オリンピックも閉幕しましたね。
閉会式の日がちょうど移動だったので、どんな風に終わったのかは
よく分かりませんでしたが、
なんでも閉会式にはイギリス出身のスーパーモデルがキャットウォークを
披露し、スパイスガールズが一夜限りで再結成されたとか。
考えてみれば、ケイト・モスもステラ・テナントもナオミ様も、
赤毛で猫背なカレン・エルソンもみんなイギリス人ですねえ。
ナニゲにモデル量産国なんだ。
ほえ~
ともあれ、4年に1回の祭典を、現地でそれもほぼ真ん中に近いところで
見ることができたことは、すごくラッキーでした。
巡り合わせと運に、本当に感謝です。
・・・まあ、でも実際に出る体験が一番興奮するけどね!!!
あと1~2回でロンドンのご紹介を終われればなぁと思います。
テムズ川のロンドンブリッジからブラックフライヤーブリッジ辺りを
時間をかけて散策したのですが、
後で調べてみたら、結構な歴史的建造物がたくさんあったのでした

調べてから行けば良かった・・・
お土産をもう少し買いたかったので、近くにあったこじんまりとした
ガレリア(小さいモールみたいな、商業施設が集まったところ)に行ってみました。
真ん中に船のモニュメントがあって、いい感じだった。

週末とあってか、たくさんの人達がテラスでゆったりと朝食を摂っています。
休みの日にボリュームある朝食を摂るのも「イングリッシュブレックファスト」の
特徴なんですってね。

川沿いにはいい感じのテラスがいっぱいです。
ガレリアではちょっとしたお土産をゲットすることができました。
しかし、あとで調べてみたら、このガレリアはヘイズ・ギャレリアと言って、
実は、建設が1850年。あのタワーブリッジよりも古い、由緒ある埠頭。
世界各地から入港した船の荷受をしたため「ロンドンの食糧貯蔵庫」と
言われていたらしいです。
150年前にインドや中国から茶輸送専門の快速帆船が横付けされたのが
この埠頭。
船のモニュメントは、それを表しているのだそうでした。
ガレリアは最近になって再開発されているそうです。
・・・と、このようにですね。
フラフラ歩いているとすごい歴史的建造物に当たってしまうのが
ロンドンの魅力。
京都に近い感覚かなあと思いました。
ロンドン大火(1666年。市内の85%の家屋が消失したそう。)で
一度中世の都市が失われている辺りも似ているかも。
どうでもいいですが、世界最初の火災保険って、このロンドン大火で
生まれたらしいですよ。
ただし景観はあまり考えていないようです(笑)↓こんな感じ

地元の人の話だと、このビルが出来上がったのはごく最近。
オフィスが入ったテナントビルだそうです。
日曜日ですが、街のスイーツ屋さんは開店。
オリンピック期間中だからかな。
ロンドンブリッジから、タワーブリッジを臨みます。

ああ、また五輪マークが写りこんでしまった。
これ、五輪終わったら外しちゃうのかなあ。
第二次世界大戦で戦った英国海軍のHMSベルファウト号も見えますね。
このタワーブリッジが、マザーグースの有名な歌『ロンドン橋落ちた』の
ロンドンブリッジだと勘違いされることはあまりにも有名ですが
(昔、アメリカ人が勘違いしたままタワーブリッジのつもりでロンドンブリッジを
間違えて買い取ったなんて逸話もある)
「ロンドン橋、落ちた♪」のロンドンブリッジはこっちです。

はい、何の変哲もない、普通の橋でございますよ。
つまり、何回も落ちるので、何回もかけ直された、と。
でも、これこそ歴史の産物で、一番最初にかけられたのは西暦46年。
木製で、ローマ人が掛けたらしいです。
ロンドンブリッジからタワーブリッジの逆方向(上流方向)を見ると、
キャノン・ストリート鉄道橋。
そして今日は、あの鉄道橋の真ん中に見える、ドーム型の建物に行きたいのだ。
調べてないけど、たぶん歴史的建造物に違いない。
と、ただあのドーム型を目指して、只管歩く。
こんなお店もありました。

あとで調べたら・・・
私はどうやら「ザ・シティ」と呼ばれる、英国国王もシティーに入るには
ロードメイヤー(実際は名誉職)の許可を得なければならないという
伝統の自治都市辺りを歩いていたらしい。
実際には金融街なので、週末ゆえ閑散としていましたが。
ロンドンブリッジにあった、コレ↓がシティのエンブレム。
まだ歩く。
見えるんだけど、着きそうで着かないなあ。
入口と思しき場所発見!
遠慮します(笑)
口を開けて上を見上げたくなる荘厳さ。

キリスト教徒じゃないけど、有難い気持ちになりますなあ

←単に流されやすいヒト
正面に回ります。
広場にはたくさんの人。
入口には人だかり。
結婚式をしていました!

イギリス人って背が高いから、私あたりが背伸びをしてもまったく見えない。
はい、ここまで来て「無知にも程がある

」とイラっとした方ごめんなさい。
ここは言わずとしれた名所、セントポール大聖堂ですね。(後で調べた)
1666年ロンドン大火で消失したのち、1710年に再建。
入口広場の女性の銅像は、再建当時の君主であったアン王女。
イギリス国教会所属で(カトリックではない。既婚者だったヘンリー8世がこの
アン王女と結婚したくて、離婚を認めないカトリックの信者を止めて
新たに「英国国教会」というのを作ってしまったのだそう。)、
チャールズ皇太子と故ダイアナ妃が結婚した教会です。
ん?でもこのアン王女ってアン・ブーリンよね。
数日前に行ったロンドン塔で、無実の罪で処刑されてたあのアンさん・・・?
1時間と少し歩き回ったので、一息入れることに。
このあたりはカフェもちゃんと開店していますが、どこもガラガラ。
PRETというカフェをそこらじゅうに見かけるのですが、
やっぱり入って安心なココをチョイス。
お客さんが誰もいないスタバで、カフェモカホイップ抜き、ショートサイズを。

ショートと言いますが、日本のトールくらいあると思う。
一息入れたあと、とりあえずテムズ川方向へ出てホテルへ帰ることに。
目の前にまたいい感じの建造物が見えた。

向こうに「ロンドン・アイ」(観覧車)が小さく見えますね。
20年前に来た時はなかったけど、ミレニアム事業の一つで作られたのだそうです。
この建物はなんだろな、と後で調べたのですが、今は単にオフィスが入っている
テナントビルのよう。
それにしてもカッチョいいな、と思って更に調べたら、
このあたりは、今の刑務所のモデルになったブライドウェル宮殿の
跡地らしいですね。(17世紀。これもヘンリー8世の統治下。)
ロンドンってそんな話ばっかだな。
ブラックフライヤー橋(名前がかっこいい)を渡って対岸へ戻ります。

続きます!