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1億3000万分の、独言(ヒトリゴト)

日常の一コマをマイペースに切り取ります

カッコイイ男たち

2012年12月12日 | 独言
クリスマス限定バージョンの、各お店のバッグが好きです。
自分で買った品物なのに(´;ω;`)
ちょっと特別なプレゼント気分になります。

今年のスタバ、クリスマスバージョン。

もう片面には2匹のリスちゃんがいました。

タリーズやGAPのクリスマスバッグも好き。


そのタリーズでコーヒーをいただきつつ、ちょっと書き物をしていたとき。

私の席から見える、道路を挟んで向かい側のマンションでは、何かの工事の
作業中でした。
耐震工事か何かかなあ、とボーッと見ていたら、
上からものすごいスピードでモノが落っこちてきた!

わ!あぶない!と思ったら、地面に近づくに連れてスピードダウン。

よく見ると、上に人がいて、滑車にかかったロープで上にある資材を
下にいる人に下ろしているのでした。



見るとはなしに見ていると、
もう一人奥から、大きな資材をスタスタと運んで来て、
下におろしている先輩(多分)に「はい」と渡している(多分)。

数えてみると、このマンションは13階建て。
13階の屋上で、あんな大きな資材をバランスも崩すことなく持って、
柵も見当たらない足場をものすごく無造作に歩いていらはる。

ちょっとズームしてみました。
ガラケー写メの限界ですみません。

今、縦に細長い資材を、二人で「よいしょ」と(多分)ロープに結んでいるところ。
下ろす先輩(多分)はこのあと、ロープでするすると下に資材をおろし、
地面に近づくと、下で待っている人に当たらないようにロープをつかんで
調整してスピードを落とすのです。
その間、後輩(多分)は足場をスタスタと歩いて、次に下ろす資材を
ビル裏から持ってくる。
ということを繰り返している。

二人とも腰のあたりにロープを結んでいるのを確認できましたが、
まあ、なんていうか、動きがとってもスムーズで無造作なんです。
書きものも忘れてしばし見入ってしまいました。
ガテン系職人さん、すごいなあ。
カッコイイなあ。


ああいう、この寒さの中、身体を使って働いている人たちを見ると
すごいなあと思うのと同時に、
ごめんなさいという気持ちでいっぱいになるのが常です。
ヌクヌクと暖かいところでコーヒーなんか飲んでる
自分が恥ずかしくなります。
私の手なんか、彼らみたいに何かを生み出すわけじゃないのにな。
なのにいっちょ前にお金なんかいただいて生活してるんだもんな。


かと言って、
じゃあ私が今、ビルの13階に行って手伝ってみろって
言われたって、絶対出来ないだろうしな。


結局、彼らみたいに人の知らないところで身を粉にしている人たちのおかげで
私たちの生活が成り立ってるんだよな、と思う。
全作業を終えて下に降りてきたらしい、
一見普通のおじさま(多分)たちに、心から敬愛の念と
「カッコイイっす!」という拍手喝采を送りつつ。