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1億3000万分の、独言(ヒトリゴト)

日常の一コマをマイペースに切り取ります

お願いポラリス

2012年12月08日 | 独言
とってもどうでもいいのですが、
私、あの、所謂「クチャラーさん」ってダメなのですよね。


※ご存知ない方へ。
「クチャラー」とは、ものを食べる時に「くちゃくちゃ」「ぴちゃぴちゃ」と
音を立てて咀嚼する人のことです。


あの音、
神経を侵食されるような気がしちゃうんですよね・・・
って大袈裟ですかね。
でも耳について離れないー。うう・・・


だいたいクチャラーさんは(なぜ「さん」付け)自分がクチャラーさんで
あることに気づいていない場合が多いです。
つまり無自覚に周り(主に私みたいなの)を
「あ、この人そうなんだ。残念」と思わせている、と。


ところがですね。
コレが面白いことに、私のクチャラーさん遭遇率というのが
ものすごく高いのですよ。
たぶん自分が「嫌だ、嫌だ」と思っているからなんでしょうね。
気にしなければ気づかないのだろうに、
気にする=そのことばかり考えているってことだから、
存在に気づいてしまうのでしょうねえ。
困った。
半ば本気で困ってます。


東京の喫茶店やカフェって、お隣さんとの距離がすごく近いですよね。
「遭遇率」というのはつまり、このお隣さんがクチャラーさんであるという
確率です。
これが、ほんとに高い。

なんていうか、別に人に迷惑を掛けたわけではないし、
ぴちゃぴちゃ食べようがぐちょぐちょ食べようがその人の自由だし、
アカの他人がどんな食べ方しようが、気にしなきゃいいじゃないの、と
何度も何度も何度も言い聞かせてきたのだが、
なぜかこればっかりはダメなんですよ・・・・・(´・ω・`)
隣の席で無自覚にぴちゃぴちゃ言わせるのは、
ほんとに、
ほんとーに勘弁して欲しい。

一度知人とクチャラーさんが話題になった時、
「家族の人が気づいて注意とかしないのかなあ」と言ったら
「そういう人って家族の人の食べ方もそうだから、みんな気づかないんだよ」
とのこと。
ガクリ
だめじゃんかー!


昨日入ったサイゼリ●では、向かいの席のおじさまが、
その前に入ったサンマル●カフェでは隣の席のおばさまが。
ある日のスタバでは斜向かいに座った若いサラリーマンが。
またある日のスタバでは、隣の丸テーブルに座っている若い女の子が。

ああああ
老若男女、すべてクチャラーさん
ってか、この遭遇率。
日本人の中のクチャラーさん潜在率って、実はものすごい高いんじゃないの!?!?

今のところ対処法としては、ウォークマンのイヤホンを耳に突っ込むか、
席を移動するか。
でもたまに強力な方がいて、
耳から流れる音楽より更に大音量の「ピチャピチャ」が聞こえてくる。
ううぅ。
頭を抱えたくなる。


気にするから耳について離れない。
ああ、お願い。
食べる時はお口を閉めてくれ。
どんなイケメン君もカワイ子ちゃんも、
そして例えばどんなに好きな相手でも、
「ピチャッ」と来た時点で一気にドン引きです。

そんな私は、蕎麦は「ズルズル」ッと音を立てるのがマナーだと
信じております。
外国の方が眉をひそめるそうですが、
私の「ピチャッ」が許せないのと同じ感覚なのかなあ。
そう考えると、マナーなんつーのは個人差や文化差でしか
ないのでしょうけど、
実際にその場面に居合わせると、鳥肌が立ってることに気づいたりしますからね。


ところで。
昨日ご紹介した三浦しをんさんの『君はポラリス』(新潮文庫)は
装丁も綺麗。


短編集なんですが、「冬の一等星」がよかったです。