なんでだろうね~
ふくしまのりんごの方が美味しいような気がするのです。

と、ここ2年はちょっと寂しい冬だったのですが、
今回のりんご、福島の然る筋から贈られてきました。
わあい!ありがたくちょうだいするぜい!

しかし、ものすごくデカイ。
隣に500mlのペットボトルをおいてみました。

ペットボトルの高さの半分以上に到達するくらいの大きさ。
サンふじという品種です。

早速剥いてみたら、甘くてシャキシャキ。
なんつーか、気のせいかもしれないけど、舌に馴染んだ甘さな気がする。
これこれ。
こうでなくっちゃ。


ところで、昨日夜はふたご座流星群のピークだったそうですが、
みなさん、流れ星、見ましたか?

私は例によって22時頃トボトボ家路に着いておりましたが、
空を見上げることがあっても、流れ星は見つけられませんでした。
月もなく、空気も澄んで、都心でも暗い所ならかなり星が見えたのですけどね。

帰宅してPCを立ち上げたら
「今がまさにピーク!」「今日は月もないのでよく見える」
的な記事が沢山。
そそられたけど、あまりにも寒いから外に出る気が100%起こらない。
どこかライブ中継してるサイトないかな、といろいろ探してみたら
ニコ動でどうやら見れそうということが判明。
とっても遠い昔に、ハガレンのアニメか何かが見たくて
アカウント登録していたような気がするので、
ダメ元でログインしてみたら、ななんと入れるではないか!!

白黒で画像はかなり粗く、「これ動画?」と疑うほどだったが、
一応オリオン座が目視できる。
流れ星がみたい一心で、しばらくPC前に座って画面を見続ける。
ニコ動なので、ユーザーのコメントが右から左に絶えず流れていて、
流れ星に似せてドット(.←コレですな)を沢山流す人もいたりして
「もう見にくいな」と思った・・・瞬間。

あ!流れた!!

あれ?あれ、そうだよね!?と思ったら、
「おおおおおおおおおおおおお」
「キタ━(゜∀゜)━!」といったコメントが一気に流れてきた。
流れ星も面白いのだが、見慣れてきたのか、
なんだかそのコメントがだんだん面白くなってきてしまった。

「え?今のそうなの?」
「これでこんなに見えるなら、もー外に行く!!」
「おかんがベランダなうw」
「おまいらのコメントのせいで見逃したー!」
「BGMかけたいな。なんか聴いてる?」
「メタル聴いてる」
「きーみーがーあーよーはーーー」

といったコメントがどんどんどんどん流れてきて、
私も思わずケラケラ笑い出してしまった。
もちろん私の部屋のPCの前なんだけど、
なんかたくさんの友達とあーだこーだ言いながら空を見上げてる気分になる。

星が流れるのを待っている時はコメントが少なくなるのも
面白い。
まるで、みんなが空を見上げて、間が持たなくてポツポツとくだらないことを
しゃべってる雰囲気。


じーっと眺めてたら、今度は画面左下の方に、太い光の線が一瞬見えた。

「見えたあああああああああああああああ!!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「もーだめ、ベランダに出て見てくる!!!」
「ちーよーにーーやーちーよーにーー」

と、またまた一気にコメントが増えて、これまたおかしくて笑ってもーた。


全く知らない人たちとの一体感がとても不思議な感じだった。
流れ星を見るという行為のせいか、コメント一つ一つにもあまり悪意を感じられる
ようなものがなく、
見たことも会ったこともない人たちと、
白い息を吐きながら空を見上げて大盛り上りしている気分を満喫しました。
なかなか面白かった。














4余り133

2012年12月13日 | 独言
昨日何気なく自分のブログを見ていたら、
「独言」カテゴリーに600という数字が見えた。

600!
へええー
自分のさして何の変哲もない日常をブログに日記として書くことを
600日も続けてきたのねー。
軽く1年超えてるじゃんか。

どんなに日記を更新していなくても閲覧数が「0」になることはないので、
ということは、
600日もこんなウンコ日記を私以外のどなたかが読んでくださってる
ことになるわけです。

因みに開設からは今日で1593日経っているらしいです。
1593日って・・・365で割ったら4余り133。
4年4ヶ月ちょっと!
マジか!め、めまいがする・・・
そんなに続いてきたんだなあ。

ありがとうございます。
(深々とお辞儀)


昨日こちらで紹介したカッコイイガテンさんたちがいる工事現場のとなりを
今日通ったら、みんなエラい若かった。
ダルビッシュみたいな髪型してて、ヘルメットから茶髪が飛び出ている。
私の先輩が個人で建築会社をやってる人と結婚しましたが、
彼がものすごく喧嘩早くてビックリした覚えがあります。
今日見たダルビッシュくんたちも、みな傲然と顎を上げて、主張が強そう。
(勝手なイメージ)
彼らに草食系はいないだろうなあ。
草食系ガテン職人って・・・・
いたら逆にお目にかかってみたい。

いずれにしても、この寒空の中、大きな資材を相手に淡々と作業していた
彼らはやっぱりかっこよかったです。


今日の写真。

青梅に住んでる知人からもらった、青梅のカステラバームですって。
梅の形をしているのがミソらしい。






カッコイイ男たち

2012年12月12日 | 独言
クリスマス限定バージョンの、各お店のバッグが好きです。
自分で買った品物なのに(´;ω;`)
ちょっと特別なプレゼント気分になります。

今年のスタバ、クリスマスバージョン。

もう片面には2匹のリスちゃんがいました。

タリーズやGAPのクリスマスバッグも好き。


そのタリーズでコーヒーをいただきつつ、ちょっと書き物をしていたとき。

私の席から見える、道路を挟んで向かい側のマンションでは、何かの工事の
作業中でした。
耐震工事か何かかなあ、とボーッと見ていたら、
上からものすごいスピードでモノが落っこちてきた!

わ!あぶない!と思ったら、地面に近づくに連れてスピードダウン。

よく見ると、上に人がいて、滑車にかかったロープで上にある資材を
下にいる人に下ろしているのでした。



見るとはなしに見ていると、
もう一人奥から、大きな資材をスタスタと運んで来て、
下におろしている先輩(多分)に「はい」と渡している(多分)。

数えてみると、このマンションは13階建て。
13階の屋上で、あんな大きな資材をバランスも崩すことなく持って、
柵も見当たらない足場をものすごく無造作に歩いていらはる。

ちょっとズームしてみました。
ガラケー写メの限界ですみません。

今、縦に細長い資材を、二人で「よいしょ」と(多分)ロープに結んでいるところ。
下ろす先輩(多分)はこのあと、ロープでするすると下に資材をおろし、
地面に近づくと、下で待っている人に当たらないようにロープをつかんで
調整してスピードを落とすのです。
その間、後輩(多分)は足場をスタスタと歩いて、次に下ろす資材を
ビル裏から持ってくる。
ということを繰り返している。

二人とも腰のあたりにロープを結んでいるのを確認できましたが、
まあ、なんていうか、動きがとってもスムーズで無造作なんです。
書きものも忘れてしばし見入ってしまいました。
ガテン系職人さん、すごいなあ。
カッコイイなあ。


ああいう、この寒さの中、身体を使って働いている人たちを見ると
すごいなあと思うのと同時に、
ごめんなさいという気持ちでいっぱいになるのが常です。
ヌクヌクと暖かいところでコーヒーなんか飲んでる
自分が恥ずかしくなります。
私の手なんか、彼らみたいに何かを生み出すわけじゃないのにな。
なのにいっちょ前にお金なんかいただいて生活してるんだもんな。


かと言って、
じゃあ私が今、ビルの13階に行って手伝ってみろって
言われたって、絶対出来ないだろうしな。


結局、彼らみたいに人の知らないところで身を粉にしている人たちのおかげで
私たちの生活が成り立ってるんだよな、と思う。
全作業を終えて下に降りてきたらしい、
一見普通のおじさま(多分)たちに、心から敬愛の念と
「カッコイイっす!」という拍手喝采を送りつつ。