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1億3000万分の、独言(ヒトリゴト)

日常の一コマをマイペースに切り取ります

世界遺産

2011年10月30日 | 紀行
盛岡に前乗りした際、ちょっと足を伸ばして平泉まで行ってきた。
↑といっても、運転は今回の相棒Aがしてくれたので、
私はただ座って連れていってもらっただけなんだけど
なんといっても世界遺産だからね!!

私は東北人なので、小さい頃訪れた記憶があるのですが
ほとんど覚えていない。
ただ、「東北の殿様」として奥州平泉藤原氏は何となく近しいイメージを
勝手に持っているのでした。

盛岡から車で1時間半。
ツタ●でCDも借りて、BGMも準備万端。
80年代の歌のオムニバスも借りて、私は「一人イントロクイズ」状態

とはいえ、今回これが目的で来たわけではないので、
目的地に着いたときは閉園まであと1時間という時間帯。
慌てて車を降りて、表参道の急勾配の坂(月見坂)を上がっていく。
紅葉はもう一つ、かな。


中尊寺本堂です。
中尊寺は天台宗の東北大本山。

ご本尊は阿弥陀如来。
今回初めて知ったのですが、阿弥陀様は戌年生まれの守護本尊なのだそう。
ありがたやー

↑本堂の境内。

この後、薬師堂の「世界遺産記念限定」金色の目のお守りを購入。
近視&PC作業が多いもので、目は酷使している自覚がございまして。

この木が一番赤くなっていたかな?

あああ、「お手洗い」の看板はスルーしてください(゜∀゜)
参道や境内には沢山紅葉の木があった。
本格的に紅葉したらとっても綺麗だろうなあ。

さらに進んで、
宝物館である讃衡蔵をぱっと見たあと(閉館時間が迫っていたので)
いよいよ金色堂へ。
奥州平泉氏の栄華の象徴。
国宝建造物第一号なのだそう。
撮影不可なので、覆堂(おおいどう)を撮影。
中の、金色の輝く光が漏れています

ご本尊はやはり阿弥陀如来さま。
ここの須弥壇には、中央に奥州藤原氏初代清衡公、左に二代基衡公、
右に三代秀衡公のご遺体と四代泰衡公の首級が安置されているそう。
(中尊寺HPより)
泰衡公といえばアレですね。頼朝から逃げて潜伏していた源義経を
自害に追いやって、その後自身も頼朝に攻め殺されてしまう殿様。

ずいぶん暗くなってきて、閉山時間も迫ってきたので、ここでタイプアップ。
釈迦堂や能舞台などには立ち寄らずに出口へ向かいました。


このあとは盛岡名物じゃじゃ麺かなーとかツラツラ考えていましたが、
駐車場近くにあったお土産屋さんでコロッケを立ち食いしたり、
お土産物を試食したりしているうちにお腹が満たされてきてしまった。
↑だいたい私はこの流れで、その土地の美味しいものをmissするのだorz
わかっちゃいるけど止められん

結局相棒ズはわんこそばに挑戦に行ったのですが、
私は宿泊先に帰りました。
だってわんこそばはすでに2回経験済み。東北人の嗜みですわ←ウソ

盛岡で食べたものと言えば・・・

帰りに新幹線で食べた駅弁。鮭といくら飯。
そしていつもどおり(笑)最初の影形は跡形もない、とな。














宮古市

2011年10月29日 | 紀行
岩手から帰ってきました。
岩手では寒くて、あまりにも頼りない感じだったフード付きダウンベスト。
東京に着いてコレで外を歩いていると
「うう暑い、これ」。

盛岡からさらにバスで2時間。
三陸沿岸部の宮古市に向かいます。
106線というバスが1時間に1本出ていてとっても便利。
震災の後も、このバスが人や物資を運ぶのに大活躍したのだそうです。
懐かしい感じの切符。厚くて、硬い。

途中、道の駅で3~5分トイレ休憩をします。

さすがに少しずつ紅葉してきていますね。

車の縁石替わりに居た小人さん。

しかし、盛岡市内や宮古までの道中を見ている限り、
震災の影響はほとんど確認することができませんでした。
宮古市に入った辺りで仮設住宅と思しきおウチが建っていたくらいかなあ。
もちろん細かいところや、以前の姿に比べると変わったところは沢山
あるのでしょうけれど、ぱっと見には全くわからん。
こんな短期間でこんなにちゃんと生活を「戻す」なんて
東北の人は本当にすごい、と思いました。

宮古駅到着。

バスを降りると、今回お世話になるチームの保護者さんが車で迎えに
来てくださっていた。

今回私たちが訪れたのは、宮古市でも千徳地区といって、津波の直接被害が
ほとんどなかった地域のチームです。
ただ、津波の直接被害はなかったからといって、電気、水、食料のライフラインは
長い間復旧せず、大変な思いをされたそう。
「少し時間があるので、体育館に行くまで街を回ってみますか?
街の半分は完全に『なんにもない』状態だけど」と、サラリとおっしゃる。
「そうそう、信号も実は一昨日復旧したんですよ!
一昨日になるまで信号があるなんてこと、すっかり忘れてました!あはは」
サラッとカラッとおっしゃってる感じが、逆に体験した人の現実味を感じさせた。

駅から海の方へ近づくにつれて・・・私たちは絶句。
きれいに片付いているが、本当に何もない。
分譲中の団地みたいだ。
かろうじて家の礎部分が残っていても、ほとんど更地。
たまに大きな建物は残っていても、壊滅状態になっているか
営業していないお店か。

「ここはずいぶん高かったんですよ。電信柱の上に捕まって
助かったなんて人がいましたからね」
「ああ、ここには大きな船が引っ掛かってました」

海辺に魚市場(があったところ)があったが、
かろうじて市場だったのかなあ?という感じ。
ところどころある堤防の切れ目から覗く、青くてキラキラしたあの海が・・・

流されてしまった辺りのところは、高い堤防があった。5~6mもあるだろうか。
案内してくださったお母さんがおっしゃるように、高い堤防が続いている
辺りは、おかげでその向こうの海の様子がほぼ全く見えないのだ。
高台にいた人には、波が堤防を超える様子が見えただろうけど、
ここにいた人たちはいきなり波が堤防を超えてきたというふうにしか
見えなかったそう。

ここにも家がちゃんと沢山建っていたんですよ、とお母さんはおっしゃるが
あまりにも更地。
写真を撮るのもはばかられたのだが、お母さんが車をUターンさせるときに
(つまり建物がないので、道路もどこにあるのかが分からず、行き止まりまで
行ってしまったのだった。もちろん道路標識の類は皆無)
1枚だけ車内から写メさせてもらった。

こんな更地が街の半分、延々と続いているんです。


うーん・・・と言葉をなくしつつ、目的地の千徳小学校へ向かう私たち。
お母さんいわく、千徳地区は津波の直接的な被害を受けなかったため、
同じ被災地でありながら「被災している」と認めてもらえず、
被災した方々向けに行われているあらゆる催し事に
「呼んでもらえないんですよ」。
だから、今日は皆さんが来てくださるのを子供も大人もみんなで
とっても楽しみにしてたんです、とのこと。
今度は別の意味で、うーん。

大変失礼だけど、大人の方がそうおっしゃってくれていても
肝心の子どもたちが「そう」じゃないケースは往々にしてあるんだよな・・・
なんてチラッと思ったのだが、
これが嬉しいことに完全に杞憂だった。
学校についたとたん、今日受講してくれる小学1年生から6年生までの
54人が、寒いのに私たちの会社のTシャツ姿で、大拍手でお出迎え。
帰りも、バス停まで男の子が3人ついてきてくれて、
私たちが乗ったバスが見えなくなるまで、ずっと手を振ってくれた。
こんな大歓待はここ数年、ついぞなかったなあ。

そして驚いたのが、子供たちがとにかく明るくて元気で人懐っこいこと。
1年生の男の子は話しかけたそうに傍に来るのに、こちらが話しかけると
ニヤニヤ・モジモジ。
4年生の男の子は休憩開け1分前に私のところに来て
「(講習を再開する)時間ですよ。やりましょう」と私を見上げる。
私「まだ1分あるけど、いいの?」
「いいですよ。やりましょう。集合かけてください。みんな集まって
きますから」

事前に車の中でお母さまに相棒Gが
「どんな子達ですか?」と聞いたとき
「人の話なんかぜーんぜん聞いてないですよー。特に男の子は」なんて
おっしゃっていたが、いやあ、なかなか。
久しぶりに子供らしい子供たちを見たなあ!って感じ。
教えるのも俄然楽しかった。
こちらが言うことをあまりにも一生懸命やってくれるのが嬉しくて、
途中私が予定の時間配分を無視して暴走しかけ、相棒ズにたしなめられた。
ごめんなさい

しかし、怖い思いや辛い思いを沢山しただろうに、
元気に笑って走り回っている子供たちを見ていて、
この国の一成人として心底ホッとしたし、また嬉しかった。
きっと周りにいる大人の方々がしっかりと、この子らを守っているんだろうなと
思った。
屈託のない笑顔と「また来てね」に
私たちの方こそが勇気とエネルギーをもらえた、貴重な一日でした。















遊んでます

2011年10月28日 | 独言
大人の皆様の「遊ぶ」ということが、
夜遅くまで仲間と飲むことなのであれば、
今週は順調に「遊んで」且つ溜まったお仕事をしております。

大学のリーグ戦中は練習と試合が最優先になるため、
夜に友人とご飯に行ったりお酒を飲んだり、
他の仕事を土日に入れたりが一切できないのでした。
先週で一段落したため、(もちろんインカレがまもなくありますが)
今週は、会おうと思って会えなかった人たちとの飲み会や、
お仕事を詰め詰めしております。
久しぶりに終電を逃すなんて経験も。いやー、何年ぶりだろ。

心の栄養ってやつですな。(財布の中身は確実に反比例するが)
学生と話すのはすごく好きなのですが、たまには同年代かそれより上の
人たちと会話もしたい(笑)


渋谷あたりで、終電ギリギリまで。
宮崎料理店で旧知と他愛もない話をズラズラと。

↑チキン南蛮は外せなーい!!
でも肉巻きおにぎりがなくてちょっとがっかり。


そんでもって、今日は盛岡に来ています。
明日宮古に移動して、講習をします。
今日の電車のお供は・・・

「幸せのクリームパン」とアセロラ味の「Skal」。
それから、数日前にハロウィンにまつわる素敵なご本をいただいたので
私の中でハロウィン熱にちょっと火がついた。

「ステラおばさんのクッキー」で売ってたハロウィン限定ギフトを
今回の仕事の相棒たちとのお八つにしよう、と購入。
え?重陽の節句?
あ、それも大事だけどハロウィンも楽しいよね(笑)

本と言えば・・・

『猫を抱いて象と泳ぐ』(小川洋子 文春文庫)読み終わっちゃいました
大事に少しずつ読もうと思ってたのに、途中から面白すぎてちょー集中して
読んでしまい、気づいたらもう4分の3くらい終わってたorz
市井を一生懸命生きる、力が無くてちょっと不格好で、でもものすごく優しくて
無垢な人たちのお話。
そして小川さんならではの、残酷で淡々とした結末。
しかし、この人の文章は本当に美しい!!
読みながらストーリーに泣きそうになり、
美しい文体に震えたりします。
日本にこんな作家さんが居てくれて嬉しい。
よかったら是非ご一読ください。

盛岡、寒いです!!!













喉元過ぎれば

2011年10月26日 | 独言
ちょいと、そこのおねいさん。
ご存知でしたか?

にゃ?

歯は詰め物をしていても、周りから虫歯になるんですって。


おりゃー知らなかったよorz
一度治して詰め詰めしたんだからもう大丈夫なんだって思ってた。
油断したんだぜ、ちきしょー。

ずーっと調子が良かったので、半年ごとの定期健診をサボっていたのだが
なんだかここ1ヶ月、左上の歯の辺りがワヤ~ンとする。
でも、ここは詰め物してあるから大丈夫なはず、と思い込んでた。
まあとりあえず診てもらって、また定期健診を再開しようと
軽い気持ちでかかりつけの歯医者さんに、超久々に予約の電話を入れたのだが。

最初に診てクリーニングをしてくれた、
アイメイクにド気合が入った女性の助手さんは
(歯科衛生士さんは通常マスクをするから、
アイメイクに気合が必要ってことよね)
問題の私の歯の左上部分を診て、「レントゲンを撮る必要がありますが、
この歯の前の歯が欠けているので(詰め物がってこと?)これが嫌な感じ
の原因になっているかもしれません」
とおっしゃったが、
さすが院長先生は診るなり一発で「ああ、これは・・・時間が掛かりますね」と
一言。

さ、さすが院長。かっこいい!
って、違。
えー、ショック!そんなにひどいんですか???(すでに涙目)

久々に「きゅいーん」の機械の音を自分の歯の振動で聴く。ううう。
レントゲンを撮って詰め物をとってツンツンしたら・・・あだだだだ!
痛いっす、院長!!!

あーあ・・・しばらく痛い目に遭わなくてはならないようだ。
歯医者って、通って痛い目みてしばらくは「二度と行きたくない」って
三食ちゃんと歯を磨いたり、定期健診に行ったりするけど、
喉元すぎるとわすれちゃうんですよねー
でももう年齢的に痛いの我慢するエネルギーはないのだ。
今回治したら、今度こそ今度こそちゃんとしますから、
痛くしないでください、神様・・・ううう←苦しい時のなんとやら


歯医者さんの後、久しぶりに映画に行ってみた。

『東京オアシス』を観たけど、う~ん・・・
(以下ネタバレが少々含まれます)



小林聡美&もたいまさこコンビは何をしてもいいというわけでは
ないのだよなあ、という感じ。
「前作」の『マザーウォーター』もいまいちだった。
というか、目新しくなくなってきちゃったんだろうな。

ただ、今回の方が言いたいことが何となくはっきりしていたし、
キョンキョンよりは原田知世ちゃんの方が、
このシリーズの映画にはフィットする気がした。
大好きな市川実日子ちゃんが思わぬ役で出ていたこと、
それから、加瀬亮くんみたいな草食系男子が案外一人で見に来ていると
いうことが面白かった。


最後はランチのデザート写真で。
プラス100円でこんな素敵な巨峰のワッフルが。きゃっ


・・・歯はどうした。
喉元すぎんの早すぎるんだけど(-_-;)










神社カフェ

2011年10月25日 | 散歩
10月下旬の陽気ではないなあと思いますが、
空はすっかり秋の空。


由緒ある神社なのですが、去年改築工事を行なって、
今はものすごい都会的(?)に生まれ変わった、赤城神社

同敷地内、本殿の隣にはマンションもあるのだー

改築をする前からこちらの神社にはカフェがあって、
神社のカフェってものすごく興味があって行ってみたかったのですが
そうこうしているうちに工事が始まっちゃって行けなかった。
そのカフェもリニューアルです。
ゆったり空いてて穴場かも。

御神酒のケーキとかもあるんだけど、
ミルクレープをいただいた。

流石神社カフェ。
なんとなく上品だなー

何もかもがピカピカで新しい。
本殿側から鳥居を臨む。

伝統の神社の歴史的風格・・・はイマイチ感じることはできないけど
↑赤城神社のご由緒、始まりは1300年とのこと
日本の神様は新しいものがお好きなのですよね。
伊勢神宮の式年遷宮は、そのために行われると聞きました。


小川洋子さんの『猫を抱いて象と泳ぐ』(文春文庫)に漸く手をつけました。
出だしから、ちょっと薄気味が悪い小川洋子ワールド全開。
彼女の世界はどこか調和が取れていないんだけど、登場人物が愛おしいのです。
ストーリーのサバサバ感は男性的な匂いもするけど、
やっぱり女性ならではの細やかな描写。
彼女の著作で一番初めに読んだのは『妊娠カレンダー』(文藝春秋)ですが
(芥川賞受賞作品)キレイなんだけど怖かった。
うわー、こんな本書くヒトいるんだーって空恐ろしかったのを覚えてます。

あー、でも読み進めるのがもったいない。
だって読み進めると終わっちゃうんだもんー




ビールタワー

2011年10月24日 | 競技
こちら、この土日に一足先にリーグ戦が終わり、
少々一段落しました。

いやー、永かった&しんどかった
この程度でクタクタになっちゃうんだから、
もっともっと長いWのコーチはホント大変だ。

ただ、大学のリーグ戦って、Wみたいに長いシーズンやっていく中で
チームを作っていって、最後に帳尻を合わせる的なことができないのですよ。
プレーオフのような所謂「仕切り直し」がないですからね
シーズンインの頃にもし何らかの事情でチームが出来上がっていなければ
その頃の成績が最後の順位にそのまま反映されてしまうのが
辛いトコ。
(うちはまさにシーズンインの2敗が響いた)

そして今年も最終日の最後の最後まで優勝は分からず、
また入れ替え戦争いも最終日までもつれ込んで熾烈な戦いが
繰り広げられました。
ウチは入れ替えはさすがに免れましたが、
あれ(入れ替え戦)ってほんとに精神的にキツイですよ・・・
4~5年前、今のチームのアシスタントだった頃、一度だけ経験したことがあります。
二度とやりたくないって思いました。

昨日は、選手は選手で楽しい打ち上げをしたみたいです。
もちろん、同席なんかしません。
何をされるかわからん(笑)
ただ、今日になってある選手に昨日の様子を聞いたら
「なんかみんな泣いてました」とのこと(笑)
ぷぷ。打ち上げで泣くなんてよほど悔しかったのかな。かわいいヤツラ

私たちはスタッフ同士で、簡単に。
私があまり強くないし、みんな次の日仕事がある人たちなのでサッと。
近くのドイツ料理店で。

こんな「ビールタワー」↓もメニューにありましたが、今回はパス。


大した大きなリーグ戦ってわけでもないのに、
終わるといっちょ前にドカッと疲れが。
今朝起きるのに、まーしんどかったこと!
(全然飲んでませんよ。私はビールコップ1杯も飲めませんから)









私80分、彼女40分。

2011年10月21日 | 独言
道路を歩いていたら、自転車のママ友さんたちが車を避けつつ、
道路脇で井戸端会議中。
通りしな「今日はなんだか車が多いわね」という台詞が耳に入った。

都内だし、まあ元々車通りが少ない場所ではないんだろうと思うけど、
そんな風には全然感じなかった。
毎日同じ道をお子さんの送り迎えなさっている(であろう。多分)
立場ならではなんだろうなあ。へえなるほど、今日は車が多いんだあ、と
妙に感心してしまった。

タクシーの運ちゃんなんかに言わせると、「5・10日(ごとーび)」は
車が多くなるのですってね。
今日は21日だから、関係があるのかも。


さて、今日は、らん友さんとひっさびさのランチ!!

多い時は月2回とかのペースでランチしているのに、
今回は私が海外に行っていたり、らん友さんが海外に行ったりしていて
3ヶ月くらいスケジュールが合いませんでした。
お互いに話すことがいっぱいありすぎて、どうしよう、どこから話せば
いいんだろう、って感じ。
久々で楽しみすぎて、昨日の夜は遠足前の子どものようにウキウキして、
わ~ん!と、寝る前にベッドの中で足をジタバタさせたくらいだった。

こういう時のお店チョイスは、とにかく長居が許されて、
コーヒーのお代りが出来る所。
回転を早くしなくてはならない人気店などは不向きです。
今日のお店もその辺りを重視してチョイス。

私は生ハムと彩り野菜のキッシュを頼みました。

結構、ずっしり目!
フォークで切ると、中から「彩り野菜」が卵とハムのいい匂いと共に
ボロボロと出てきた。
おいしそう!!


いやー、しかし、しゃべったしゃべった(笑)
らん友さんもお話なさるのだが、基本彼女は聞き上手なので
多分話している割合は私:らん友さんで2:1くらいと思われる。
気持ちよ~くしゃべって、もう少ししゃべれるかなあ、と思って
時計を見たら、すでにタイムリミットの時間!!
二人して夢中で2時間しゃべりまくっていたことになるなー
(でも2:1だから、多分私が80分でらん友さんが40分。)
気がつけば、ランチタイムで混みあっていたはずのお店は閑散として、
私たちともう一組を残すのみ。

年齢を重ねると、付き合う友人知人も淘汰されてくるように感じるが
(私だけではなく恐らくみんなそうなんだろうな、と思うんだけど、
自分の生活形態や限られた時間の中で、優先順位って言うのが
年齢を負うとはっきり見えてくるんだと思う。だからって
付き合いがなくなったってわけでは勿論ないんですけどね。)
そういう中で「この人とは幾らしゃべっても話題が尽きない」という
知人は、改めて貴重ですよね。

再会を固く期して(私だけか?)ひとまず今回はお開きとなった。
次回もなるべく早いうちにやりましょうぜ!!






まち散歩

2011年10月20日 | 散歩
曇りがちというお天気のせいもあるかもしれませんが
午後も3時くらいになると何となく薄暗くなる感じがありますね。
日が短くなったなあ。
東京は漸く気温が下がってきて、中秋から晩秋という雰囲気です。

こうなるともう外歩きが楽しくて仕方がない。
用がある場所に赴くのに、ほぼ必ず1~2駅前で降りて歩きます。
万歩計は毎日14000歩前後を示しているので、結構歩いてるようです。
いい陽気なのに、ウォーキングが気軽に出来ないわ、とぼやいている
実家の父母にはちょっと後ろめたい気持ちがありますが・・・

もう少し寒さが進んだら、お気に入りのコートを引っ張り出そう♪
巻きモノも加えよう。
洋服売り場のお姉さんたちとも意見が一致するのですが、
夏の服よりも冬の服の方が俄然楽しい。
(値は夏服より張りますけどね)


街はすっかりハロウィン様相。

ここ数年でずいぶん定着しましたねー
まるで当たり前のようにハロウィングッズが売られていることに
抵抗を感じて
「俄か西洋の行事だとー?!重陽の節句はどーした!
企業のたくらみに踊らされまいぞー!!」
なんて肩肘張っていたのですが
なんかここまで市民権を得ていると、ま、いいか、って感じ。
売り場でもフツーにハロウィングッズを楽しんでるし。

でもあたしは
「とりっく おあ とりーと」とかゆわれてもお菓子もあげないし
いたずらもされないからねー
それはよく分からない風習なんだものさー
↑こういう頑なさで損をする福島県民


桜の名所の辺りをらんらん♪と歩いていたところ、
なにやら、土手に生えている桜の樹を一心に見つめている男性に遭遇。
いきなり道路の柵の上に上がり、桜の枝に手をやる。
何してんのー、と土手の方に目をやってみると、他にも男性と同じ格好を
して桜の樹に登っている人たちが数名。

どうも剪定作業をしていた職人さんたちのようでしたが・・・
これがめちゃくちゃカッコ良かったんですけど

土手に生えている桜の樹なので、そんなに大木じゃない。
当然、身軽そうなワカモノ風です。枝分かれしている辺りに地下足袋の
足をかけ、枝に器用にもう片方の足を乗せて体重をかけながら
枝を剪定していた。
柵越えの職人さんも、樹の又に器用に片足をかけつつ、剪定する枝を
見繕っている。

桜ってきちんと剪定して手入れしないとキレイに花をつけないんですよね。
うおー、めっちゃめちゃカッコいい!!
これぞ、ザ☆職人。
日本男児の仕事、PART2!
(PART1は言わずと知れた流鏑馬。独断と偏見の雨嵐ですが)

信号待ちしながら、地下足袋で身軽に動く職人さんの、ヘルメットから覗く
すっきりした顎のラインを惚れ惚れとガン見。
働く男子はカッコいいな!!














ATM

2011年10月19日 | 独言
銀行のATMで順番待ち。
真ん中の機械が空いたので、キャッシュカードを差し込もうとしたら、
前の人の操作画面がそのまま残っている。
どうやら現金の預け入れをしたようで、預け入れ金額と残高が表示されたまま。

終わらせて初期画面を呼び出そうと思って、「確認」を押したら・・・

うをっ!!

キャッシュカードが返却されてきた!
預け入れをしたご本人が、お金だけ預けてカードを忘れた模様。

し、しかも、ここだけの話、残高がものすごい金額だったのだ
桁が大きすぎて、庶民の私はとっさに幾らか数えられなかったくらい。
(今もいくらだったか分からん。とりあえずイッパイ数字が並んでた)

いやーん!おばちゃん!おばちゃーんっ!!
確かおばちゃんだった!!

ピーピーと返却を告げるキャッシュカードをそのままにして
今出て行った「多分」おばちゃんに声をかけようと出口までダッシュする。
いや!このカードを抜き取らないと、声かけている間に
誰かが盗っちゃうかもしれないじゃん!!と思い直して、
出口からまた猛ダッシュして、ピーピー言ってる機械からキャッシュカードを
抜き取る。

また出口までダッシュ。
そう、たぶん、確かおばちゃんだったはずなの。
おばちゃああああん!!
(出口までダッシュ&ストップを1往復半。
普段街中を走らなければならない時は、出来るだけ運動を生業にしている
人に見えないように不細工に走るのだが←どんだけ自意識過剰、
今日はそんな余裕はナシ。
かなりキレのあるダッシュ&ストップだったと自負。)

数メートル先を歩いているおばちゃんに追いついて
「今●●銀行のATMにいらっしゃいましたか?」と声をかけると
「はい」という答え。
わー、このおばちゃんだった!良かった!!
ゆっくり歩いてらしたので、追いついた!

いやー、しかしお金持ってる人って外見じゃ分からないもんだわ・・・
なんて下世話な感想。
だってー!確認画面終わらせようとしたら、金額だって見えちゃうもんさー!
ごめんなさい。


その後、都内に住む実のおばあちゃん家に立ち寄ったら、
こちらでもどうもATMにて作業しなければならないことが一件。
おばあちゃんは「あの機械(ATMのこと)は全然使い方が分からないけど
自分で行く」と言ったが、
もののついでもあるので、私が行ってやっておく、と請け負っておきました。

私なんかはATMってめちゃくちゃ便利だな、と思ってるんだけど
世の人すべてがそうではないんだなあ、と改めて思ったです。
振り込め詐欺もなかなか減らないんだろうな。
よくATMを前に固まっている御年配の方を見かけますもんね。
(時間がある時はごくたまに「お手伝いしましょうか?」と声をかけるけど、
ATMだけに難しいですよね。不審者と構えられちゃうことだってあるし)

おばあちゃんは母方の母で、都内在住です。
小さい頃、おばあちゃん家に遊びに行くのが大好きでした。

《註:管理者より。
10月20日にここより下の記事は削除しました。ごめんなさい》









風流な「騒音」

2011年10月18日 | 独言
ウチの周りにはどうも歌舞伎の長唄か義太夫節をしている方が住んでいるらしく、
激し目の笛と太鼓の音とともに「ヨオ~ッ、(ポン)ヨッ、ヨッ」といった
大きな声が、ごくたまに洩れ聴こえてくるのであります。

うまいかどうかは私にはよくわからん。
だからプロなのか、仲間うちでやるような趣味の範疇なのか、
或いは好きが高じて、お風呂で私たちがカラオケの十八番を熱唱するがごとく
音に合わせて熱唱しているだけなのかは判別がつきません。

前に住んでいた部屋では、どこかのお家で練習しているピアノの音が
よく聴こえてきていました。
これが、何かジャズ調の曲を練習している風らしく、
いつも同じところで突っかかるんだな。
ピアノそのものの音も、まあ気にならないと言えば気にならないけど
気になると言えば気になる感じ。
しかも同じところで何回も間違えるから、イライラしている時は
「またかよ!」って、間違えた瞬間に声に出して突っ込んだこともしばしば。
数日経つと、「お、クリアしたな」みたいな(笑)

ところが、今回のオウチの長唄らしき「騒音」にはほとんどイライラしません。
珍しいせいもあるけど、ふふふ。その理由は分かってるんだー
長唄が聴こえてくると「どこのイケメン君が義太夫節を練習しているの
かしら」と妄想開始。
答えは・・・↓
2011年9月24日のハギコの日記
しをんちゃんの読み過ぎ!!


ところで、いつも買ってみよう買ってみようと思いつつ
出来ないでいたのですが、今日は買ってみた!!

左にさりげなく花(笑)

『THE BIG ISSUE』は言わずと知れた、ホームレスの人たちの自立生活支援を
目的とした雑誌。
ある駅の前を通りかかったら、男性がこの雑誌を片手高く挙げて立っていた。
好きな女優さんの一人、ジュリアン・ムーアが表紙だったので
えいっと。
以前、ある駅前で、同じようにこの雑誌を売っていた人に
「ああ、いたいた!」と駆け寄って「しばらく見なかったわね~」と
話しかけてた同世代くらいの女性を見かけたことがあった。
ああ、彼らを支援するという目的を持ってこの雑誌を定期的に
購入している人なんだな、と思いました。

この不況で、如何ともしがたくてホームレスにならざるを得なかった人もたくさんいる、と
テレビなんかで聞きかじってたし。
彼らの中でも自立しよう、自分で生活をしようと動き出している人も
たくさんいて、そういう人にちょっと応援って出来ないのかなと思ってて。
今度この雑誌を売っている人を見かけたら、絶対買おうって思いつつ、
そのままスルーしてしまうこと、数度。

今日も正直言うと、ちょっと勇気がいった。

身なりも綺麗だったし、爪や手もとてもきれいだったホームレスさん。
「ありがとう!ありがとうね!」とニコニコと雑誌を手渡してくれました。
初めて買ったけど、中身も面白かった。

だから何だって話だけど(笑)
体育会系の宿命か、頑張っている人には無闇矢鱈と
手を差し伸べたくなってしまう性。
たまに、本人のためにならないのに手を出し過ぎてしまって、
ああ、それは単なる私の自己満足に過ぎなかったんだなあ、なんて
反省することもしばしば。